バスケットBリーグの開幕までまだあと4カ月近く。あまりに待ち遠しいので、週イチでスサノオマジックのことを書いて見ようかと。
よくライブに行くけど、私はノリのいい客ではありません。
どのあたりでステージを見てるかというとかなり後ろ。というか、だいたい一番後ろ。
コール&レスポンスがあったとして、参加するかというとまぁよっぽどアーティスト側がノセ上手でないとやらない。
もし、会場が一体になることを強制されるようであれば、居心地悪く感じてしまうタイプの人間です。
冷めてるわけではないし、ノることが恥ずかしいとかじゃない。ノッテなくてもアツくはなってるし、感動したら声も拍手も溢れ出る。ただただ好きな楽しみ方で見ていたいだけなのです。
そんな私が、初めてスサノオマジックの試合に行ってから、少なくとも月イチで観戦(応援)を楽しんでいます。
文化系(ほんとは高校までバレー部だったけど)で、一歩引いて見るタイプの私がバスケットのゲームに入り込みやすい雰囲気が会場にあったから、次も行ってみようと思えたのです。
試合中の会場は勝負がかかってるのだから当然アツい。多くの人がアツく応援しているのだけれど、それを強制しようとする空気はなく、自由なスタイルで観戦できるから、初観戦でも窮屈な思いをすることは一切なかった。これは「引っ込み思案で大声出して応援なんて無理」という人でも安心して観戦できる。その雰囲気が、初心者の私にはバチッと合ったのだと感じています。
それとは逆に、初めてでもアツく応援したければ、簡単に応援スタイルになじめるというのもまた魅力。
島根スサノオマジックのゲームでは、攻守それぞれの場面に合わせたサウンドが鳴り、それに乗せてアリーナMCのHONSHOW氏がうまい具合に応援をリードしてくれるから、そのリードに合わせほかの観客にならって応援に乗っかれば、すぐにコールだってできる。声を出すのが苦手な人も、会場で販売しているメガホンを打ち鳴らせばメッチャ熱く応援できるし。
で、今の私がどんなふうに試合を見ているかというと、メガホン鳴らして声を出して応援している。
伯仲した試合はもちろんだが、こりゃ無理だという点差をつけられた試合でも、最後まで声を出して応援している。もう、スサノオマジックの試合に関しては、ジッと見ているだけでは我慢できない体質になってしまったようです。
1階アリーナ席、スタンド席、2階自由席、いろんな場所に色んな人がいて、様々な楽しみ方をしています。
熱心に声援を送るブースター。ただニコニコと試合を見守っている親子。熱心に選手やチアリーダーたちの写真を撮る人。バスケットの試合を真ん中にして、それぞれに楽しんでいる。
ただし、本当に白熱した試合展開の時には、自然と会場が一体となって大声援をおくり選手たちを鼓舞する。この、自然に会場が一体になった瞬間には、鳥肌が立つような痺れる感覚を味わいました。
繋がったり繋がらなかったりという観客同士のゆるやかな連帯感が、会場のいい雰囲気をつくりあげているんじゃないかなと個人的には感じています。
チームを応援するがあまりの野次や、ファン同士の衝突などを会場で見たことはありません。
スポーツ観戦をしたことない人にも、島根スサノオマジックの試合はぜひオススメしたいものなのです。
試合会場に行く一歩を踏み出すのは難しいでしょうが、一度は行っても損はないと思います。一度行ってみて、お好みに合わなければそれはもうごめんなさい。
そしてもし、会場での初めての時間が楽しかったら、ぜひもう一度行ってみてください。二回目だからこその楽しみ方も見つけられるはず。
老若男女問わず、いつか山陰在住の方の1割くらいは試合会場に行ったことがあるようになればいいなぁと願いながら書きました。行ったことないという方は、たぶん10月からはじまる新シーズン(だいぶ先ですけど…)には、ぜひ一度会場へ行ってみてください。きっと楽しめますから!!
観戦のための予習はこちらへどうぞ ↓
はじめてのBリーグ観戦ガイド:島根スサノオマジック編
https://matome.naver.jp/odai/2148637587541908601


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