島谷的見聞録

　島根県で開催されている第32回世界アマチュア囲碁選手権戦の3回戦で平田博則選手はノルウエーのモルテン・オフスタッド選手に思わぬ黒星を頂戴した。

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　吾輩は平田選手は中国・韓国・台湾の選手に苦戦することはあってもそれ以外の国の選手には楽勝だろうと皮算用していた。
　平田選手は84歳の高齢で並み居る強豪を勝ち抜いて日本代表になられた後期高齢者の希望の星だ。
　平田選手の豪快な圧勝は観戦者を魅了する。
　ただし裏を返せば圧勝でなければ体力的に苦しいということがあるかもしれない。相手に粘られて体力が消耗すると緊張の糸が切れて思わぬ失着を打つことになるのだろう。
　この碁も193アテコミに194ツギのポカを打たれ195アテで頓死してしまった。
　島根県までの遠征で体力が消耗されて疲れが蓄積されていたのではなかろうか。
　幸い世界アマ囲碁選手権はリーグ戦だから敗退とはならない。平田選手には疲れを癒して残りの試合を頑張って高齢者に夢を与えていただきたい。
　平田選手ガンバp(^-^)q

第32回世界アマチュア囲碁選手権戦が開幕！
第32回世界アマチュア囲碁選手権戦が、松江開府400年で沸く島根県松江市の島根県民会館で開幕しました。今年は世界57ヵ国・地域から57人の選手が参加し29日の1回戦から熱戦を繰り広げています。大会は6/1までの4日間にわたり、スイス方式8回戦を行い優勝者及び入賞者を決定します。

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　ガンの手術を受けることに決意した吾輩はワイフと一緒に東芝林間病院に赴いた。
　S状結腸ガンの手術の前に結腸のポリープが内視鏡削除で済むかS状結腸ガンと一緒に手術する必要があるかの検査が必要だ。
　そこで今日は血液採取、心電図、肺機能検査を受けた。血液検査の中エイズ検査は保険適用外だという。必要な検査なのに保険適用外なのはなぜだろう。医療制度はワケワカメだ。
　明日は大腸内視鏡検査と上部内視鏡検査だ。これに備えて今日は昼飯から病院から与えられた検査食(グリコのエニマクリンCS)にしなければならない。昼食：ゼリーミール200g、間食：ビスコ20g・ソフトビスケット28g・グレップゼリー14.1g、夕食：白が湯300g・卵あん80g・みそ汁9.5gだ。腹がすくなぁ。しかも寝る前に下剤(アジャストA錠)2錠を400ml以上の水で飲まなければならない。また朝8時に下剤(ナウゼリン錠)2錠を飲まなければならない。病院に行ってからは下剤を1800ml飲まなければならない。
　明後日は14時40分から超音波検査、15時半から造影CT検査だ。この日は朝7時以降飲食禁止だ。喉がすぐに乾き10分程度ごとに麦茶を含む我輩にとって7時か8時間近くも麦茶を飲めないのは拷問に等しい。参った。
　検査の結果は来週の月曜日(6月6日)にわかり手術の日程が決まることになる。
　まな板の上の鯉の気分だ。

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　テレビで沖縄地方の海で発見されたオーランチオキトリウムという藻で石油を効率よく製造できるというニュースが放映された。
　筑波大渡辺信教授の話によると量産出来れば1リトルあたり50円程度で石油を生産できるらしい。
　1ヘクタール当たり1万トン/年の生産ができるので休耕地や津波による塩害で使えなくなった農地を活用すれば日本は世界最大の産油国になるらしい。
　大朗報だが問題が2つある。
　１つは量産法や最適な抽出法などの開発が必要なため本格的な商業生産には10年程度かかることだ。今の亡国政権では研究費が仕切られてしまう心配がある。また我が国が最適な抽出法や開発技術を発見する前に他所の国に特許を取られてしまったら莫大な特許費用を支払わなければならないことになる。現に外国から引き合いが多数寄せられているが渡辺信教授は頑として拒絶し続けているそうだ。しかし今の日本は機密保持がルーズでスパイ天国だ。研究中の技術が漏洩して外国に特許を取られてしまう心配がある。
　国家としてスパイ対策を真剣に考えて欲しい。
　もう一つの問題は外国からの侵略だ。亡国憲法に縛られ戦闘をすることができない日本が外国からの侵略を受けないですんでいるのは日本にめぼしい資源がなかったからだ。日本に資源があったらイラクに侵攻されたクエートの二の舞になること必定だ。
　日米安保条約があるから侵略者は米軍が追っ払ってくれることを期待したいが普天間問題が決裂して日米安保条約が存続しているか疑問だ。日米安保条約がなくても多国籍軍が助けてくれると思うのはアマイ。国連安保理で中国やロシアが多国籍軍出兵に拒否権発動するのがお約束だ。また多国籍軍が派遣されたとしても憲法に縛られた日本は参加できない。日本を守るのに日本軍が戦闘に加わらないのでは世界が相手にしてくれないだろう。
　オーランチオキトリウムの実用化に当たって解決しなければならない重大問題だ。

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　大腸ガンは自覚症状がないので発見が遅れると言われている。どうせ自覚症状がないのなら自覚症状のないまま永眠できれば無理に治療する必要もないのだが、放置すると腸閉塞になって七転八倒の苦痛を味わうことになってしまうので腸閉塞にならないための手術は避けられないようだ。
　自覚症状の定義はなんだろう。デジタル大辞泉には「患者自身が感じる病気の症状。痛み・だるさ・不安など。」と記されている。
　その意味では吾輩にはガンという自覚症状が全くない。しかし第5ステージのS状結腸ガンが確定してみると思い当たるふしがある。それは頻便・夜起きられない・すぐに疲れるの3つだ。ただし、これらはガンとは無関係な可能性も高い。これらがガンとは関係なければ自覚症状はゼロだ。
　吾輩の頻便は10年ほど前から始まった。大腸に小さなポリープができたころと同時期だ。最初のころは食前・食後の1日6回程度だった。ところが年を追うごとに頻度が増し、内視鏡検査をしたときは1日10回を超えるようになった。これがホンマのクソジジイだ。
　吾輩は前立腺肥大のため頻尿で1回に出る小便の量も少ない。これは前立腺が膀胱を圧迫しているためだ。これと同様にS状結腸ポリープが肥大化していて朝の通路が内視鏡が通らないほど細くなっているため1回の排便量が少なくなってしまったのでないかと素人考えしている。
　内視鏡検査が終わってからは便の時に泡が出るようになってしまった。細い通路から排便できるように身体が調節しているのかもしれない。
　手術が終わり人工S状結腸につけかえられて頻便が治ったとしたらガンが原因だということになる。
　夜起きられないのも困りものだ。吾輩は数年前までは毎週土曜日20時から放映されるNTVの「世界一受けたい授業」を観るのを楽しみにしていた。ところが番組を最後まで観るのが辛くなりついにはその時間まで起きていられなくなってしまった。また吾輩は水曜日19時からの「クイズヘキサゴンII」を楽しみにしている。ところが最近はこの時間まで起きているのも苦痛だ。19時50分ころまでは歯を食いしばって観ているが2時間番組になったら途中で諦めて寝ることになってしまう。「クイズヘキサゴンII」がない日は18時半にはオネンネだ。食事をしてから1時間そこそこで寝るのだから胃腸に良くない。朝起きたとき便に泡が混じるのはこのせいかもしれない。
　なぜこんなに夜早く眠くなるのだろう。吾輩は昔から体調が悪くなると眠くなる体質だった。怪我をしても無性に眠くなりさっさと寝てしまう。野生動物が眠って身体を治すのと同じだ。ガンが進行したので免疫ホルモン製造のために身体が睡眠を要求しているのかもしれない。手術の結果ガンが治ったら21時過ぎまで起きられるようになったら嬉しいなぁ。
　吾輩は自動車の運転が大好きで何時間運転しても疲れなかった。ところが最近は3時間以上運転すると疲れが残るようになった。これもガンの自覚症状だろうか。これは単なる老化現象かもしれない。

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　2世を誕生して産休をとっていた吉原由香里6段の復帰第一戦は女流本因坊戦本戦だ。
　対戦相手はイワピン門下の鈴木歩6段だ。

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　豪腕ゆかりん72馬の顔に73ツケとパンチを浴びせ89コスミツケまで中央に大きな黒の飛行場を建設した。
　しかし防潮堤に不備があったため92ハネダシと津波に見舞われ126オサエまで左辺の黒を飲み込まれてしまいあえなく投了となった。
　ゆかりん復帰初戦を飾れず無念の敗退。
　勝った鈴木歩6段は2回戦で知念かおり4段との対戦だ。ゆかりんの分まで頑張って欲しい。

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　鹿児島市「城山観光ホテル」で行われた本因坊戦第2局は黒番の山下道吾本因坊が165手で中押勝して本因坊防衛にイーシャンテンになった。

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　封じ手はみむさんの予想通り43オキだった。プロは35の徹底活用を図ることを考えるんだなぁ。44コスミツケと換われば84ノビダシのアジを軽減しているのでキカシとなっているのか( ゜゜)( 。。)( ゜゜)
　山下道吾本因坊は452間トビと模様を拡げて打ち込みを誘い小さく閉じ込めて活かしてから65キリンの首と模様を更に拡げた。
　羽根直樹9段は81ハネに82ノゾキから左辺に犠打を放って92デと左辺をツキヌキ95キリに96アテから102キリと左上の黒をもぎ取った。しかし右辺に大きな黒の飛行場が建設されてしまったので108トビと飛行場侵略の勝負手に出た。
　山下道吾本因坊は御用御用と大捕り物を開始し白を自分の地に追い込んだ。取り損なったら負けだから取るのに自信があったのだろう。
　羽根直樹9段も粘り腰で劫に持ち込んだが165デの劫立てに劫が続かず投了した。
　しかし無条件で死にそうな石を劫にする羽根直樹9段のしぶとさは凄い。羽根直樹9段は下手には滅茶苦茶に強いのではなかろうか。吾輩は山下道吾本因坊、張栩棋聖・王座、井山名人・十段には井目置いたら勝てると思うが羽根直樹9段には井目置いても勝てそうもない。手のないところを手にされてボロボロに負ける希ガス。

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　山下道吾本因坊の先勝を受けて第66期本因坊戦挑戦手合第2局が鹿児島市「城山観光ホテル」で始まった。

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　波乱の幕開けは浮石をホットケーキにして地を稼ぐ羽根直樹9段らしい26ケイマからだった。いかにも山下道吾本因坊らしい力を貯めた27コスミに羽根直樹9段は28ケイマから3032デギリと強引に仕掛けたのにはクリビツテンギョウ。この二人の対局なら仕掛けるのが山下道吾本因坊と思っていた。
　37キリに38オサエは羽根9段らしいし39ノビも山下本因坊らしい。
　羽根9段が4042ハネツギをしたところで1日目が終了。山下本因坊が43手目を封じた。
　封じ手はどこだろう。吾輩だとノータイムで22の1路上に出てしまうが三村智保 囲碁blogの記事によると封じ手は非常に難しいらしい。
　みむさんは上辺12の1路右上の肩ツキから模様を広げる手と右下隅14の2路左にオキとおちょくる手を予想されている。プロの見る目は広いなぁ。

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　第59回NHK杯囲碁トーナメント1回戦：三村智保9段vs山城宏9段はみむさんファンの吾輩に取って溜飲が下がる1局だった。

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　43ツケに44ツケコシ、47ノビに48コスミ、50ハネ51ハネカエシの交換をしてから50ハネダシと観戦していて手に汗握る展開だ。
　62ノビに山城9段は劫ツギでなく63アテと頑張ったので64劫トリと碁はますます面白くなった。o(^o^)o
　右辺113オサエのとき懸案の114コスミと左辺の劫を仕掛け153トビツケに154劫ツギと攻め合いになった。158ワリコミ160ハネとみむさんパワー全開で強烈なパンチを繰り出し162デと黒石を飲み込んでしまった。
　みむさんパワーは止まらない。207コスミに208ノゾキと強烈なパンチが炸裂した。209ツギに210グズミがトドメの一撃だ。黒が212オサエだと黒全体が死ぬので211デはやむなしだが212デで地合いは大差で山城9段は投了した。ここで投了するなら211で黒212オサエと打って全滅して投了して欲しかったなぁ(外野の無責任な感想)
　みむさんパワーを堪能した1局だった。みむさん∩( ・ω・)∩　ばんじゃーい

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　120cmの長さにしたノルディクノルディックウォーキングポールを使いながら考えた。
　この長さは自分のスキーストックの長さと同じではなかろうか。さっそくスキーストックを取り出して比較すると全く同じ長さだ。
　初めてノルディクノルディックウォーキングにトライしたときはスキーストックの長さに翻弄されたのに今はこの長さで使えるのはなぜだろう。
http://air.ap.teacup.com/shimatani/69.html
突く位置が悪い持ち方が悪いアスファルトパッドがない　ノルディクノルディックウォーキングポールとスキーストックの長さが同じなのだからストックの石突きにアスファルトパッドをはめればスキーストックでノルディクノルディックウォーキングができるのでなかろうか。
　スキーストックにアスファルトパッドをはめようとしたがスキーストックの石突きの方が太いのではめられない。
　そこでドイトで家具の滑り止めカグピタコを購入してスキーストックの石突きにはめてみた。石突きの方が細くてぶかぶかだったが粘着テープを巻いたらぴったりはめ込むことができた。
　さっそくノルディクノルディックウォーキングに出かけたところカグピタコがアスファルトパッドの役割をしっかりと果たしてくれている。しかもスキーストックはノルディクノルディックウォーキングポールより軽いので快適だ。これからはスキーストックにしようと思いながら家に戻りカグピタコを見て驚いた。
　かなりすり減っている。この調子だと3日くらいで穴があいてしまうだろう。
　どうやら杖の長さを長くするほどアスファルトパッドの消耗は激しいようだ。
　そこで120cmまで伸ばしたノルディクノルディックウォーキングポールの長さを105cmまで縮めてノルディクノルディックウォーキングし、カグピタコをはめたスキーストックはインラインスケートのときに使うことにした。インラインスケートでは上り坂と荒れた路面と強い向かい風のときだけしかストックを突かないからカグピタコの減りは少なくて済むだろうと思っている。

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　ノルディクノルディックウォーキングを初めてからかれこれ2ヶ月になる。
　吾輩はスキーのときもストックを持て余していたので初めのうちはストックに相当するノルディクノルディックウォーキングポールを持て余していた。
　しかし慣れるにしたがってポールを持たないで歩くと物足りなく感じるようになったから不思議だ。
　今はウォーキングのときだけではなくインラインスケートをするときもポールを持って滑っている。
　ノルディクノルディックウォーキングは普通のウォーキングより約20%のカロリー消費量があるそうだが同じ距離を歩いても普通のウォーキングより疲れない。消費カロリーと疲労度とは別物なのだと悟った。
　ポールの長さは身長の63〜68%が標準で長くするほど運動強度が上がるというので最初は110cmにセットして歩いた。慣れてきたら徐々にポールを長くするのがいいそうなので5cmずつ長くして現在は120cmにして歩いている。
　ノルディクノルディックウォーキングはポールを使って腕で路面を押すので腕の筋トレにもなる。
　またポールでからだの位置を保つので嫌でも姿勢がよくなる。腕に力が分散することと相俟って腰や膝への負担が激減する。
　いいことずくめのノルディクノルディックウォーキングだが一つ欠点がある。
　ノルディクノルディックウォーキングポールは固い路面を歩くとき石突きが滑らないように先端にゴム製のキャップ(アスファルトパッド)を嵌めている。
　このアスファルトパッドの消耗が激しいのだ。
　ポールを使い始めて2週間もしないうちにポールを突くとカチッカチッと音がするようになった。気になるのでアスファルトパッドの裏を除くと金属が見える。釘をさしてしまったのかと家に戻ってからペンチで抜こうとしても抜けない。釘を抜こうとアスファルトパッドを外して驚いた。パッドの裏側に2mmくらいの穴が開いている。釘に見えたのはポールの石突きが穴から顔を出していたのだ。
　アスファルトパッドは630円もする。10日程度で取り替えるのは勿体ない。パッドの穴に消しゴムを詰めて石突きが穴から顔を出さないようにして応急処理をした。
　とりあえず衝撃音はなくなったが底がすり減って溝がなくなってしまった。さすがに交換する必要がありそうだ。
　2ヶ月で600円以上の出費になる。ノルディクノルディックウォーキングは健康効果が高いがアスファルトパッドが禿消耗品で維持費が高い唯一の欠点だ。

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　重慶で行われた第1回博賽杯金彿山国際囲碁超覇戦で井山裕太名人が優勝して溜飲を下げたがこれで日本碁界は万々歳だと手放しで喜んでいられない。

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　第18期 阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦最終予選で7枠から出場した金成進選手は加藤充志8段を破り本戦入りを果たした。
　金成進選手は韓国出身のアマチュアだ。アマチュアがプロ棋戦の本戦入りを果たすとは破天荒な出来事だ。
　金成進選手はまぐれでプロに勝ったのではない。本戦1回戦では趙治勲25世本因坊にも勝っている。
　金成進選手は韓国でプロを目指す研究生だったようだ。韓国の研究生のレベルは高くオープン戦では李昌鎬9段に勝ったこともあるようだ。
　加藤充志8段や趙治勲25世本因坊を負かすような人がプロの狭き門をくぐれない。韓国碁界の層の厚さは驚嘆するほかない。
　日本が中・韓の後塵を拝さないようにするにはプロを目指す人のレベルをあげるように努めることが必要だ。日本棋院、関西棋院、緑星学園、洪道場などプロ養成機関の奮闘を期待してやまない。
　阿含・桐山杯には2枠に昨年7月に行われた第５回朝日アマ囲碁名人戦全国大会の決勝で金成進選手を破って優勝した河成奉選手が1回戦で柳沢里志3段を破り勝ち残っている。もし河成奉選手が決勝で古谷裕8段を破ったら韓国出身のアマチュアが2名も本戦入りすることになる。日本碁界の面目にかけて古谷裕8段に頑張って貰いたい。p(^-^)q
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　第1回博賽杯金彿山国際囲碁超覇戦、1回戦で韓国の李世ドル9段を撃破した井山裕太名人は余勢を駆って中国の古力9段をねじ伏せて優勝した。
♪└|∵|┐♪└|∵|┘♪┌|∵|┘♪
　マイナーな棋戦とはいえ勝った相手は雑魚キャラではなく中韓のボスキャラだ。中韓に遅れを取っている最近の日本碁界にとって大朗報だ。
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　これをきっかけに世界を股に大活躍して欲しい。p(^-^)q

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　古力9段は井山名人をなめてかかってたのだろうか。ポンポンと早打ちで指導碁のような打ち回しだ。吾輩の素人目には実力差をひしひしと感じさせられ諦めモードで観戦していたが井山名人は不屈の精神の持ち主だった。
　井山名人は古力9段の169ツケに170ブツカリが痛烈なカウンターパンチを放ち、以降171ハネに172キリ、173ツケに174ハネダシ、183オシに184キリ、195オシに196キリとパンチを連打して古力9段をノックアウトしてしまった。
　井山名人∩( ・ω・)∩　ばんじゃーい＼(^o^)／

　内視鏡検査した医院の紹介状を携えてワイフと一緒に東芝林間病院まで赴いた。
　受付で初診票の外科に○印を付けて提出しかかったが紹介状の宛先が消化器内科となっていたので慌てて○印を内科に変更して提出して内科待合室で待っていた。
　初診とはいえ何時までまってもディスプレイに自分の番号が現れない。
　1時間半ほど経ってからやっと「島谷さまぁ」と事務員から声がかかる。はいと応えると「病状の内容は内科ではなく外科なので外科に手続きし直してください」と言う。今まで待った時間はなんだったんだ。(-_-X)紹介状に消化器内科担当医侍史と書いてなければ外科で手続きをとっていた。腹立たしいことこの上ない。
　手続きをし直して外科に行くとすぐにレントゲン票を渡されてレントゲン室に行きレントゲンを4枚撮り外科待合室に戻った。
　20分ほど待つとディスプレイに吾輩の番号が現れた。後2人で吾輩の順番だ。待つことしばし次は吾輩の番になったがディスプレイは準備中の表示されたままでなかなか吾輩の番号が表示されない。さらに待つこと20分ディスプレイに別の人の番号が表示され別の人が診療室に入った。診療室から看護師が出てきて吾輩の資料待ちだという。内視鏡検査の画像を取り寄せているらしい。まったく世話を焼かせる内科医院だ。初めから内視鏡検査の画像を紹介状に添付しておけといいたい。(-_-X)
　担当の外科医は温厚な感じの良いベテラン医師で図を見せながらゆっくりと丁寧に説明してくれた。
　直腸ポリープは内視鏡で切除可能だが、S状結腸のポリープは進行性のガンで粘膜下層まで達しているので内視鏡で切除できず手術の必要があるという。
　ただし直腸ポリープも一緒に手術すると人工肛門にしなければならないから、それを避けるために手術前に内視鏡で直腸ポリープを切除する必要があるとのこと。
拙「またムーベン飲むのですか。」
医「下剤は最低3回は飲むことになります。」
拙「PET検査なら下剤を飲まないですむのではありませんか？」
医「PET検査はガンの有無を検診するための検査で手術するための予備検査にはなりません。手術が必要な場所を明確に判定するためには下剤を飲んで検査する必要があるのです。」
拙「やはり手術はしたくありません。末期症状になったらホスピスのお世話になりたいです。」
医「いまのS状結腸の隙間だと数ヶ月しないうちに塞がり腸閉塞になりますよ。腸閉塞は便が出ず嘔吐することになります。排便するためには人工肛門をつける手術をすることになります。
　またガンを放置しておくと5年生存を保証できません。」
　数年以内に死ぬのは一向にかまわないが苦しいのは嫌だなぁ。しかし下剤を飲むのも苦しいし。前門の虎後門の狼ってか肛門の狼だな。
医「ガンの手術をこの病院でなく癌研など大病院でしたいというのなら紹介状を書きます。早急に手術は必要です。」
ワイフ「手術しましょう、しましょう、、」
拙「・・・・・・・」
医「では次回の予約をとりご家族ご親戚で相談されてそのとき結論を出してください。
ということで次回の予約をとって病院を出た。

　吾輩が外出中に内視鏡検査を受けた医院から細胞診の結果が出たから紹介状を書いた病院に送ると電話があったそうだ。まだ病院に行っていないと電話に出たワイフが答えると一緒に来てくれて言われたというのでワイフと一緒に医院に行ってきた。
医「S状結腸のポリープは進行性のガンでした。直腸のポリープは未だガンにはなっていませんがガンになる可能性があります。
なぜ紹介した病院に行かれないのですか？」
拙「ムーベンと内視鏡検査で体調がガタガタです。もう内視鏡検査は受けたくありません。」
医「こちらで行った内視鏡検査の結果は紹介状に記してありますから内視鏡検査はしないと思います。検査は内視鏡検査だけではありません。CTやMRIなどで今回できなかった部分の検査が行われると思います。また内視鏡検査は患者の同意書が必要ですから同意書を書かなければ行われません。」
拙「大腸ガンは末期になるまで自覚症状がないのでしょう。せっかく自覚症状がないのに手術をして体力を弱らせ眠っている他のガンを誘発させたくありません。」
医「末期になるまで自覚症状が現れないのは一般論で個人差があります。苦しむ時間が少ないことは期待できません。また今のポリープの大きさだと腸閉塞になる可能性が高いです。腸閉塞は苦しいですよ。幸い転移していないようですから手術して取り除けば治るはずです。」
拙「手術して体力が落ちれば免疫力が低下して眠っているガンを活性化することが心配です。」
医「手術に耐える体力があるかどうかは手術前に調べます。体力や免疫力を心配するならガンを放置しておくほうが体力や免疫力が落ちます。
　また手術は患者の同意書が必要ですから同意書にサインしなければ手術は行われません。ガン対策は抗癌剤治療、放射線治療などのほかホスピスもありますから紹介した病院で受診してから対策を考えられるのが最善だと思います。
　明日にでも奥様と一緒に病院に行って受診してください」
　もっともな意見だ。とりあえず今日朝一でワイフと一緒に紹介状と細胞診書類を持って東芝林間病院に受診に行くことにした。