10月31日の良く晴れた土曜日は、初めてロード乗りの皆様とご一緒に、境川で江ノ島へと走ってきたのであった。これまで、リカンベント乗りの人たちと走ったことはあったが、リカンベントでない、ロードレーサーと一緒に走ったことは無かったのである。
ちなみに、リカンベント乗りの我々は、リカンベントではない、普通の姿勢で乗る自転車を「アップライト」と呼ぶ。ハイ、どうでもいいことです(笑)。
今回ご一緒させていただいたのは、
うり坊さんのブログに集うロード乗りの皆様の江ノ島ポタリング。うり坊さんは、私の住む東京都日野市、京王線高幡不動駅の隣、南平にお住まいのご近所さん。浅川サイクリングロードについて検索していてうり坊さんのブログを見つけ、楽しい文章に魅せられてしばしば拝見していたところ、今回の企画。
リカンベントでロードレーサーに付いて走るのは大変なのは容易に予測できるのだが、今回はのんびりのんびりポタリング、とのことなので、チャレンジしてみることにしたのだ。結果的にはやっぱり厳しいものがあったのだが(笑)。
早起きして出かける。府中四谷橋右岸では、朝日をバックにシルエット。右端の歩行者が入っちゃって残念。(笑)
朝7時、多摩川の関戸橋下流右岸にある多摩市交通公園で集合。何度も一緒に走っておられる皆さんは顔見知りで、私は全員初対面。私、リカンベントなら詳しいのだが、ロードレーサーは区別ができない。お名前とお顔と自転車が一致しない(笑)。
私、即ち上り坂の苦手なリカンベントが多摩丘陵を越える場合、浅川〜湯殿川〜兵衛川〜東京造形大学の峠〜相原という、遠回りだが最も上りの少ないコースを行くのだが、今日は鎌倉街道を町田へとストレートに越えて行くコース。
大きな地図で見る
上の地図を時計回りで走り、126kmを走った。
皆さん、遅い私を気遣ってゆっくり走ってくださっているのはとってもありがたい気持ちでいっぱいなのだが、それでもやっぱり坂は辛い(笑)。ロードと一緒に走ると、リカンベントの坂の弱さをリアルに理解できる。
まあ、本当に思い知ったのは帰りだったが。
多摩丘陵を越え、ようやく境川サイクリングロードに到達し、コンビニで休憩。うり坊さんを囲んで会話に花が咲く。
うり坊さんは実にかわいらしく美しく明るくやさしい素適な女性で、周りの雰囲気を明るくしてくれる実に魅力的なお方だった。いやホント! この日は仕事の〆切りあけのバテバテの状態だとのことなのに、ご本人によればテンションを上げ気味で、ちょっと心配なくらいだった。
まあ、そんな心配するどころではなく、そのうり坊さんは私の風よけを買って出てくれて、私は助けてもらうことになるのだが、帰りで。
境川のサイクリングロードは、住宅街の中を走っている区間が多いのだが、時折、こんな風に和む風景が出てくる。ず〜っとこれならいいのになぁ、と思いながら走る。
境川を走るのは1年以上久しぶりだったのだが、前に走ったときには工事中だったエリアに
境川遊水地情報センターという施設が出来上がっている。サイクリングロードを走る自転車乗りにとっては、格好の休憩施設だ。
途中、サイクリングロードを離れ、
飯田牧場のジェラートで糖分補給。疲れた体にはこれがいいんですな〜
この辺りの有名なランドマーク、閉園された横浜ドリームランドの高層ホテルが見える。今は改装されて大学の図書館になってるそうだ。
ようやく辿りついた、シュールな小田急片瀬江ノ島駅。このデザインはやめた方がいいと思う。(笑)
江ノ島にきたら、やっぱり海の幸を食べないと! 「
しらすと伊勢海老の忠兵衛」にて、おまかせ定食をいただく。
お隣のうり坊さんの「しらすといくら丼」も旨そうだったので写真を撮らせていただいた。
江ノ島へ渡り、海岸でしばし風景を楽しむ。この風景を見ると、走ってきたなぁ〜と充実感がある。
さて、江ノ島からR134をしばらく走って、海岸沿いのサイクリングロードへ。
相模川の河口まで、気持ちのいいサイクリングロードが続く。サーフボードを持ったサーファーの人達が多いので、注意しながらのんびりと走る、気持ちのいい道。
相模川にかかるR134湘南大橋。
この日の写真はこれが最後で、何故ならこの後の帰路、相模川沿いの上りコースは、きつくて写真を撮ってる余裕が全く無かったから。いやー、キツカッタ!!!
ロードと違ってリカンベントは、上りで立ち漕ぎができないし、トラスフレームにできないので重量的にも不利。そしてもちろん、私の脚力不足もある。そんなこんなで坂の上りは苦手だ。
往路については、多摩丘陵越えはそれなりにきつかったけれど、それを除けばベースは下りだったからか、ロードの方々にも何とか付いていくことができた。しかし、帰路はイカン!
徹夜明けでしんどい筈のうり坊さんが、私の様子を見て風よけに先行して引っ張ってくれる。本当に申し訳ない。体力的にも消耗してきているし、上りベースになってさらにスタミナを奪っていく。徐々に徐々に離されていく。皆に付いて行こうと頑張るから、結果としてさらに消耗してしまった。
小倉橋までは遅れながらも一緒に走っていたのだが、ついに膝の痛みが出てきてしまって、皆様にブレークを申し出る。ここまで、皆さんが励ましてくれたり、おやつ係長のYasさんは途中の八百屋でバナナを買って待っててくれたりと、本当にありがとうございました。
もっと早く判断しなければいけなかったなぁ〜。このあたり、ペースの違う方々と一緒に走ったことが無かった自分の判断ミスであった。やっぱり無理はしてはいけない。もっと早く判断して、グループからブレークして、早め早めにペースを落とし、休憩を増やすべきだったと反省。今回はいい経験になりました。次の機会には、しっかりと判断したいと思います。それが、自分のためでもあるし、一緒に走ってくれる皆様にもその方が良いに決まってますからね〜。
走行ログ
http://oh1ninja.la.coocan.jp/bicycle/091031/091031.htm
走行計記録
走行距離 126.63km
実走時間 6:22
平均速度 19.8km/h

3