ちょっと毛色の変わった話をひとつ。
おしゃれ魔女ラブandベリーのアルバム(サントラ)が、
オリコンアルバムランキング13位記録したそうです。
女児向アーケードカードゲームという、シェアが限りなくゼロだった市場から、
今ではムシキングに並ぶMET機のトップに君臨しています。
このゲームの面白いところは、女児ということからか、
従来のゲームグッズと比較にならない程のウェア展開しているという事でしょう。
公式サイト参照して頂きたいのですが、
全国の有名百貨店を中心にラブandベリーのコーナーを設置して、ゲーム内に登場する衣装や小物を販売しています。
確かに最近では女児玩具コーナーにプリキュアの衣装売ってますし、昔からアニメのキャラクターがプリントされた肌着はありましたが、
あくまで「玩具の延長」ではなく、
さらに「作品の名前やキャラクターを借りただけ」ではない、
あくまでも単独ブランドとしての展開を行い、棚割確保したり専用什器設置して売り場を展開しています。
女児に限らず、女性は男性と比較して「憧れの人物やキャラクターに自分を近付けたい」欲望や要求が強いと聞いたことがあります。
アニメやゲームのキャラのコスプレだけでなく、
伊藤美咲に憧れてボーダフォンのLOVE定額加入したりMAZDAのデミオ乗ったり、
長谷川京子や広末涼子に憧れて資生堂の化粧品買ったり、
セレブに憧れてCHANELやPRADAといった高級ブランド品買うといった行動は、
よく目にする事でしょう。
ラブやベリーに対する憧れを叶える手段として、服やアクセサリーを買い揃えるように商品展開するのは、成程と関心します。
ゲームをゲームだけに止まらせず、
さらに従来の市場からは考えられなかった商品展開。
おりしもE3の話題ばかりで、
アーケードの話題は寂しいのですが、
まだまだヒットの種は何処かに埋もれているようです。

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