今年も残りわずか。早いものです。あっという間に過ぎてしまいます。
2010年の音楽の私的ベストを思い返そうとしますが、絶対的な数が
少なすぎます。
洋楽に関してはNick Lowe、Rockpile、Themなど30年以上前の音源
しか買ってませんので、ベストも何も言えたものじゃないですね。
日本のものも、ライヴに行って良いライヴのミュージシャンのだけ
CDを買うのが多かったので、偏ったものになってしまいました。
前は新しい音源を積極的に見つけようとしていたのですが、最近は
とんとそんなことしなくなりました。
BESTを挙げることもできないので、初めて見たりして心に残ったもの。
・トモフスキー TOMOVSKY
ひとりトモフスキー、バンドトモフスキーと2つのライヴを体験して
大ファンになりました。
エンターテイメント性あふれるライヴですが、歌詞もちゃんと沁みこん
でくる素晴らしいもの。コール&レスポンスも楽しい。
良いライヴを見たときの常として、出雲でのライヴもお願いしました。
来年はひとりトモフスキーで出雲に来てもらえそうです。
・タテタカコ
旧大社駅のライヴ。何にもたとえようがない音楽を見せてくれました。
歌とピアノの二つから描き出される世界に圧倒され、息苦しいほどの
ライヴ。大好きです。
・とんちピクルス
ウクレレの弾き語りと打ち込みによるカラオケをバックにしたラップ
という不思議なスタイルのライヴ。
市井の人々の生活や心の機微を時に温かく描いたり、時に冷徹に
皮肉りながら、素晴らしい独特な歌を聴かせてくれました。
当人は気さくで丁寧なひとですが、異能っぷりが素晴らしい。
その他、ワタナベマモル、モアリズム、近藤智洋、ギターパンダなど
いつも出雲に来てくれる人たちも変わらず素敵でした。
仲井戸“CHABO”麗市や早川義夫のパワフルで軽やかで力強い演奏も
素敵で、音楽というものの素晴らしさに触れることができ嬉しかった。
音楽業界も大変のようですが、independentな形で活動される人たちの
演奏や、姿勢に触れることができて幸せだったなぁと思っています。

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