八百長問題からNHKが大相撲中継を取り止め、
技量審査場所という名前の場所開催された大相撲ですが、
今回はニコニコ動画のニコニコ生放送で中継してました。
先日の休みにちょっと見ましたが、
やはり一般会員で数世代前のノートPCでは
遅延だらけでちょっと辛かったです。
素直にプレミアム会員になれ、ですよ。
それはさておき、
やはりテレビの手軽さと高画質には敵わないのですが、
それはあくまで「現時点で」の話。
むしろ、テレビ局に頼らなくても生中継が出来てしまう現状を考えれば
新しいビジネスモデルが考えられる訳です。
僕は千秋楽の時は仕事で見られなかったのですが、
Yahoo!掲示板の書き込みによると最後の打ち出しから
行司の胴上げまで中継してくれたそうです。
テレビ局の中継では、どうしても時間的制約やスポンサーの意向やら
様々な事情が絡んできます。
それならば、主催者が放送チーム組んで番組を生中継してしまえば良い訳で。
話はちょっとズレますが、
世界最大のプロレス団体WWEの凄い点の一つに、
「自分達で番組を作ってしまう」のがあります。
ちゃんとテレビクルーが社内に居て、番組編集から実況中継から全てWWEがやってしまうんですよ。
さらに付け加えると、スペイン語やポルトガル語と言った英語以外の実況もWWEでやってしまうんですよ。
テレビ局は本当にただ番組を電波に乗せるだけ、なんですよね。
これは社内に放送スタジオを持つジャパネットたかだと同じだったり(誤)
ぶっちゃけネット配信出来るのですから、
そこまでやっても良いでしょう。
そういやフレッツ光のサービスにフレッツTVというテレビ番組配信サービスがありますが、
チャンネル名忘れましたけど、阪神タイガースのキャンプ地の練習を延々と映すだけの番組を配信していた事を思い出しました。
電器屋の店頭で見かけただけなので、詳しい事はちょっと解らないのですが。
確かに今のお年寄りに
ネット回線とPC用意してニコニコ生放送見ろ、というのは
酷な話かもしれませんが、
それとて「現時点では」という話ですし、
僕自身八年前にIT講習会講師の仕事していた時にも
お年寄りの受講生が少なくなかったりしました。
ただ当時はISDNだったですし動画配信どころかADSLの常時接続すら夢物語の時代。
いまいち必要性感じられない人達が多かったのも事実。
逆に今ならチャンスかもしれないですよ。
それこそ、日本相撲協会が自前でサーバ立てて動画配信して、
簡単にログイン出来る機能がついた「大相撲パソコン」なんて売り出したらいいんじゃないかと(苦笑)
本当、ネットの力はつくづく凄いと思いますよ。
ただ160万人視聴って場所期間中の累計ですから、
まだまだ足りないという気がします。
逆に言えば、まだまだ伸びる要素がある訳で。
信頼が地に落ちた相撲協会の奮起にも期待したい次第。

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