・・・身につまされるな・・・
内容は多摩川のホームレスと猫のドキュメンタリーなんですが、
本当に重い話ですね。
格差社会と切り捨てるのは簡単だけど、
ホームレスだってそれぞれの理由でホームレスになってしまった訳だし。
行政が何らかの支援を、と言う人は多いのですが、
それはある意味言葉は悪いのですが面倒を押し付けているに過ぎない訳で。
余った食材で炊き出しするとか、
ゲームやる金を我慢して奢ったり銭湯に連れて行くとか、
些細な支援なんて出来ると思うんだけど、やはり出来ない自分が居る。
以前大阪の新世界・ジャンジャン通りに行こうとして、間違って西成あいりん地区行った時、本当に怖かった。
スラム街というか、何か得体の知れない恐怖を感じたというか。
でも、東京とか大阪とか名古屋行って浮浪者がゴミ箱の残飯漁っていても、それが当たり前のように人は通り過ぎてしまう訳で。
愛情の反対は憎しみではなく無関心だと言います。
もしかしたら、汚いとか怖いとか、そんな言葉で差別しているのかもしれません。
自分の食い扶持にも困ってるホームレスでも、犬や猫を世話して飼っているのが印象に残ってます。
ナレーションが「ホームレスのおじさん達は、優しすぎるから競争社会に弾かれたかもしれません」なんて言ってたけど、
何か侘びしい。
上手く言えないけど、辛い番組でした。

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