日本は反日工作員が活動し放題だ。
反日工作員は中国や北朝鮮を礼賛する人間や団体ばかりとは限らない。中国や北朝鮮寄りの報道や教育をする反日勢力による損害は甚大だが更に恐ろしいのは反日勢力を糾弾することにより反日勢力の敵のように見せて日本を支えるシステムの破壊させる世論を作り上げようとする反日工作員だ。
工作員は医療システム、社会保障システム、電力供給システムなどの不備による災害事例を列挙しそのような事例を生じさせた現行システムを廃止せよと扇動する。
この工作員が中国、北朝鮮、ロシアなどを礼賛するような言動をしていれば反日工作員だと悟られ医療破壊、社会保障破壊、インフラ破壊などの主張は空回りするだろう。しかし日教組そのた反日勢力を糾弾するから反日工作員とは思われない。しかも工作員が提示する災害事例は非常に有益で貴重な事実だ。工作員は常に正しい主張をすると思い込む人が増えても当然だ。
しかし正確な事実であってもその事実から導き出す主張が正しいとは限らない。
例えば家庭の遊興費と月収との関係の統計をとれば月収の多い人ほど遊興費も多いだろう。そこで遊興費を多くすれば月収が多くなると主張したら誰しもそんなバナナと言うだろう。しかし、このような論理を展開する論客が少なくない。渋滞すれば車間距離が短くなり渋滞しなければ車間距離が広くなる。だから車間距離を広くすれば渋滞がなくなるというトンデモ理論を展開する学者がいたりする。
巧妙な工作員はシステムの不備から生じるトラブルを列挙しシステムの廃止を主張する。そして工作員は常に正しいことを言うと信じた人たちは工作員の主張に同意してシステム廃止の世論が作られるようになる。もしシステムの廃止論者が反日勢力に属している人間だったら用心深い人は日本を支えているシステムの廃止に同調しないだろう。しかし反日勢力を名指しして糾弾するから反日工作員とは思わないから日本を破滅に導く主張に共感する人が増えていく。
反日勢力を糾弾しながら反日工作をするのは最も効果的な反日工作といえよう。ご用心ご用心。

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