2013/1/31
育つノート ニューヨーク日記’12
ニューヨーク、マンハッタンから中距離列車でコトコト揺られてたどり着いた美術館
Dia Beacon(ディアビーコン)
http://m.diabeacon.org/sites/main/beacon
一日中をそこで過ごすことで、窓から注ぐ日の射し方の変化を感じ、美術作品の持つ様々な顔を知ることができる。
それも美術演出プランのひとつらしい。日光から作品を守る市内の美術館が多い中で、珍しい取り組みだなあと思う。
こちらは、そのミュージアムショップで購入した1冊のノート。
何気なく表紙をめくると。。

おや。

おや。

おやおや。

おやおやおや。

おやおやまあまあ。

あらやだ奥さん。

育つ育つ。

植物がどんどん育つ。

パタン。

こうして日本に連れて帰った育つノート。
色々書き込んで使おうかとも思っていたけど、勿体なくてできやしない。
ふとしたときに開いて、ニヤニヤしながら眺めて、パタンと閉じて、何か得体のしれない充足感を補給しているのだ。
うふ(○´∀`○)
2012/8/16
英語の謎 ニューヨーク日記’12
ハンズbe東京丸の内店出展最終日です。
常連のお客様はじめ、皆様のご来場ありがとうございます☆

そして、思いついたように書くニューヨーク日記。
疑問に思っていることがある。
たとえばこの画面は、先日ボストンに旅した際の格安高速バ
ス「BOLTBUS」の予約画面なのだが、ここの
1−877−265−8287
が
1−877−BOLTBUS
になるのかが大いなる謎である。
多分、「1192=いいくに」とか「5963=ごくろーさん」とか「6480=むしばゼロ」とかの類だとは思うのだが、なぜこれがこうなるのかが訳わかめ。語呂合わせにも程があると日本人的思想では感じるのだが、、うーむ。
こういう分野、得意な人がいたら教えてくださいまし(笑)
2012/7/11
小旅行 ニューヨーク日記’12
(相変わらずのスーベニール日記です)
ちょっと、旅をしてきました。ボストンへ。
ニューヨーク=ボストン間は東京=名古屋くらいの距離。
旅行者の需要も多いため、アメリカ東海岸では多くの高速バス会社がこの路線を売り出しているらしい。
そんな中から予約した格安バス会社「BOLT BUS」。片道4時間半をまさかの13ドル(約1,000円)で行けるという魅力と恐いもの見たさが相まって、クレジット決済ボタンを押してしまった。
そしていよいよ乗車当日。
結論から言えば、
思いのほか快適だった。
車体に車窓にどんな落書きがされていても、座席がひっくり返りそうなガタガタ具合であっても受け入れる覚悟ではいたが、逆に快適すぎて拍子抜けしてしまった(なんて贅沢な)。
そして今回は日帰りのためボストン滞在は実質6時間のみ。計画的に効率良く回らねばならんぜよ。
と思った矢先、バスターミナルから地下鉄への道を思いっきり明後日の方向へ進み自分を見失い、泣きついたボストン市民に「あらあら地下鉄ならまるっきり反対側の道よハニー」と返される始末である。
さて、ボストンといえばご存じの方も多いかもしれないが、アカデミックな要素たっぷりな街。アメリカで最古に設立されたハーバード大や、数駅離れたところにあるMIT(マサチューセッツ工科大 Massachusetts Institute of Technology)。そういった結果により、当たり前だが学生が多いのなんのって。若人が多いと活気があるねい。
また、どちらの学校も広く広く市民に開かれており、ジムやプールでは市民向けスクールの開講、キャンパス内の芝生で普通にピクニックをする家族やご老人などが印象的だった。
あと、MITで一番心奪われたのが個性的な校舎の数々。
建築学科の卒業生が設計したのだろうか。まるで近代美術館に迷い込んだような高揚感に包まれまくった。
もう少しゆっくり眺めていたかったけれど、帰りの時間の都合があるので学舎を後にする。
しかしながら、その後帰りの出発便まで色々めぐりまわる予定があったにも関わらず、路線バスを思いっきり乗り間違え(またか)、大幅なる時間のロス。オイスターバーに寄ってオイスター半ダースとクラムチャウダーを味わうのが精いっぱいだった。
そしてどんぶらこと4時間半の格安バスに揺られて、ニューヨークへ戻ってきたベニール。
レッドソックスにもレッドロブスターにも縁がなかったが、マンハッタンの摩天楼が見えてくるとなんだかとっても安心した。レッドライン(宿まで一番便利な地下鉄の線)に豪快に揺られ、無事ショートトリップを終えたのでした。
↓格安ボルトバス。

↓今から出発でーす

↓ハーバード大にて。芝生。

↓同じく。掲示板。

↓MITの学食にて。よく見ると牛が学帽かぶってます。

↓同じくMIT。この建物大好き!

↓数学を愛する学校ならではのオブジェ

↓路線バスで迷ったときに発見。この管は一体。。

↓オイスターバーのカウンターにて

2012/7/9
街角の芸術 ニューヨーク日記’12
ミュージカル帰り。
なんじゃこりゃ?と思って近づいたら。。

結束バンドが柱に巻き付いていた。

誰が
いつ
何のために。
2012/7/5
ニューヨークで入浴(後編) ニューヨーク日記’12
↓前編はこちらから
http://air.ap.teacup.com/souvenir/1235.html
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ニューヨークでアカスリ。
凄くミスマッチな響きだが、何事も経験である。
私の担当になったのは恐ろしく恰幅のよろしいコリアンのおばちゃん(モニカさん)。よろよろよろしくおねがいいたしますと全てを委ねること約1時間。
「ああもうすみません私が悪うございました」と何度脳内を巡っただろうか。
アカスリ自体の腕は確かだと思うのだが、それ以上に大爆笑と羞恥心との戦いであった。しかも最後に頭のシャンプーして下さるのは嬉しいのだが、原液が左耳のなかに思いっきり入り、決定的な気持ち悪さに一人でのた打ち回る結果に。何か知らんけど凄く体力を使ってしまった(汗)
その後フラフラになりながら(コースに含まれていた)フェイスマッサージとパックへ。こちらもモニカお姉様が担当である。
「cucumber special」と言われたのでキュウリ成分のクリームか何かだと思っていたら、本当にきゅうり(の輪切り)パックだった。
自身の顔の上に大量に乗せられたキュウリ祭りの有様を客観的に想像したら吹き出しそうだったので、なるべく意識を遠くに置いておくのに苦労した。でも、モニカさんのいない間にこっそり食べてみたら美味しかった。
最後のメニューでもあるボディマッサージは普通に(!?)気持ちが良かった。
これまで散々蒸されて磨かれまくった身体に適度な指圧が染み渡る。終わりよければ何とやら?
入館+サウナ2種+浴槽(ぬるい)+アカスリ+シャンプー+顔面マッサージ+きゅうり(の輪切り)パック+ボディマッサージの流れで約6時間。
癒されたのか疲れが増進したのか絶妙な謎も残りますが、芸の肥やしに(?)たまにはよいでしょう。
というよりむしろネタに始まりネタに終わったニューヨークの入浴体験。
日本に戻り、浴槽に戻ってまいりました。ふやけるまで浸かるお風呂の、なんと幸せなことでしょう。
大きな仕事を終えた後には、スーパー銭湯で特にリラックスするのが好きな私。この国に当たり前にある風呂文化は、ほんとうに有難いなあと思うのです。テルマエロマエも、早く見に行かなくっちゃなあ。まだやっているのかなあ。
以上、スーベニールのニューヨーク的入浴レポートでした。
↓お風呂上りに近くの韓国料理屋で頼んだソルロンタンと大量のキムチ。美味しかった。

2012/7/3
ニューヨークで入浴(前編) ニューヨーク日記’12
自由気ままに書く帰国後の滞在日記です(笑)
今回は、ニューヨークで風呂を求めるの巻。
………………………………………………
ご存知の方も多いかもしれない。
ニューヨークも好きだが、入浴も好きなスーベニール。
渡米中に、じわじわと禁断症状が出てまいりました。
ええ。大きな浴槽にどぼんと浸かる、あの快楽への欲求が。
もちろん、滞在先にシャワーはあるが、バスタブに浸かって疲れを取るのは物理的にちょいと無理がある。
アメリカーンな暮らしをすること3週間が過ぎたころ、温泉でビバノンノしている夢を見てしまい、あー知らぬうちに求めているかしらと思い起こしちょいと色々検索してみることに。
温泉とまで贅沢は言わない。せめて街の銭湯に準ずるものはないのかしらと調べてみると、なんとマンハッタンに面白そうなスパを発見。それはまるでコンパクトなスーパー銭湯。
Juvenex Spa
25 W 32nd StNew York, NY 10001
http://www.juvenexspa.com
思い立ったがなんとやら。では早速手ぬぐい片手に行ってみましょう。
やってきました例のスパ。
真ん中に浴槽がどべーんとあり、周りには乾式サウナ、湿式サウナ、そして少し奥に入るとアカスリコーナー、マッサージコーナーなどが潜んでいる。
風呂屋とはいえども名称はスパ。スーパー銭湯よろしく様々なメニューがズラズラズラ〜っと並んでいる。
私がオーダーしたのは「Basic Purification Program & massage」コース。風呂、サウナ、アカスリ、マッサージなどがセットになっているらしい。
受付に行くと、「ではこれに記入してください」と問診表のようなものを渡された。よく読むと様々な既往歴やアレルギーの有無確認の最後に署名欄があり、「私はこの(恐ろしく熱い)サウナに入って負傷したり死亡(!)しても一切文句は言いません」と書いてあった。なんじゃこのスリルに満ち溢れた入り口は。
とりあえずシャワーの後、細心の注意を払いながら乾式サウナでカラカラに干され、次に湿式サウナで小龍包の気持ちになってみた。ふむふむなるほど。スリルとサスペンスに満ち溢れてはいたが、日本のそれと大差ないかもしれぬ。
そして求めていた浴槽へ。既にヨーロピアンな人々がヨーロピアンな言語を操りながら(もちろん裸で)何名かくつろいでいらっしゃった。テルマエロマエ。
平たい顔族が、ちょいとお邪魔しまっせ☆
「うっ、、、、、、、、、、!!!」
「ぬるい。。。。。。。。。。」
いやー、これは結構ショックだったね。
私は決して江戸っ子ではないが、人肌としか言いようのない決定的ぬるさ。これが世界基準なのか!?と問いただしたくなる(誰に)。
動揺を隠しきれない平たい顔族約1名。
よく見ると、レモンをハーフカットしたものが浴槽にゴロゴロ浮かんでいる。なんじゃこりゃ、と思っているところに受付のお姉さんが「ハーイ!くつろいでる?」とリフレッシュメント(レモン水)を皆に持ってきてくれた。
レモン風呂に入りながらコレを飲んでいると、レモン水を飲んでいるのかレモン水に飲まれているのか分からなくなってくる。
自分を見失う前に、次なるステップ、ニューヨークでアカスリを体験してみましょう。
〈後編に続く〉
↓風呂屋の近所にあったスーベニアショップ

2012/6/23
帰国 ニューヨーク日記’12
「空を割る街」
それが、初めてニューヨークへ来た時に抱いたイメージだ。
にょきにょきとそびえ立つ高層ビルに、整然と区分された道路。交差点の真ん中に立つと、前を横を後ろをそして上を向いても、高い空をあらゆる建物が割り、人工物と自然の青が共存する画を見ることができる。
その見事なまでの計画都市の中に、もうそれはそれは肌の、目の、頭の色も言語も宗教も価値観もゴッチャゴチャで、そこにいるだけで目が回るほどに多種多様の人々がひしめきあっている。何かしらこのカオス具合。
自分の中で「芯」を持っていないとうっかり流されそうになるサバイバルシティ。しかしそれは裏を返せば、常識やまわりの平均値にとらわれることなく自分の人生を楽しんでいいんだと気付かされる場所でもある。
そんな独特のエネルギーを蓄えたニューヨークという街を、こうして手探りながら生活の一部に、そして仕事にできていること、それはほんとうに幸せなことで、奇跡でもあると思っている。夢のようです。夢だったりして。
今年も、様々な素材を見つけることができました。
動物散歩、カジノコイン、ヴィンテージマッチ、シャンパンボトルが特に豊作です。この山のような段ボールの数々(15箱分^^;)を仕分け後、少しづつ制作に入りたいと思います。
イベント情報も更新しました。今夏は関東出展も多いです。
http://souvenir123.petit.cc/apple1/
ニューヨーク日記も、あと少しだけ続きます。相変わらず自由に綴っていきますが、気が向いたらこちらもお付き合いくださいませ♪
まずは、無事に帰国したご報告まで失礼いたします(^^)>

2012/6/20
マイブルーベリーライフ ニューヨーク日記’12
ブルーベリーが、好きである。
日本で購入すると結構お高いブルーベリー様。
ここでは本場(?)ということもあってか同じ値段で日本の2〜3倍の量が買える。しかも超フレッシュ。
スーパーに立ち寄ったときは、他のコマゴマしたあれやこれやと共にブルーべリーのパックを買い、冷蔵庫でキンキンに冷やして食べるのが超個人的マイブームである。
ひとつひとつの粒が大きいこともあり、食べごたえも抜群。でもなかなか視力が上がらんなあという小さな疑問はどこかへ置いておきましょう。
そういえば数年前「マイブルーベリーナイツ」という映画がおススメですよとお客さんに言われたことがある。
ニューヨークからの物語を舞台にした映画で、ストーリーとか演技力もそうだが、その鮮やかで優しい色彩にただただ引き込まれる一本だった。眠れない夜に観たいと思わせてくれる映画。機会があれば、是非。

そしてそんなマイブルーベリーライフとももうお別れ。
1ヶ月、色々なことをしました。色々なことを考えました。
ひとつひとつはささいなことかもしれませんが、それらがこれからの1年間に繋がればと願います。
某航空の機体破損や、暴風雨の再来に若干ビビっておりますが、まずは無事に着きますように。
22日の晩に、帰国予定です。
2012/6/19
ニューヨーク画像(乗り物) ニューヨーク日記’12
やたらと車体が長いバス

ニューヨーク名物のタクシー

フェリーの中から

自転車いかがっすかー

いやもうなんていうか

2012/6/16
ニューヨーク画像(小学校Part2) ニューヨーク日記’12
アイスを愛す少年

小学校1年生用教室

4年生のみなさん

教室の扉が。。

小学校6年生課題。スペイン語で読書感想文(多分)

2012/6/14
ニューヨーク画像(人々Part2) ニューヨーク日記’12
野外オイスターバーにて調理待ち中。(牡蠣3つで約8ドル)

男女カップルも男男カップルも芝生でのーんびり。

去年出展したアートマーケット「Artist & Flea」
http://www.artistsandfleas.com/

空いてる時間帯だったのでゆっくり回れました☆

DJもいまーす♪

郵便局にて順番待ち中。

通報レベルの怪しさ。

2012/6/11
正しい休日の過ごしかた ニューヨーク日記’12
マンハッタンから自由の女神を見ながらフェリーに約30分乗り、到着したここはStaten Island。思いっきり住宅街である。
いままで(住宅街だし)あまり訪れたことのないエリアだったが、せっかく来たのでニューヨーカーの日常を垣間見ようかと試みる。
色々案はあったが、交通乗り放題チケットを持っていたこともあり、どこか適当な市営バスに乗って民家の街並みを楽しもうという一人遊びをすることにした。
いやあ、甘かった。
私のイメージでは郊外の風景を楽しみながら、のんびりニューヨーカーの暮らしを実感する予定がですね。
何が甘いってまずはバスの走行具合。
マンハッタンと違い交通渋滞が格段に少ないこのエリアは、どの車もこの車も解き放たれたようにスピード出しまくり大会。体感速度でいうと日本のごく一般的な市営バスの3倍はあろうかと思われる。
しかもその速度を保ったまま角という角を曲がりまくるので、プラスチックの椅子に座った身体がその度に浮かびあらゆる場所にぶつけまくる。
そしてさらにエキサイティングなのがコーラの缶。
どこの誰が置いていったのかは知らないが、ご丁寧に少し内容物を残したまま放置くださるので、バスが豪快に角を曲がるたびに中身がダラリドロリとこぼれ、バスの床全体がゴキブリホイホイのような粘着感に包まれていた。
そんなスリルとサスペンスを味わいながら到着した終点はどこかの大学病院。
(このバスで設けられた訳の分からん打ち身以外は)いたって健康体のワタクシだが、気分がすぐれなかったり、背中や腰を痛めていたり、はたまた妊婦やお年寄りの通院にこれを使うのはかなりリスキーだなあと他人事ながら心配してしまった。
ニューヨークのバス

車内から写した唯一の写真(この直後に急カーブ)

2012/6/9
ニューヨーク画像(人々) ニューヨーク日記’12
フェリーを待つ人々。

りんごを買い求める人々。

アンティークマーケットにて。古いマッチを売ってもらいました。

アートマーケット出展者、ボニーさん。お久しぶりです☆
http://bonniebjewelry.com

ダイアンさん。着けているのは古い信号機のガラスで作ったジュエリー。
http://solearts.com

ハロー♪

2012/6/7
緑色の夜 ニューヨーク日記’12
ブロードウェイミュージカルは毎年いくつか観劇するが、必ず観るのが「Wicked」。
鼻血が出る勢いで、好きである。
ファンタジーモノ、ましてや魔女シリーズなんてどちらかというと苦手な部類なのだが、この作品だけはなぜか別。
毎回ニューヨークに来るたびに、吸い込まれるようにチケットを買ってしまう魔のエメラルドグリーンミュージカルである。魔法にかけられているとしか思えない。
何でこんなに引き込まれるのか自分でも分からないが、ひとつには、音楽の素晴らしさがある。
このWickedの楽曲を作ったスティーブンシュワルツは、天才だと思う。これまでの人生で一番聴いた曲は何かと聞かれたら、恐らくこのなかの楽曲「The Wizard and I」か「One Short Day」だろう。
また生演奏と共に、「Dafying Gravity」をエルファバ(主人公)歌いながらが大きくマントを広げるシーンなどはもうたまらん。(マニアックでごめんですよ)
あとは、ストーリー。
去年以前にも書いたが、この物語は人種のるつぼ、ニューヨークでの上演にとても合っていると思う。肌の色の違いが生み出す偏見と差別を、あくまでも明るくコミカルに表現したこの作品は老若男女問わず受け入れやすく、実際にもブロードウェイミュージカルでかなり上位を争う人気ぶりだ。
そして、衣装も見逃せない。
ご覧になったことがあるなら、あの絶妙なバランスでグリーンを基調にグラデーションした衣装に心奪われた方も多いのではないだろうか。また個人的には学生服のアシンメトリーなスカート具合、エメラルド衣装の際の靴デザインも神である。(マニアックで以下略)
そんなミュージカルを、なななななななななななんと
最前列で観ることになった日には奥さん。
あらゆる偶然の産物が重なり、最前列のチケットがうっかり取れてしまった日のドキがムネムネ具合ったらもう筆舌に尽くしがたい。
ええ。ムネムネさせながら行ってまいりました。
役者さんの毛穴まで見えるのではないかという距離。全く違う世界で生きる人たちだけれども、すぐそこにいる不思議な感覚。遠いけれどこんなに近い、そんな贅沢な席。
しかも一番端だったので、湾曲した舞台袖の座席からは役者とオーケストラ指揮者と観客が同時に見え、様々な反応を客観的に楽しむことができたり、舞台裏がチラリどころか結構モロ見えだったりしたので、次のシーンをスタンバイしている人々や大道具の様子が分かってしまい新鮮だった。(←これは嫌う人も多いが、私は結構好き☆)
凄く幸せな夜。
緑色の世界に酔いしれたあと、鼻歌と共に地下鉄に乗り込むと、仕事帰りのビジネスマンと目が合った。
「ご機嫌だねえ」と満面の笑みで返してくれる。仕事帰りで疲れているところごめんねおじさん。
余韻ひたひたのなか、宿へ戻る。
ふとんにくるまりながら、幸せな時間を想う。
自分が「好きだ」と思えることを遺憾なく発揮できる姿。
もの凄い下積み時代を経て、大量の稽古とプレッシャーを超えてここに立つ彼等には学ぶことも多い。
そしてショービジネスの本場、ブロードウェイには人々を楽しませる仕掛けがいくつもあって、それぞれがうまく機能しているからこそこんなにも世界中の人々を魅了し続けるのだと思う。
ニューヨーク滞在も2週間を過ぎ、折り返し地点に入りました。
少しづつ溜まりゆく仕事をこなしながら、帰国後の予定を組んでいきましょう。
エネルギーをチャージした後は、何でもできそうな気がするのです。
http://www.wickedthemusical.com/#


2012/6/5
ニューヨーク画像(街並み) ニューヨーク日記’12
ヘラルドスクエア付近(例のスープ屋さん帰り)

ポートオーソリティー付近(長距離バスの発着地)

地下鉄の入り口。何処へ行こうかなあ。

ちょっとミニチュア仕立てにしてみたり。

必要以上の存在感を放つATM。
