綿流し編も今回で最終回です
祭具殿に忍び込んだ4人の内3人が犠牲になり、それ以外にも村長さんや梨花ちゃん沙都子も行方不明…
当事者でありながら1人残された圭一
自分自身への不安より今は居なくなってしまった人たちの安否を心配する気持ちへと変わっていた
事件の解決とオヤシロ様の祟りの真相が明かされるのか?
ひぐらしのなく頃に 綿流し編 其の四『願い』始まります
ショックの大きい圭一はしばらく学校を休むとレナに言います
そして祭具殿にも忍び込んでいた事、魅音が凄く怒っていた事
全て知っていて今までどおりに一緒に居てくれたレナだからこそ
圭一に手を上げ「誰も叱らなかったと思う、だから

私が代わりに圭一君を叱るね」
そう叱る役目があったのだと思う
嘘をつき続けた圭一にとって叱ってくれたレナに素直に謝るのだった
落ちた回覧版を拾い上げる時、ふと目に付いた用紙
そこには「お醤油をお裾分けします」の文字
レナの推理にあった空になった醤油の瓶、そしてそれを貰いに行った梨花ちゃん…ならばその家に答えがあるのでは?
そしてそこに書かれていた家の名前は…園崎
圭一は園崎家…魅音の家に行こうとする所に大石刑事が現れます
今回の事件の事は園崎家が首謀だと睨んでいた大石刑事は園崎家の周囲を監視、事あれば強制捜査・現行犯逮捕に入ろうという魂胆のようです
その為に圭一を言葉巧みに懐柔したとレナは指摘

「それが警察のやり方なの!恥知らず!!」
怒りを露わにした2人は車を降り魅音の家に向かう
園崎家の正門、ブザーを鳴らすと魅音が現れ家の中に招き入れると圭一は祭具殿に入ったことを謝った

「この通り謝る、悪かった」
そんな圭一の姿を不真面目な態度で聞いていた魅音にレナは先ほどの回覧版の紙を差し出す
お醤油を貰いに来た梨花ちゃんを…隠してしまった
そしてそれだけで終わりのはずが沙都子ちゃんも、
いや、村長さんや富竹さんに鷹野さんすらも…!
レナの指摘に魅音は突然笑い出す
その笑い声と不愉快な態度が収まると…

「園崎家当主後継ぎ…魅音でございます」
姿勢を正し友人の魅音ではなく当主としての魅音として雛見沢と園崎家の歴史を話始める
雛見沢が過去には鬼が淵村と呼ばれ、鬼の血を継ぐ村人を恐れた別の村人に襲われることも度々あったこと
それに対し徒党を組んで対抗した事が今の雛見沢の村人の血にも残っている
鬼の名を継ぐ園崎家の宿命であるとも言う
頭首でもある魅音…その「魅」の中に「鬼」と言う文字が残ってる事がその証拠とも言います
背中にも鬼の刺青を入れており、それを見せようとするのをレナは止めます
全ての連続殺人事件に園崎家は関わり、当主の魅音がその中心に居た
梨花ちゃんや沙都子ちゃんは魅音が殺した
だけど自分の意志で1人だけ救った相手がいる…

「魅音の方に殺したくない都合があったのかもね」
事件の首謀者である魅恩に自首しようと勧めるレナ
魅音は30分だけで良いから圭一と2人っきりにして欲しいとお願いする
この後の魅音の処遇を考えれば、最後の別れになってしまうかもしれない
圭一と魅音は庭を腕を組み歩く
そんな時

「詩音は…まだ生きている」
自分のしてきた行為を見て欲しいと裏手の秘密の扉から入っていった先は

戒律を破った者を見せしめのために殺してみせる道具が並ぶ拷問部屋…

「みんなここで私が殺した」
綿流しを上手にやってみせた…まるで自慢するかのように言う
圭一は詩音の居場所を問いただすと奥の牢屋に居るとの事
向かった先には多くの牢屋が並び、一縷の望みをかけて沙都子と梨花ちゃんの居場所を訊くと
「虫が湧くと嫌だから井戸に捨てちゃったよ…ごめん」
湧き上がる感情を押し殺す圭一
そこに詩音の姿を見つけ駆け寄る、詩音も圭一の姿を見て喜ぶ

「圭ちゃん、圭ちゃぁん」
…それもつかの間
ひっ!?
いやああああああぁぁぁぁーっ!!
もぅ嫌ああああああああああぁぁぁぁーっ!!
私が憎いなら私を殺してと絶叫をあげる詩音
振り返った圭一が目にしたのは

鬼の形相で石を振り下ろしてくる魅音だった
詩音の叫び声が聴こえる中で目が覚めた圭一は拷問台に括り付けられ、
横には五寸釘を手にした魅音
圭一は「お前は魅音じゃない…鬼だ」と言うと
その鬼を目覚めさせたのは圭一のせいだと言い返す
あのおもちゃ屋で貰った人形を魅音にあげてさえいればこんな事にはならなかった…魅音を泣かさなかったら鬼が出て来ることも無かったと
その事に圭一は後悔した
全ての原因が自分のせいだとすれば魅音が行おうとしている釘を指の関節に打ち込む拷問も自分への罰だと受け入れる事で許せるのだろうか
だけど2つだけ頼みがあると言う
詩音は助けて欲しい、そして鬼に蝕まれた魅音の体から出て行け…と
自分の命乞いはしないの?
だったら3つ目は俺を助けろ
最初に2つと言ったらからダ〜メ…
そんないつもの軽口のやりとり
しかしその2つの約束は守れないという魅音
外からは出てこない圭一を心配したレナと警察が扉を破ろうとしている音が響く
捕まるのも時間の問題だとしたのか、魅音は耳元に近づけ
「ごめんね…魅音を汚して」
「何があっても俺の中に魅音は変わらない」
最後まで魅音を思いやる気持ちに

魅音は涙の雫を落とすのだった
そして去り際に
「2度と私にあったら近づかないで、それは私の屍に憑り付いた鬼だから」
そう言うとスタンガンを使い圭一を気絶させた
警察の突入で助け出された圭一と詩音
魅音はどこからかの抜け道から逃げ出したのか今だ消息不明だった

「私ひとりしか残らない…」
事件の事で村から引越しを決めた圭一にレナは悲しそうな笑顔を見せる
ほんの少し前まで笑いあっていた仲間たち
それが親友が同じ仲間を殺してしまった悲しい事件
あの頃がもぅ戻らないと思うと悲しさで胸が一杯になるだけだった
深夜2時…
外から窓を叩く音に目が覚める、窓の外にいたのは…
圭一は容疑者として警察に追われている魅音の心配をするも魅音の様子がおかしい
もぅここには居られないから最後に話がしたかった…
今日まで頑張ってきたけど…もぅ駄目…
突然笑い出した魅音に駆け寄ると

鈍い音と共に腹部に激痛・・・突き刺さった包丁
腹から血を流し崩れ落ちる圭一
苦しげに見上げた先には
えっ、へへへへへ…はははは間に合ったぁ〜
出来たぁ、全部できたぁ〜〜
私が殺したい奴はこれで全員〜〜!!
あはははははっ、あひゃひゃひゃはははhっ!
月をバックに狂気の笑い声を上げる魅音の姿がいた…
更に同じ頃

マンションから転落死した詩音が発見される
一命を取り留めた圭一は大石刑事から事件の詳細を聞く
あの拷問部屋の奥に井戸を見つけ、犠牲となった人が発見された事
そしてその中に園崎魅音もいた…
事件のあった日に井戸に投げ込まれて死んだと大石さんは言う
ならば圭一を刺した魅音は…一体誰だ?
更に鷹野さんも死亡推定時刻から考えれば祭具殿に忍び込んだ時点では既に死んでいた事になるとも・・・
大石さん曰く
「今回の事件、死体が歩きまわり過ぎなんですよ…」
大石さんはそう言って病室を後にしていく
謎だらけの事件
圭一は唯一の生き残りとして波乱の人生を送っていくのだろうか?

「あの時、1つ叶えてあげたけど」
やっぱり、ダ〜メ〜〜
血だらけの姿で現れ、圭一の指に五寸釘を押し当て振り下ろされる金槌…
魅音が言っていた全員を殺すことはここに達成された
〜綿流し編 完〜
…
いやぁ相変わらずのバッドエンドでした。(^^;
てっきり圭一は助かったかと思ったのに最後の最後で… orz
魅音は生きてるのか死んでるのか?
どうして村長や梨花ちゃん沙都子を殺したのか?
詩音が転落死した原因・・・etc
謎だらけの顛末もまぁ原作どおりなんですけど、やっぱりアニメはダイジェスト版だと実感
原作だともぅちょっと雛見沢や園崎家の過去の出来事や魅音とレナに圭一たちとの親友としての係わり合いや魅音と詩音の事などが語られていたんですよねぇ
だいたいあの最初の梨花ちゃんの自殺(?)シーンなどはどうして入れたのかサッパリ意図が分かりませんです〜
アニメだけ観てても謎解きどころか推理すらできないのはちょっと辛いですねぇ
1つの話を4話…じゃなくて6話ぐらいにすればもぅちょっと深く掘り下げられる気がするのですが、
目明し編などのひぐらし解まで放送するとなるとそりゃ尺が足りなくなりますなぁ (^^;
好きな話だったのもあって勿体無い感じがしましたよ
次回は「祟殺し編」
沙都子が中心の話ですが、今までの2つとは毛色の違う話になります
…が、やはり最後はorz ←こんな結末です
一番鬱になりそうな展開ですし、今から覚悟しておくか

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