今回の「ここが好き!」は、「ターニングの好きなところパート2」
という感じで書いていきます。
私が使用しているTURNING T-155の蝶番です。↓
しっかりとした5枚蝶番にTURNINGの名が刻印されています。
左の蝶番にはTITANと刻印されています。チタン製の蝶番なんです。
そしてフロントとテンプルとをつなぐネジとワッシャです。↓
ネジに赤い樹脂が装着されてネジのゆるみを防ぎます。
そして4枚のワッシャはフロントの蝶番(1コマに2枚)についてます。
なぜ蝶番にワッシャをつけなくてはいけないかというと、チタン等
の金属どうしの蝶番の場合、摩擦係数が大きく、使用時に引っ掛り
が大きく、スムーズな動き(折りたたみ)ができにくくなります。
そこで接触面の間に摩擦係数の小さい金属製ワッシャを挟むことで
スムーズな動きを可能にしているのです。
少し見にくいかもしれませんが、ワッシャをつけた状態です。↓
蝶番の強度を保ち、テンプルの開閉時のスムーズな動き、ネジの
ゆるみにくさにもきちんと配慮した作り方は、日本製のフレーム
ならではと言えるでしょう。
もちろんターニングに限らずこうやってキチンと技術や手間ひまを
かけて作っているメーカーは日本にたくさんあります。
ただ安いだけの中国産のフレームとは明かに違う部分ですね。
使い手に対する気遣いや、眼鏡に対する愛情が感じられるメーカー
さんの生み出すものを、これからも紹介していきたいと思ってます。

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