三月まで開催されている静岡ホビーフェアですが、
入場者数が147万人、模型メーカーの製品が並ぶ臨時のミュージアム(入場料・大人600円)には29万人と目標を上回る集客があったのですが、
引き続きホビーの町・静岡をアピールする施設を設けようという話が出まして、
今年六月を目処に静岡駅裏に「静岡ホビースクエア」を作る事になったそうで。
このニュースで注目しているのは、
「静岡市が無償で場所を提供した」という事ですね。
プラモ好きなら御存知かと思いますが、静岡市には日本国内のプラモメーカーが終結しているんですよね。
バンダイとかタミヤとかアオシマとか・・・
というか、現在開催している静岡ホビーフェア会場からバンダイのガンブラ工場が見える位の近所なんですけどね。
つまり、静岡の地場産業なんですよ。
地場産業を支えアピールするのは行政の仕事ですから。
等身大ガンダムは撤去されるのが残念ですが、
あのミュージアムで展示されていたプラモが常設展示されるとなると、
行く価値はありますよマジで。
場所は静岡駅から歩いて直ぐの場所なので、是非行って欲しい次第です。
こうして考えると、民主党のボケ共が国営漫画喫茶と批判して廃案に追い込んだ国立メディア芸術総合センターが悔やまれる訳で。
国立国会図書館の収集保管機能が限界超えているとも言われているんだから、
マンガ専門の収拾保管施設として欲しかったよ。
マンガとかアニメとかゲームとかプラモってオタ趣味かもしれないけど、
れっきとした産業の一つな訳で。
それに誕生してから数十年も経過しているから、
当時の人々の記憶が曖昧になったり、実物や資料が散逸してしまいます。
米国スミソニアン美術館では「The Art of Video Games」という企画展を来年開催する予定ですし、
http://americanart.si.edu/exhibitions/archive/2012/games/
日本でも上野の国立科学博物館で「テレビゲームとデジタル科学展」という企画展が2004年に開催されましたが、
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2004/game/index.html
常設展示までには至って無いんですよね。
失ってからでは遅いですし、地方の特色を守る為にも
官民一体となって静岡ホビースクエアが誕生する事に期待します。
そして新たなモデラーが誕生することも。

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