2007/6/30
トランクケース ニューヨーク日記’07
トランクケースを購入。
例によって例のごとく、出発前に日本でつぶれてしまったので
いいのがあれば、と検討しておりました。
アメリカン航空の丈夫なトランクをゲット。
結構大きな買い物だったので
「税金分(8.5%)まけて頂ける?」
と言うとまさかのOK。
言って
みる
もんだー。
通りがかりに偶然見つけたこのお店は
「Souvenir & Luggage Shop」。
「私も日本でスーベニール(Souvenir)という屋号で
働いているのよー」と言うと、
白い歯をピカーと見せて笑ってくれた。
2007/6/29
旅は道連れ ニューヨーク日記’07
セントラルパークで似顔絵を描く。
旅行者や、学生さんや、人力車の兄さん、通りがかりの人、
いろいろな人と笑い合える、私の好きな休日の過ごし方だ。
差し入れにもらったストロベリーアイスが
びっくりするほどジューシーで
握っていたペンをどこかに忘れてしまう。

2007/6/28
9.11のこと ニューヨーク日記’07
ワールドトレードセンター跡地へ。
傷跡は今でも残り、毎年訪れるこの場所は
常に工事の音が響いている。
これからのことについても、
この場所に公園を作るとか、モニュメントを作るとか
色々な論議がされたのだけれども
今は、FREEDOM TOWERという
540mのビルの建設を予定しているとのこと。
負けず嫌いで、限りなく強い
ニューヨーカー達が出した結論だった。
例えば、
私の身近な人が9.11に巻き込まれていたら。
例えば、
日本で代表的な建築物が
テロによって破壊されていたとしたら。
わたしは
どんな形での再建を望んでいただろうか。



2007/6/27
足をのばして ニューヨーク日記’07
中距離バスに少し揺られて
NJ(ニュージャージー)にある
MEADOWRANDS FLEA MARKETへ。
相変わらずの怪しい店展開。
しかも昼過ぎには(暑さからか?)
次々と閉店し始めるやる気のなさ。
営業時間実質3〜4時間の中で
回れるだけ回ろうかと
くるくるしながらうろうろする私。
ミニサイズの接着剤
ガラスドロップ
昔のマンハッタン地図
コンチネンタル航空アメニティセット
等を購入。
↓このバスに乗るのです。

2007/6/26
ユースホステル ニューヨーク日記’07
2週目の宿に移動する。
新しい宿に移るときはいつも
ルームメイトがどんな人か
そわそわドキドキする。
4人部屋に3人のスペイン人。
オーイエー。
友人同士でNYに旅行にいらっしゃるのはよろしいが
その飛び交うエスパニョールにどう対抗するべきか。
とりあえず
「Soi,エミー(私の名前)」と言ったら
「オー、コンニチハー (二、にアクセント)」
と言って喜んでくれた。
そして、ここの宿の規約に
「No one permit climb on to the roof」
(屋根に登るべからず)
確か。。去年泊まった(別の)宿にも書いてあった気が。。
何だ?
流行っているのか?
2007/6/25
レモネードのおはなし ニューヨーク日記’07
ニューヨークで飲むレモネードに、いままでハズレたことがない。
やたらと甘い緑茶や
ゴムの味のする紅茶や
アメリカンとはいえ異常に薄いコーヒー
口の中で大爆発スパークリングするコーラ
頭が痛くなる蛍光色のフルーツジュースなど
失敗談は数え上げればきりがない。
しかし、レモネードだけは
どこでどう飲んでもほんとうに美味しくて
特に、自家製のやつを炎天下の屋台で
その場で氷と砂糖をミックスさせて作ってくれるのが好きだ。
飲み終わりのときに
果肉と、ザラザラの砂糖を一緒に吸い上げると
なんとも幸せな気分になる。
「ハッピーは、レモネードと共にやってくる」



2007/6/24
ゲイプライドパレード ニューヨーク日記’07
マーケットをはしごした後向かったのは
年に一度、グリニッジビレッジ周辺で開催される
ゲイの人たちのお祭り。
私が向かったときにはすでに観光客が溢れていて、
その人々に負けないくらいの警察官が動員されていた。
9.11以来、人々が集まるところへの警官の数は
特に半端ないようだ。
そして
大音量で音楽をならし、踊りまくる人々が乗ったステージ(車)が
目の前をどんどん通過していく。
やたらと恰幅のよいミスターレディーに(協賛メーカーの)
サンプル品やステッカー等をどさどさともらう。
「LOVE LIFE」と書かれたプレートを持ち
パレードに参加する人達はほんとうに幸せそうで
アメリカ自体はもとより、ニューヨークでも
実はまだまだ偏見が残る同性愛について
マイノリティであることを悲しむのではなく
自分の人生を生きているんだ、と言われた気がした。



2007/6/23
アンティークマーケット ニューヨーク日記’07
4年目のアンティークマーケットへ。
いつもおなじみの25−26丁目、そして
41丁目の3箇所をメインで周る。
スーベニールの代名詞でもある鍵とシャンデリアガラスを
尋ねながらウロウロと。
そして今回は、1930年代のヴィンテージレースや
マッチケースなども仕入れることが出来た。
どんなアクセサリに
仕立てよう。
あー
ドキドキするー。



2007/6/22
ケーキショップ ニューヨーク日記’07
どっぷりとアイシングがかかった
カップケーキを買った。
すごい行列ができていたので
「これはうまいに違いない」と思い
勢いで2個も購入。
死ぬほど甘い。
一口でノックアウト。
結局食べたけど。

2007/6/21
ミステリーツアー後半 ニューヨーク日記’07
ナイアガラの滝はアメリカとカナダの国境に面しており、
我々はアメリカサイドから見ることになった。
一般的にカナダ側からのほうが眺めがよいと言われているが
平坦な水の流れが突然滝になる様子を
本当に間近(1m先!)で感じられるアメリカ側のほうが
私は、好きだと思った。
そして、恐るべきバスツアー。
早朝に叩き起こされてナイアガラ観賞をすると
11:00にはNYに戻るために
バスが発車するというハードスケジュール。
バスがNYに向けて発車するなりガイドのデイビッドは乗客に向かい
「オーケーみんな、俺へのチップは6ドル、2日間だから12ドルだ。
今から集金に回る。払えない奴は今すぐここで降りてもらうぜ。」と
本気とも冗談ともとれない台詞を言い放つ。
あくまでゴーイングマイウェイ。
ちなみに、車内で流されていたビデオは
行きは「ミスタービーン」。
ありえないくらいの大爆笑で車内が包まれる。
帰りは(名前を忘れてしまったが)
やたらとシリアスな宗教的弾圧映画(英語版、中国語字幕)。
これだけ多民族なバスでこのたぐいの映画は
いかがなんだろうと辺りを見回すと
隣のギリージャをはじめ、タイ人のダンとティップ(姉妹)、
インド人のモヒンダーとラビーナ(夫妻)など
完全沈没爆睡していた。
そして、マンハッタンに戻り、バスを降りると突然の夕立。
「ここにもナイアガラがー」と言いながら
皆で笑いながら走った。
マンハッタンからのナイアガラ観光は是非バスで。
思い出の9割方がバスです。
2007/6/20
ミステリーツアー前半 ニューヨーク日記’07
「縦横旅遊」という、なんともファンキーな名前の
中国系旅行会社が運営するナイアガラ滝行きツアー
(1泊2日のバスツアー)に参加。
片道10時間のバスの旅。
50人の乗客は50%が中国人、30%がインド人、
あとの20%はタイ、マレーシアなどアジアンオンリーで
日本人は私一人のみ。ものすごくオリエンタルな乗客構成。
ガイドはデイビッド(中国人、男、30歳くらい)。
バスに乗り込むと英語と中国語を交互に操りガイドを始める。
しかもマイクを大音量にしているため
バリバリと音が割れ頭が痛い。
私の隣に座ったのはインド人のギリージャ。
サリーぐるぐる巻きのおばあちゃんだ。
おもむろにパーティーサイズのポテトチップを取り出し、
抱えながら大量に食べ始める。
デイビッドのバスレクはなんだかやたらと強引だった。
乗客に歌(皆の前で)を強制させるし
突然、「おみやげ大会ー!」と声高に叫んだかと思うと
乗客ひとりひとりに番号の入った食券のようなもの
(というかどう見ても食券)を配りだし、
無造作に読み上げられた番号に当たった者は
ヘアバンドだのうちわだのといった賞品をもらっていた。
私は何も当たらなかったが。
全て配り終えると
「さあこれで全部配り終わった。皆、寝ろ」と言い放ち
うしろを向いてしまった。
2007/6/19
海を越えて ニューヨーク日記’07
NYへ旅立つ。
JFK空港に向かうまでは快晴が続き
高度10000mの飛行機からアメリカ大陸横断の様子を
ずっと眺めていることができた。
ミネアポリス近郊。
数kmごとにきちんと区画整備された農場が
地の果てまで広がっていてキレイだった。
平地がずっと続いているこのあたりは
山地王国日本ではなかなか見られない光景だ。
ずっとずっと下のほうを
時折、小型飛行機が飛ぶ。
国内線なのか、自家用なのかは分からないが
大地をすうっと横切っていく白い飛行機。
多分、一生接点がないであろうこの小さな飛行機の人に
なんだか急に会いたくなる。

2007/6/19
好きなものは ニューヨーク日記’07
ニューヨークと
アクセサリと
飛行機と
空。

2007/6/18
準備完了 日々のこと
24日間の
どきどきと
そわそわと
わくわくが
これからの
形に
なりますように


いざ、
4年目のNYへ。
2007/6/17
紡ぐ時間 日々のこと
それぞれが
それぞれであることを
受け入れるがための
そんな時間を
少し拝借して
空間に織り交ぜて
共に編み上げる
日曜の昼下がり。
ケーキが
おいしかった。