何か訃報が続くなぁ・・・
それはさておき、
マイケル・ジャクソンが亡くなりましたね。
一説には心臓発作とか薬の乱用なんて言われてますが、
とにかく突然の事で驚いてます。
世間では栄光とスキャンダルと奇行ばかりが注目されて
肝心の音楽はどうなの?と思ったりしてました。
来月からのワールドツアーは本領発揮と思っていただけに、
残念と思うのと新たな混乱を心配してたりします。
マイケル・ジャクソンと言えば、
「スリラー」もさることながら、
やはりムーンウォーク等のダンスでしょう。
僕は音楽には詳しくないのですが、
黒い革靴と白い靴下のコンビネーションがカッコ良く見えたものです。
一般にそういう組み合わせはNGとされますが、
個人的にはMJとJAKE(THE BLUES BROTHERS)見てりゃ
そんな事ぁどーだっていぃんだよ!!と言いたくなる次第。
それに
やはりマイケル・ジャクソンと言えば「ムーンウォーカー」でしょう。
ダンスで敵を倒すゲーム(しかもアーケード版では三種類ある)として有名でした。
僕はメガドライブ版はやった事は無いのですが、
アーケード版は何故かハマった記憶があります。
MJだからというよりも、
任意斜めスクロールアクションゲームという珍しいジャンルだったから。
あとMJはビデオゲームコレクターというか
有り余る財産がありましたから、
平気でアーケードゲームの筺体を購入してましたね。
最初は冗談だと思ってましたが、あの私設遊園地「ネバーランド」とか見ていれば
普通に大型筺体なんて買えるだろうなと思ったりしますし、
数年前に放送されたドキュメント「マイケル・ジャクソンの真実」では
実際に自宅に招待した子供達とキックボードのアーケードゲーム(SEGA製・多分日本未発売)に興じるシーンがありました。
そう考えると、羨ましいと妬む反面、
「どうにか保管して貰いたい」と思うんですよ。
確かR-360も購入したという噂を聞きましたが、
重傷事故が発生した為に撤去が相次ぎ日本国内では多分無い(そもそも十数年前のゲームですから)ので、
何とか散逸しないことを祈るばかりです。
話は少しズレますが、
以前ちょっと書きましたけど日本ではゲームは著作物と認められない(中古裁判で証明されましたね。よりによって一部の販売店とユーザーがそう主張しやがった)ので、
書籍や音楽CDや映画とは同列に扱われないんですよ。
なので、残念ながら収集している公的機関は今のところ殆ど無いんです。
立命館大学GAPプロジェクトとか本当に一部。
だから、僕は国立メディアセンター(仮称)に期待しているんですよ。
世間様やマスコミ様や野党様は「マンガの殿堂」とか「国営漫画喫茶」と呼んでますが、
少なくとも黒澤明よりも外貨稼いだ宮本茂(と彼の部下のスタッフ)が作った「スーパーマリオブラザーズ」のようなゲームが
どこにも収集・保管されないというのは残念としか言いようが無いので。
それにメーカーは意外と自社商品を残さなかったりします。
様々な理由はありますが、
やはり「金が意外とかかる」って点が一番大きかったりします。
資産として計上されてしまうと、税金の対象となってしまいますから。
たとえそれが市場価値が無いものであったとしても。
それに倉庫って借りると結構金がかかるんですよね。
安い所は本当に酷いし(余談ですが、僕が某メーカー系列ゲーセンの店員だった頃、会社が借りた倉庫が凄い酷い所で雨漏り対策に「倉庫の屋内で雨避けテント張っていた」らしい・・・)
ナムコの設立五十周年記念パーティーで、今まで発売したゲームを一堂に集めようとした所、メタルホークをはじめ有名なゲームが幾つも社内に無かったので個人コレクターから借りたという話を聞いて、
残念な気持ちを感じたり。
僕自身貧乏人の下流貧民の格差社会の最下層で生き延びてる人間なので、
やはり金持ちには憧れとともに卑屈になる気持ちというか妬みを本能的に抱いてしまいますが、
自分が万が一金持ちになったら
MJみたいにゲームに費やせるかな・・・と自問したり。
その前に、
稼ぐことを考えないとな。

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