半年ほど前から読んでいるブログ、「
理系の人々」の作者、よしたにさんが単行本を出版した。
「理系の人々」を読んでいたので、行きつけの本屋に平積みされていた表紙に見覚えがあった。
タイトルは「ぼく、オタリーマン」。コンピュータシステムエンジニア、29才、彼女無し、よしたにさんの生き様コミック。
「オタクなサラリーマン」で「オタリーマン」というネーミングだが、よしたにさんのオタク度は決して高くないと思う。かなり面白く、確かにかなり切ない。
この本を買って、検索してみて初めて知ったのだが、
数年も続いているコミック日記サイトがあって、この本はそのサイトからの選り抜き描き直し版であった。
さらには出版までの出来事を綴っている
出版ブログ「よしたにの 出版できるかなぁ」があって、担当のクリスチーネ源さん(女性)と交代で記事を書いており、出版されたあとも販促日記になって続いている。
この「ぼく、オタリーマン」、発売から2週間で16万部を突破し、すでに5刷がかかっているほどのヒットぶり。
理系のサラリーマン、しかも本当にやりたいプログラマー仕事ができず、プロジェクト管理をやっているよしたにさんに、感情移入するところがとても多い。
だから、この本が売れてワタシもうれしい。スゴイ売れ行きにビビり、都内有名書店にサイン本を作りに行って店の奥でサインをしている自分に違和感を感じ、褒められ慣れずに褒められて背中に変な汗をかいているよしたにさんがとてもほほえましく、うれしい。苦労しているよしたにさんに、思いがけずかなりの印税が入ることも、とてもうれしい。
さて、昨日の出版ブログに、今朝6時50分からのフジTV「めざましテレビ」を見よ、との告知があったので、気合いを入れていつもより少し早起きをして、リアルよしたにさんのお姿を拝見した。
よしたにさん自ら、
出版ブログでも書かれているが、やはり書かずにはいられない。以下、よしたにさんへのメッセージ。
よしたにさん、はじめまして。私も理系、工学系のエンジニアで、今は現場を離れています。少しオタクを自覚しています。42才のバツイチです。ユニクラーです。
よしたにさん、あの格好はありません。いくら出演が決まったのが取材前日とは言え、それから行きつけのユニクロに飛び込めば、小ぎれいな格好はできたはずです(笑)。
担当のクリスチーネ源さんも、あの格好のよしたにさんを出してはいけない。本人が当てにならなければ、無理矢理にでもマトモな格好をさせるのはあなたの仕事ではないでしょうか(笑)。
よしたにさん、確かにマンガに登場するBMI20程度のやせ型の「よしたに」とは全く異なり、BMI28はあろうかという太り方。
トラックバックを辿って、もしこのブログへ来られ、このブログを拝見いただいたのならば、よしたにさんにはリカンベント自転車をお勧めします。
自転車というのは実はかなり理系のオタク好みの趣味でありまして、メカ好きも満たされるし、多種多様な車種やパーツの中からこだわりの1つを選ぶ作業もかなり楽しいものです。その上に、走っても楽しく、体にもいいのですから最高です。
寝転がって乗るリカンベント自転車は、尻にも腰にも負担が無く、デフォルトで視界が空なので、とても気持ちが良いものです。
というわけで、リカンベントで自転車通勤をお勧めします。片道20kmくらいまでなら、極めて気軽に自転車通勤できますよ。是非!

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