Yahoo!ニュース(産経新聞配信)より。
タイトルから解りますが、
イラク戦争におけるファルージャでの戦闘をゲーム化したものですが、
ゲームジャンルはFPSかSLGか不明です。
そもそもコナミ及び
コナミデジタルエンタテインメント(何とかなんないのか、この社名)の公式サイトに
このニュースに関する発表は有りませんでした。
その前に、
ネタがヤバすぎるというか、
ベトナム戦争並みの失敗と言われているイラク戦争を題材にするのは、
やはり社内外から賛否両論あったようです。
ヨーロッパ市場において、ナチスを題材にする作品(ゲームに限らず)を作ると、
ドイツを中心に物凄い意見が寄せられると聞きます。
その昔、「ゲーム必勝ガイド」という雑誌で「鬼谷会」というゲーム評論サークルが
光栄の「提督の決断」という第二次世界大戦(太平洋戦争/大東亜戦争)の日本帝国海軍を扱ったゲームについて、
マイコンBASICマガジンの読者批評コーナー(すいません、名前忘れました)に掲載された意見に対し
反論というか、半ば因縁付けるような事していたのを思い出しました。
一方的に「果たし状」なんてゲーム必勝ガイドに載せて、「マイコンBASICマガジンから三人出して我々と論戦しろ!!」なんて言う始末。
正直彼らが何を書いたか忘れましたが、ただ「中国や韓国の戦争被害者に謝罪してない現状でこのようなゲームを出すのは悪い!!」という、
2chあたりで出したら八割方フルボッコされるような事を言ってた気がします。
もっとも、彼らがその後2001年頃の中古問題に対し
巨悪コナミに対する我らがユーザーの意見を聞け!!みたいな、
言うなれば当時あったボイコットコナミ運動みたいな事をやっていて、
「ああ、やっぱりな」なんて思ってました。
そして鬼谷会は何時の間にか解散してましたね。
話はズレた。
何時もの事ですが。
とにかく、
ある意味イラク戦争は現在も進行形であると言えますし(戦死者数よりも、ブッシュ前大統領の終結宣言後の自爆テロ等による死者数の方が多い)
戦争で被害に遭われた方は今でも苦しんで、未だ戦争が引き起こした問題が解決していない現状を踏まえると、
やはり慎重に成らざるを得ないと思います。
歴史シミュレーション等のゲームにおいても、
やはり当該地域の今の住民の方々の心情を察しなければなりません。
簡単な例で申し上げますと、
関ヶ原の合戦においては、関西の方と話すると矢張り主役は石田光成になりますし、
忠臣蔵においても吉良上野介は悪役であったか否かとか、
幕末においても維新か佐幕で意見が分かれますし。
僕は八戸という、あまり日本の歴史に出てこない田舎の生まれですから、
歴史に結びつける話が少なかったりします。
本当、関西出身者が「源平討魔伝で一度は地元通ったよな」なんて話が羨ましいと思いましたよ(苦笑)
又話がズレた。
何時もの事ですが。
とにかく、ゲームというものが
世界的に売ることが当たり前になった現在、
やはり相手の心情を察する事が必要であると改めて思った次第です。

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