「ひぐらしのなく頃に解〜祭囃し編〜」で、50のカケラ紡ぎをミス無く最後までやり終えるともぅ1つのカケラが登場する…
と言うので攻略方法を見ながらやってみました
・・・ふむふむ、考えてみればあの出来事さえ無ければ昭和58年6月の大災害は、延いては全ての人の人生は変わっていたともなりますしね
それが生なのか死なのか…どちらに転んでもですが…
そんなifを考えられるのも創作ならではの楽しみ方と怖さなのかもね
さてさて、今回で目明し編@TVアニメもラスト
詩音の暴走で数々の惨劇を繰り広げた目明し編…
珍しく長い話数も使い楽しく見させてもらいましたが、その結末は果たして?
・・・
梨花ちゃんの死体を始末し、次のターゲットとした沙都子を呼び出した詩音
そんな惨劇の張本人は言葉巧みに圭一をオヤシロ様の事件としての中に巻き込もうとする
自分の作り話に悦に入る詩音
引き返せない処まで来てしまった惨劇は更なる惨劇と血によって塗り重ねられていく…
★ひぐらしのなく頃に解 目明し編 其の六『断罪』★
村長さんに続き、梨花ちゃんと沙都子の姿が消えた
リナや圭一も含め村中で捜索するも一向に見つかる気配も無い
魅音の振りをして自ら捜索の陣頭指揮を執る詩音だったが…
その沙都子は地下の拷問部屋で縛られ捕らわれていた
傍には首を吊られ変わり果てた姿となった村長さん…
その死さえも間近で見せられ魅音(詩音)に
「人殺し!! わたしをどうするつもりなの!?」
と叫ぶ沙都子
そんな彼女を冷たい目で見据えたまま一言だけ呟く…
・・・殺すの
牢に閉じ込められた魅音が止めてと悲痛な叫びも耳にせず
手にしたナイフを突き刺し幾度も切りつける
千回謝ったら許してあげる
と言う詩音の言葉を信じた魅音の「ごめんなさいごめんなさい…」と繰り返し聞こえる中での容赦の無い狂気
これも兄の悟史くんの影に隠れ、泣きさえすれば悟史くんが助けてくれる
兄の負担も考えずに…
それなのに悟史くんが消え、沙都子だけが残った事への怨みを晴らすかのようにナイフが食い込むほどに刺す
右腕がダメになったら次は左腕に…
何度も切り刻まれてるのに叫び声をあげなくなった沙都子を訝しげにする
私もそう思っていましたのよ…
私が追い詰めたから居なくなってしまった
にーにーも辛かった筈なのにすがりつく事を止められなかった
自分のせいで兄が居なくなった逃げ出してしまった
そう思った沙都子は強くなって、自分で何でも出来る様になって
泣くことも止めて、一人前になった姿を兄に見せられるように
今まで甘えて来て御免なさいって謝るから
それまで負けるものか!
どんなに辛くても泣いたら今までと同じだから耐えてみせる
絶対に帰ってくる事を信じてるから…
こんな事で私は泣かない!!
そんな強い想いは沙都子が悲鳴をあげず涙も見せずに絶命するまで守られた
兄を待ち続けた妹と
悟史くんはもぅ居なくなってしまったと絶望した詩音
最後に悟史が詩音へと願った言葉は
「沙都子のことを…頼むからね」
その事を思い出した詩音は大好きだった彼の願いさえも自分で壊してしまった事に絶望し
地下室に詩音の狂気の笑い声が響き渡った
次の日、レナの推理で犯人を見つけ出し
仲間だからこそ自首を願い園崎家…魅音の元に2人はやって来ていた
最後に圭ちゃんと2人きりにしてほしいと言う願いを叶えるも背後から殴打
次の犠牲者を圭一にするべく拷問台に縛り付ける
あの時、もらった人形を魅音に贈っていれば
その事で悲しむ魅音の姿を見て悟史くんの事を思い出さなければ
封じ込めたはずの鬼が目覚めなかった
自分のせいで魅音が鬼になってしまったとに後悔する圭一
魅音と詩音が入れ替わってる事すら分からないまま
スタンガンで気絶させられてしまう
警察が地下室入り口を破ろうとしているなか
詩音はここからの脱出を図ろうとしていた
まずは牢に閉じ込めたままの魅音と服を取替え
地下へと続く秘密の抜け穴へと向かう
地下深くへと続く穴は拷問で死んだ人を捨てる穴…
殺された悟史くんが捨てられたと思っている詩音に魅音は言う
ココに悟史くんは居ない…だって
ケジメをつけたから詩音と悟史との交際を認めた
連続怪死事件には一切園崎家は関わっていない
魅音が婆っちゃに問い詰めたときに話してくれたことは信じられるから
悟史くんはココには居ない…園崎家や村のみんなは危害を与えていない
だったら悟史くんの仇を晴らすためにしてきた自分の行為は何だったのか
悟史くんに妹を守って欲しいと言う約束すら自ら壊し
もぅ2度と取り返せないことまでしてきた自分の行為は一体!?
鬼と化した…
いや鬼と思い込んだ自分自身の滑稽さを認めることなく
スタンガンを魅音に打ちつけ…穴の底へと落とす
その後、突入した警察によって助けられる圭一と…詩音
全ての犯行は魅音によって行われたとされる事件で被害者の詩音となって逃れる筈だったのだが
死ね!! 早く死ねっ!!
お前は呪われてるんだよ、あれだけの事をして…
生き延びるつもりか!!
夜ごと聞こえる声
それは殺された者の怨みの声か、それとも幻聴か…
恐怖と憎悪に精神を起こされた詩音はマンションの窓から抜け出し向かった先は雛見沢
またも魅音の格好をして圭一と出会った詩音は包丁で刺す
あそこで圭一を殺し損ねたから…だけどそれもこれで終わり
満足したかのように喜び勇んでマンションへと帰ってきた詩音は
同じようにベランダを伝い自室へと戻る途中…
何気なく服を引っ掛けたせいでバランスを崩し手すりから落下
コンクリートの地面へと落ちていく中で
悟史くん、約束守れなくてごめんね
みんな、ごめんね
今度は…間違えないよ
いまさら遅い謝罪を思いつつ
悲鳴を上げて落ちていった結末はグシャリと潰れた様な鈍い音だった…
・・・
6話と言うひぐらしとしては長編の目明し編も終了
結局ラストは悲しい結末に終わってしまいましたが…
良い感じで進んできたかと思ったけど最後の最後でダイジェスト版へと戻ってしまったような orz
原作だと詩音の境遇や生い立ち、魅音と詩音という関係すら実は凄い事実があり
園崎家次期当主という者の関係すら関わってくる重要な独白があったし
そして最後に詩音が地面に落ちたときに
「生まれてきてごめんなさい」
と言う印象的な言葉を残したはずだったのに
あははっ…見事にカットですか〜 (^^;
まぁだからと言って詩音の行動が許せるわけでもないのですが
アニメだとねぇ・・・ただの殺戮魔にしか見えない罠
許される殺人なんてないけど、そこに至る道筋・想いと恨みの大きさなどの心情が描かれていれば
どうしたら回避できたのだろうか?
なんて考えられる気もするんですが…どうでしょう
その後の皆殺し編や祭囃し編では「今度は間違えないよ」の通りに
詩音と沙都子との理想的な関係をみせてくれてるし
これもそこへと至る1つの道筋なのかもしれませんねぇ
次回はレナがメインとなる罪滅ぼし編
ココで鬼隠し編の時の真実とひぐらし世界の一端が垣間見れ
その後の2編へと繋がる重要な話となってます
…けど、このままの流れだと過度の期待はしないほうが良さそうですね
ラストのバトルシーン(?)はせめてカッコよく見せてほしいです
あ、その前に「おろろ〜ん」も見てみたい気が… (w
PS:
おっと、そういえば綿流しラストの病室へと現れた血だらけの詩音
やっぱりあれって圭一の幻だったのかなぁ?

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