2010/12/1

合同救助訓練(阿蘇-楢尾岳)  

合同救助訓練(阿蘇-楢尾岳)

【報 告 者】松井清明
【日   時】2010年12月1日(水)
【参 加 者】熊本県警山岳救助隊、阿蘇広域消防、熊本県山岳連盟他

≪ 報  告 ≫

今日は、なんとか休みが取れたので、熊本県警山岳救助隊、阿蘇広域消防、熊本県山岳連盟それにシェルパのスタッフ(?)の合同救助訓練に参加してきました。

こういった合同での訓練は全国的にも珍しいのではと思います。消防ヘリの「ひばり」も参加しての大がかりな訓練でした。
場所は楢尾岳山頂付近、阿蘇山上の派出所前に集合し、車で仙酔峡ロープウェイの上の駅付近に向かいます。この道は、かなり前には、観光用のマウントカーが走っていた道です。途中の景色は日本の他の地域では想像できないような荒涼とした岩場風景です。仙酔峡上の駅から楢尾岳へは15分も歩けば到着。古い登山道があるようです。

楢尾岳山頂の東側は数十メートルの壁となっており訓練に適している。古いボルトが数多く打たれている。今回は、新たに数本打ちこんで訓練に備えた。訓練内容は、壁の途中の救助者や壁下の救助者の人手による搬出とヘリによる搬送。ザックやツェルトによる搬送等の訓練を行いました。

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内容的には山ヤとしてはいまいちでしたが、警察と消防と岳連の協力ということが大きな成果だと思われます。山岳連盟の出番が少なかったことは少し不満。警察が形だけ整えるという、お役所仕事的な感がいなめないように思えました。
でも、このような訓練を重ね、万が一事故が発生した場合にはスムーズな協力体制がとれるようになって欲しいものです。

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報道関係者は、熊日から大倉氏、RKKとKABのTVスタッフが来られていました。
(KABの夕方のニュースを見ましたが、県警が中心の内容となっており物足りなさを感じました。実際は消防が主役でしたが・・・)

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2010/11/14

遭難者捜索(祖母山周辺)  

【日   時】2010年9月29日(水)、10月3日(日)、11月14日(日)
【参 加 者】大倉、山野、藤坂、大塚、岩井、福島、穴見、伊藤、松井
【捜索エリア】 最終頁に記載

≪ 報  告 ≫

熊本県山岳連盟は下記の記事の通り、祖母山系で行方不明の熊本県職員の男性を捜索することにした。
山岳連盟の役割としては一般の登山者が入れない藪・沢・岩場を対象とした捜索に絞った。あそ望からは上記9名のメンバーが参加した。

熊本日日新聞の記事より、
≪登山中に遭難か 県職員の男性が不明に 祖母山 2010年09月25日≫
> 宮崎県警高千穂署などは25日、大分、宮崎県境の祖母山(1756メ>ートル)>で熊本市十禅寺、県職員若林克典さん(38)が遭難した可能性>があるとして、山>中の捜索を始めた。同署によると、若林さんは20日早>朝に「日帰りで登山に行く」>と言って自宅を出たが翌日になっても戻らず、行方が分からなくなった。

> 家族から21日に届けを受けた熊本南署などが、熊本県内や近隣の山を>捜索して>いたところ、若林さんの友人が25日、宮崎県高千穂町側の祖母>山・北谷登山口で>若林さんのオートバイを見つけた。

> 若林さんは高校時代、山岳部に所属。自宅を出た際は登山靴を履き、緑>の長ズボ>ン姿で黒のリュックサックを持っていたという。

@ 9月29日
北谷登山口から北谷コースと風穴コースの間の沢筋を中心に捜索しました。
熊本県山岳連盟を中心に30名近くで探しましたが発見出来ず。宮崎県警、熊本県警のヘリも何度も飛びましたが無理でした。(山が深いため地上の人影は見ることが出来ないようです。地上の捜索隊からもヘリコプターが見えない状態でしたから)
僕の班は、一般登山道を千間平迄登り、そこから沢伝いに降りるコースを取りました。
手がかりなし。

A 10月3日
あそ望の掲示板の報告より、
先月。20日祖母山系に出かけられ不明となられたWさんの何回目かの捜索が行われました。
今回は、10日以上経過しており厳しい状況でしたので、これが最後という意気込みでのぞみました。
熊本県山岳連盟のメンバーに今回は九州救助犬協会から7匹の救助犬も参加しての捜索でした。
しかしながら、午前中の晴天とは打って変り、午後からは雷が鳴り雨が降りだすという厳しい気象条件になり、不十分な捜索しかできませんでした。
約40名で黒岳・親父山の北面・南面の沢・藪を探しましたが全く手がかりが得られず。
Wさんは何処に?
森の深い祖母山系ではヘリコプターによる上空からの発見は困難です。地道に沢・藪を中心とした捜索しかありません。ほとんどの沢は探しつくしたのですが・・・

今回、あそ望のメンバーは黒岳・三尖の西面の沢・藪を中心に2匹の救助犬とともに探しました。もう一人は、sawayaさんのメンバーに入って、親父山北面の厳しい沢を探しました。

僕の班はI夫妻と救助犬のクロスと共に沢・藪を中心に捜索しました。
三尖周辺の藪の濃さにかなり消耗してしまいました。

Iさんご夫妻、クロス、りりぃ、モモ太さんお疲れさまでした。
よせ谷直登の島地瓶、Yamaaki、フジミさんお疲れさまでした。
親父山北面沢のゼルプス、隈タカさんお疲れさまでした。

今後は親父山・黒岳周辺を登られる方は登山道周辺の崖や谷を覗いて見られることをお願いします。



B 11月14日
もう一月半も経過しているので生存はほぼ不可能と思われる。せめて遺体だけでもという家族の願いを想って、山岳連盟として最後の捜索にあたった。場所は、最後の電話から類推すると黒岳と親父山の間ではないかとの判断から黒岳と親父山の間の稜線から南側に懸垂下降で藪を降りて探すということを何度か繰り返してみた。
今回はマミリンと二人の参加だった。
でも、やはり見つからず。今後は雪のシーズンに入るため、有志での捜索へと切り替えることにした。
【2010年10月4日までの捜索範囲】
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