2007/7/2
美術館 ニューヨーク日記’07
クーパーヒューイット国立デザイン美術館へ。
メトロポリタンやMoMA、グッゲンハイムのように
決してメジャーな美術館とはいえないが
生活に密着したデザインをとことん追及した作品が充実していて
私は毎年必ず寄ってしまうほどの、クーパーマニアである。
$12を払って入館。
1階には
街の地図が内蔵されているステッキや
使用例がみっちりと描かれた柄の三角巾など
突っ込みどころ満載の生活雑貨が展示。
平日の昼間のため(マイナーな美術館というのも手伝って)
お客さんはほとんどおらず、ゆっくりゆっくりと見ることができた。
2階には
メディカルデータのコーナーがあり、
バーチャル雪合戦をするゲームを
やけどを負った患者にさせると
ゲームをしなかった患者と比べて
治りが早くなった、という実例が載っていた。
また
Targetという(日本でいうマックスバリュのような)
大衆向き日用品のデザインを追及しており、
シンプルだけど使いやすい、生活に自然に馴染む
雑貨の数々に、私は強制的かつ一方的に
グッドデザイン賞を捧げて帰った。
また来年も行こう。
