2006/11/24

瀬の本登山口から扇ヶ鼻  ハイキング

<山行報告>
扇ヶ鼻(九重山系)・・ハイキング
【報 告 者】松井
【日   時】2006年11月24日 (日)
【参 加 者】松井(真)、(清)

≪コースタイム≫     
瀬の本登山口(12:25)〜岩井川岳台地(13:45)〜扇ヶ鼻(14:15/14:55)〜瀬の本登山口(16:00)

≪ 報 告 ≫
今日は何とか天気が持ちそうだったので、女房の体型改善のトレーニングを兼ねて二人で久住に向かった。
ミルクロードを通って、瀬の本を過ぎ1kmあまり進むと岩井川岳登山口に到着。
登山届ポストも設置してあるきちっとしたコースのようだ。登山届に記入して林道を奥に向かう。一旦ヘアピンカーブを曲がって尾根筋に出て杉の植林帯の道を真直ぐ上へ。
植林帯が途切れた辺りから本格的な登山道に変わる。
登山道には道標などは無いが、よく踏まれた道で赤テープもところどころにあり分かりやすい。天然林(二次林?)の道を詰めると左手に小田川の源流を挟んで沓掛山から久住に延びる
稜線が見渡せるようになる。
【快適なルート】
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更に進むと右手には岩井川岳の大地が広がる。きつね色の茅がきれいだ。はるか向こうに雲海のかなたに阿蘇の高岳・根子岳のピークがちょっとだけ顔を出している。
ここまでは、すこぶる快適なルートだ。
右手の大地を見過ごし、扇ヶ鼻の登りにかかる。ここも、潅木帯の明るい疎林のルートだ。春や秋はさぞかし気持ちが良いことだろう。
この坂道を登り詰めると。向かいに星生山が望める稜線に出た。星生山は雲海の中にすっきりと浮かんでいる。
【星生山と雲海】
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稜線に出て右手に5分も進むと、扇ヶ鼻の山頂だ。東側に目をやると久住本峰や中岳はすぐ近くに望める。が、なぜか迫力の無い風景だ。
【扇ヶ鼻山頂を望む】
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ここで昼食。暖かいカップ麺でゆっくりと温まった。今日はここまでで下山。
登りのルートをそのままピストンで瀬の本登山口へ。
今日の歩数は17,000歩だったよう。
少しは脂肪の燃焼に役立ったかな。天気もそこそこ、暑くも寒くも無い快適なハイキング日和でした。紅葉には遅すぎましたが・・・

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2006/11/17

八面山(大分)−フリークライミング  岩登り

<山行報告>
八面山(大分)・・フリークライミング
【報 告 者】松井
【日   時】2006年11月18日(土)
【参 加 者】山野、生駒、黒瀬、増本、中野、播磨、松井

≪ 報 告 ≫
この秋は雨の少ない日が続いたが、最近は週末になると雨模様の日が多い。
19日の日曜日に八面山を計画していたが、今度も雨の予報。18日の方が少しは
良いのではと思い、急遽日程変更。
早朝、6:10に山野さんに僕の自宅まで来てもらう。南関の生駒さんの家を経由して高速に乗り、日田、耶馬溪経由で八面山に向かった。メンバーは熊本からは最近始めたばかりの(他の皆さんも今年始めたばかりなのだが)黒瀬さんを含め4人。下関から来られる中野さんと播磨さんに八面山山頂で落ち合うことに。
少し遅れて福岡から増本さんが来られるとのこと。
9時少し前に山頂の駐車スペースに到着。天気は時折日が射すものの曇天。
山頂に向かう登山道から赤いテープの巻いてある目印の木のある鞍部の急坂を下る。一部に固定ロープあり。100mも下ると岩場に到着。

まずは、「恋の滝登り(5.9)」に生駒さんがトライ。マスターでOS。
さすが。続いて、播磨さん、中野さんがトップロープで次々とトライ。

僕はUPを兼ねて「フレンド(5.10b)」にトライ。最後のクラックはやっぱり苦手。まあ、何とかクリアして、トップロープをセット。続いて生駒さんがトップロープでトライ。最後のクラックは強引に越えたが、まずまず。リードでも大丈夫だったかな?

この辺りで、増本さんが登場。皆さんが「恋の滝登り」でわいわい登っているので、エリアの一番左端にある「烏天狗(5.11a)」にトライ。このルートは1年半前に登り、OSトライでワンテンしたところだ。1ピン目から結構シビア。テラス状のところで一息、右に回りこんで核心を越えようとしたが、良いホールドを見つけられずにテンション。
30分くらい休んで再度トライ。今度は無理なく登れた。3便目でRPだ。5.11台のRPは久しぶりなのでやはり嬉しい。

続いて、生駒さんが「シティライン(5.10c)」に挑むことに。
フレークを使って乗り越えたかなというところでスリップしてフォール。3mくらい落としてしまった。気を取り直して再度トライするも同じところでフォール。
小雨がぽつぽつと降っているのでやはり難しそう。
ここで、ヌンチャクの回収にと取り付く。フレークをレイバックで乗り越せたのでそのまま上に向かう。終了点の前が核心だったようだが、すんなりクリアできた。
前回来た時は、ここでテンションを掛けていた。このトライがRPだったようだ。

続いて、フレンドの横の「カプチーノ(5.9)」に皆さんがリードで登れるようにヌンチャクをセット。
山野さん、黒瀬さんとほとんどリードできたかな?
この頃から、かなり雨が落ちてきたので終了とすることに。ヌンチャクの回収にと急いでA0で登る。

ここでは、昼食もままならないので、八面山の麓の公園内にあるあずまやに向かう。
もみじの紅葉を眺めながら、のんびり昼食を楽しんだ。
その後、すぐ近くの金色温泉に。立派な温泉だ。八面山に来る時には気になっていた温泉だが入るのは初めて。外には露天風呂が階段状にいくつもあるようだ。一つの露天風呂に浸かって男5人、のんびり過ごす。上から雨が頭を冷やすのでちょうど良い塩梅だ。
いつもより長く温泉に浸かって、途中、耶馬渓で地鶏のから揚げを買って家路に着いた。

皆さん、なんとかクライミングを楽しめたようでなによりです。

山野さん、車の運転お疲れ様でした。ありがとうございました。
宿題を残した方も多いですね。また行きましょう。では、
【烏天狗(5.11a)を登る】
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2006/11/4

根子岳縦走(西から東へ)  バリエーション

<山行報告>
根子岳縦走(阿蘇)・・バリエーション
【報 告 者】松井
【日   時】2006年11月4日(日)
【参 加 者】(L)松井清明、(SL)勝野真彦、(SL)山道英二他9人
        西峰まで(稲葉博明他3名)
≪コースタイム≫     
【4日】 鍋の平キャンプ場(8:00)――日の尾峠(9:00)――西峰下(10:00/10:30)――トラバース地点(11:20)―――10m懸垂下降地点(12:00)―――ローソク岩20m懸垂下降地点(13:00)―――25m天狗の登り(14:00/15:00)―――天狗のコルへの懸垂下降(15:30)―――東峰(16:30/16:45)---大戸尾根経由登山口(17:30)

≪ 報 告 ≫
11月最初の3連休に、今年から岩を初めたメンバーを中心に根子岳の縦走を試みました。
皆さん、室内のラリナガやリフレス、外岩の日向神で、そこそこクライミングが出来るようになっており、技術的には問題ないレベルと判断して試みました。
3日の夕方、鍋の平キャンプ場に集合。Yamaakiさん、KumamotoのKKさんがすでに到着していました。
インターネットで調べてはいましたが、期待していたキャンプ場の営業はしていません。水が出なかったが、キャンプ場の隣の別荘は熊本労山の樺島さんの所有であり、樺島さんから、家の水を分けてもらいました。
夕食の準備をしていると、福山さん、ミカンさんが、黒ぴょんさんも鹿児島から到着、Riceさんと息子さんの爽太朗君とぞくぞく到着して、13夜の月の下、馬刺し、焼肉、キムチ鍋で懇親会は始まりました。
その後も、クライマーEさん、山部史さん、沢グルメさん、綾吉さん、ミッチーさん、深夜にますもさんと宿泊組みの全てが揃ったようです。楽しい集いは更けていき、翌4日も快晴の天気。当日組のひめちょろさんとマミリンさんを向かえ、総勢16名で出発。

【キャンプ場より】
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 だが、当初の予定であった根子岳西峰南尾根への取り付を過ぎてしまった。やはり目印を見つけるのは難しい。まあ、良しとして、車道を日の尾峠へ向かう。
日の尾峠からは西峰に向かっての直登だ。高度は一気に稼ぐ。朝露を一杯染み込ませたスズ竹で全身びしょぬれになってしまう。高くなるに連れて展望が優れてくる、天狗の秀峰も見えてきた。程なくして西峰の基部に到着。ここから、西峰の東側を巻いて南尾根から西峰の頂上を目指そうとしたが時間的にも10:30分を過ぎており無理と判断。縦走組とはここで別れ、いよいよバリエーションの世界へ突入。

紅葉に染まるやせ尾根を東へ東へ。すぐに、南側への急な下りに差し掛かる。懸垂下降用の支点があるが、様子見に下ってみると懸垂下降までは不要のようだ。安全のために沢グルメさんの長シュリンゲを延ばしてもらう。
次は、ぼろぼろの斜面のトラバースだ。お助け紐が一本固定されていたがこれだけでは不十分。
ロープを出して固定し、それにカラビナを掛けて渡ってもらう。
次は、いよいよ10mの懸垂下降だ。みなさんが、降りきってしまう前に次のローソク岩の頂上に登って次の懸垂下降の準備を行う。ここは、北側のブッシュをトラバースしても良いのだが、ここが、根子岳のハイライト、ローソク岩から山の口谷に向かって空中懸垂に近い懸垂下降を行う。ここで、一つチョンボしてしまった。少し、降りすぎてロープが25m一杯になってしまった。ブッシュ帯には少し届かない。実は、15mくらい降りた地点で右にトラバースだったのだ。仕方がないので、ロープを8環に固定し、10m近くフリーソロで登り返すことに。みなさんの振られ防止用に、下から、右にロープを引いてルートを確保する。

【20mの懸垂下降】
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 ここで、熊本のアウトドアショップ「峯夢」企画のメンバーが逆方向から交差する。少し前、社長の小倉さんから話は聞いていた山行だ。本当は天狗の頂上付近で交差する予定だっただけに少し時間の焦りを感じる。
次は、いよいよ、25mの天狗の登りだ。まだ、後続のメンバーがローソク岩を降りている中、クライマーEさんにビレイを頼み、30mロープで上り始める。結構、多くのクライマーが訪れているのか、よく登られているところはつるつるに磨かれている。一応、アプローチシューズも問題ないレベル(III級+くらい)だが、皆さんにはクライミングシューズを履いてもらった。プルージックで自己確保をして登ることにした。皆さん、確実に登れたことを確認して天狗の頂上に集合。

もう時間が迫ってきたので、すぐに天狗のコルに向かっての懸垂下降に入る。ここは、北斜面ではなく、東側のリッジを降りてもらうことにした。少し振られが恐いが距離が短いので問題ない。天狗の影が東峰に向かってするどい影を落としている。天狗のコルまでが、バリエーションルートだ。皆さんが下り終えて、ホッ。後は、一般登山道を東峰へ!

【影天狗】
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北のヤカタガウド方面も南の山の口谷、地獄谷方面も紅葉、黄葉の盛りというかもうすでの峠は越えているようだ。
東峰で全員集合の写真を撮って、高森方面に向かって一気に下る。もう16:30だ。少し下ったところで、縦走組の黒ぴょんさんが心配して迎えに来てくれていた。感謝。感謝。
登山口に降りきると肥後の赤牛が出迎えてくれた。

夕暮れまでギリギリの行動でした。みなさんの満足気な表情が印象的でした。

帰りに、白水村の「瑠璃」で温泉に浸かって、各自帰途に着きました。
みなさん、本当にお疲れ様でした。また、楽しい山行をしましょうね。
では、
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2006/10/22

広タキスラブ(大崩山系)  岩登り

<山行報告>
広タキスラブ(大崩山系)・・マルチピッチクライミング
【報 告 者】松井
【日   時】2006年10月22日(日)
【参 加 者】山道英二、松井清明

≪コースタイム≫     
【22日】 林道そばの駐車場(11:00)――下流側の滝(12:00)――取り付き点(13:50)――
3ピッチ目終了点(14:50)――取り付き点(15:30)上流側の滝15:55――林道そばの駐車場(16:55)

≪ 報 告 ≫
祝子川山岳会のロープワーク講習会を午前中に終え、広タキスラブを目指した。相棒は山道さんだ。武平谷を渡った林道脇の駐車スペースで準備を整えスタート。

「日本の岩場(上)」の解説の通り、右岸の樹林帯を登っていった。しかし、目印になるものは何も見つからない。20〜30分も登ると武平谷からはかなり高く離れてしまったので間違ったのではないかなと思い、谷に降りることにした。急な藪の斜面を懸垂下降を交えながら川底に降りたった。そこには、何と立派な滝(50m)が水しぶきをあげている。この滝を巻くには左岸を大きく巻くほかは無さそう。しかしながら、樹林帯を登り詰めるとそこには壁が立ちはだかっている。ここは、真直ぐ突破するほかはなさそう。ロープを出してブッシュと岩のミックス部分を登って行った。途中、アプローチシューズをクライミングシューズに履き替え更に直上。やっとの思いで左上の尾根に出ると200mくらい向こうに目指す広タキスラブが現れた。
林の中をトラバース気味に下ると、ところどころに赤やピンクのテープが見えてきた。ルンゼ状の部分に固定ロープが設置されていた。
ここが7月にボルトが抜けて滑落事故があったところのようだ。真新しいRCCボルトが数本打ってある。固定ロープは恐いので、使わずにフリーで抜けた。IV級以上のコーナーを10数m登るとそこから左にトラバース、固定ロープもしっかりしていたので積極的に使うことにした。
トラバースからハングを乗り越すとようやく広タキスラブ「左ルート(4級)」の取り付き点へ到着。

目の前には広大なスラブが広がっている。しかし、雌鉾岳の圧倒的なスラブを見慣れたものにとってはまだ平凡に見える。ルートも雌鉾岳の「美しいトラバース」の出だしの直上部分までのルートに近い。
ここまで来るのにハーネスも付け、クライミングシューズもシューズも履いていたので少しの休憩の後、クライミングスタート。天気は曇り時々晴れとそこそこの状態。

1ピッチ目はIV−とあって何処にもピンは見えない。左上気味とトポに書いてあったので左上にルートを取る。35mくらい延ばして終了点発見。しかし、古いリングボルトなので不安。
これを使っての下降時の懸垂下降は恐そう。クライミングダウン気味に、テンションをかけないように降りるしかないかなと思っていたら、10mくらい右上にも終了点を発見。こちらの方が新しい。しかもRCCボルトで捨て縄もしっかりしている。こちらが正規の「左ルート」のようだ。2ピッチ目はそちらへ移動。これから先には、2本もピンが見える(ちなみに1ピッチ目はピン0)。このピンを目指して直上。ちょっと難しい段違いを越える。

     【3ピッチ目をフォローする山道さん】
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これがV+級かな?まだ、時間があるのでもう1ピッチ直上。草付きの少し手前でピッチを切る。ここでタイムアップ。
帰りの藪こきの時間を考えるとここまでが限界。山道さんも結構疲れているようだ。高度的には半分より上まで来ている。快適な高度感だ。向かいの硯岩の壁も見事だ。硯岩と広タキスラブの間の極端に狭まった部分は「クロスケオテ谷」の核心部のようだ。この谷の遡行は超上級者向けだそうだ。沢靴よりもクライミングシューズがあると良いのではないだろうか。
しばし、展望を楽しんだ後下降へ移る。3ピッチの懸垂下降で取り付き点に到着。

     【向かいには硯岩が望める】
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帰りは、ピンクのテープを伝って左岸を下る。しかし、行きの時登った壁の付近でテープは無くなった。やはり、行きと同じルートを下ることに。今度は懸垂下降2回で樹林帯へ降りた。ここから、左岸沿いに出来るだけ沢から離れないように下ると林道に突き当たり終了。

     【武平谷を流れる3段40mの立派な滝】
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ここで、すでに17:00近い。ギリギリの時間配分だった。
6時間の行動中、クライミングは1時間。懸垂下降に30分。ほとんどがアプローチだったことになる。

山道さん、藪の中を引きづり回してお疲れ様でした。まあ、これも良い経験ですね。どんな、場所にでも行ける自信が付いたのではないでしょうか。
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2006/10/15

英彦山ハイキング  ハイキング

<山行報告>
英彦山(福岡)・・ハイキング
【報 告 者】松井
【日   時】2006年10月15日(日)
【参 加 者】(L)山道、増本、中野、荒木、今林、ACQ、松井
        
≪コースタイム≫     
別所駐車場(9:45)〜奉幣殿(10:00)〜中岳(10:56/11:13)〜南岳(11:19/11:27)〜鬼杉(12:12/12:55?)〜玉屋神社(13:27)〜奉幣殿(14:15/14:30)〜別所駐車場(14:48)

≪ 報 告 ≫
今日は、久々のハイキングだ。朝方、筑豊に所用があって来たので、そのまま添田町を通って英彦山に向かう。英彦山の山頂に立つのは何十年ぶりだろう。35年くらいかな?
天気は快晴。別所駐車場に車を止める。ここで、準備をして銅の鳥居から真直ぐ山頂に伸びる登山道に向かって南に向かう。すぐに、石段の登山道に出会う。ここには、ケーブルカーのようなスロープカー(後で調べたら、構造種別はエレベーターに分類、駆動方式は歯車のラック&ピニオンで自走だそうです)がある。最近(1995年)作られたようで、よそでは見たことが無いものだ。石段を少し登ると奉幣殿に到着。
ここから、本格的な登山道となる。ひたすら真直ぐ杉林の中の急登を登る。途中、幼稚園児らの団体さんを追い抜く。
そこそこ速いペースで進む。木々も少し色づいてきているようだ。
【山頂付近では紅葉が始まる】
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およそ1時間で中岳の上宮に到着。北側の広場に下りると、クライマーEさんら本体の仲間が出迎えてくれた。
【山頂にて集合写真】
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ここで、しばし休憩の後、全員で南岳に向かう。南岳山頂であれやこれや山座同定をする。結構遠くまで望めるもはっきりしないピークも多い。
南岳からは周回ルートをとろうということで鬼杉に向けて降りる。結構急な下り坂だ。途中で少しアクシデントもあったものの、材木石を通り、無事鬼杉に到着。ここで、昼食。鬼杉を見上げながらゆっくりと各人思い思いの昼食とする。
【鬼杉を見上げる】
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これから、大南神社、玉屋神社を通って奉幣殿に到着。このトラバースはアップダウンがあり結構なアルバイトを強いられた。
初めての縦走のキヨさんは平気な顔。これは、すごい「山や」になる予感。
ということで、英彦山の縦走は終了。その後、しゃくなげ荘でお湯に入り、それぞれ帰途に着いたのでした。紅葉はまだ、1ヶ月早かったかな?
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2006/10/7

鬼岳(大隈半島)  岩登り

<山行報告>
鬼岳(大隈半島)・・マルチピッチクライミング
【報 告 者】松井
【日   時】2006年10月7日(土)〜8日(日)
【参 加 者】藤山明彦他鹿児島黒稜会、松井

≪コースタイム≫     
【7日】植木(05:30) 〜〜八代IC==姶良IC〜藤山氏宅(08:00)〜鹿児島フェリー乗り場(8:30)〜桜島(8:45)〜垂水〜鹿屋〜根占〜鬼岳入り口(11:00)――サブマリンカンテ取付(11:30/12:00)---サブマリンカンテトップ(12:50/13:00)---取付 (13:30)――焼酎エリア――鬼岳入口(16:30)〜〜立神キャンプ場(17:00)
【8日】立神キャンプ場(8:30)〜〜駐車場――西岩稜取付(9:10/9:30)――西岩稜頂上(13:00/13:10)――西岩稜下(14:00)――焼酎エリア――駐車場(15:15)〜〜鹿屋〜垂水〜桜島(17:00)〜鹿児島鹿児島中央駅(17:45)〜姶良IC(19:00)〜植木(21:30)

≪ 報 告 ≫
7日(土)早朝に植木を立って鹿児島に向かった。今日から、鹿児島黒稜会の鬼岳合宿に参加させてもらうことにしたのだ。
午前8時に姶良IC近くの藤山氏の自宅に立ち寄る。僕の車で鹿児島市内から桜島に渡り、垂水、鹿屋、根占と通って立神集落の少し先から林道に入り、鬼岳の入り口に車を止めた。すでに二台の車が止めてある。黒稜会の先発組のようだ。
ここから、山道を数分歩くと第1の分岐へ。左に道をとって、水の無い谷を渡り急な斜面を30分程度登ると第2の分岐へ到着。ここから、鬼岳南峰の壁の下を奥(東)に向かって進む。すると、サブマリンカンテの岩場に到着。ここで、昼食休憩とした。
クライミングの準備を整え、いざ出発。藤山さんから僕に1ピッチ目のリードを譲ってもらった。顕著なカンテ沿いの快適なルートだ。
ボルトも適度な間隔で設置してある。思いのほか簡単に1ピッチ目を終了。奇数ピッチは松井リード、偶数ピッチは藤山リードで登っていった。最終ピッチは藤山リードの番であるが僕にリードを譲ってくださり、楽しくサブマリンカンテの頂点に立つことが出来た。
この間、6ピッチを1時間弱。結構速いペースで来てしまった。もう少し楽しめる余裕があると良かったのかな?
ピークから数m手前に降りた所から、北面に向かって懸垂だ。20m近くの下降でブッシュ帯に到着。そこから、急な山道を10分程度下れば取り付き点へ。あっけない感じのルートでした。でも、ロケーションは抜群の快適ルートでした。初心者のトレーニングには最適かも。

  【快適なクライミング】
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その後、ショートルートで遊ぶことにした。「焼酎エリア」の「メインフェース右側」に向かった。でも、この「白波スラブ中央(5.10d)」は難しい。
藤山さんも僕も1ピン目から先へ進めない。目に見えないくらい細かいコケがびっしり生えているようだ。スラブに強い「モカシム」でもこれは手強い。
結局、このルートは登れず、左の「白波スラブ左(5.8)」に逃げることに。でも、このルートには終了点は無く、立ち木から懸垂下降をする羽目に。このエリアは難しいということで、20m隣の「メインフェース左」の「無双フレーク(5.10d)」に挑む。
マスターオンサイトを狙ったが敢え無く敗退。でもムーブは繋がったので次は大丈夫だろう。でも次に来れるのは何時の日になることか・・・
藤山さんは見事フラッシュングで突破。さすが。
この後「No.1クラック(5.9)」などで遊んで、16時過ぎには下山。今夜は立神公園キャンプ場で宴会だ。海沿いのキャンプ場は古いがきっちり炊事場もトイレもある。何せ、この海沿いのキャンプ場だ。最高のロケーションに何も言うことは無い。
早速、ビールから飲み始め、楽しい一時を過ごし、皆さんが揃う頃にはもうすでに出来上がってしまい何も覚えていない・・・・(いつものことだけど・・・)

  【キャンプ場からの開聞岳】
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翌日は、メインイベントである「南岳西岩稜黒稜会ルート」へ。今日もパートナーは藤山さんだ。心強い!
昨日の第二分岐から左に別れ、急な山道を登ると西岩稜末端へ到着。
スタートの1ピッチ目、ここはルート図から見ると2ピッチ目になるようだ。チムニーをにじり登ると右に越えろという合図。
なんか変だな。でも、思い切って右のカンテに出てみる。しかし、ここからの直上は難しい。
右手の藪を掴んでなんとか乗り越えた。あとで、聞いてみると右へ出るのが少し早すぎたようだ。
チムニーを越えると安定な場所に出る。右手の樹林帯を伝って登ってもこの場所に出ることが出来そうだ。立ち木でビレイ。
ここからは厳しいスラブが始まる。出だしは右手の草付を使える。さらにチョンボかもしれないけど更に右側の岩にも足が置ける。
今日は藤山さんにも昨日の「無双フレーク」で見せたようなキレが無い。まだ酒が残っているのか、昨日の疲れか・・・思わずA0になってしまう。フォローの僕もA0多用で乗り切ることに。

  【厳しいスラブは続く】
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このピッチを含め3ピッチが5.10cとされるところだ。しかしながら、フリールートの5.10cとは比べ物にならないくらい難しい。どのピッチもぎりぎりのフリクションを使ってのムーブを強いられる。マルチはスピードが命と割り切り、フリーには拘らず(言い訳)
A0の嵐で乗り切る。その後は一部藪が出てくるものの、バックに錦江湾、その後ろに開聞岳と最高のロケーションのクライミングが続く。まるで、富士山をバックの北岳バットレスのような感じだ。すぐ左手の北峰から西に伸びるクロコダイルピークでは、中尾さん達がピークから懸垂下降で降りながら支点整備を行っている。シルエットがかっこいい。

  【ルート整備中】
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ここまで、藤山さんとずっとつるべで登ってきた。やがて、ドームと呼ばれるピークに到着。南東側のはるか下に昨日登ったサブマリンカンテが望める。米澤先生達5人のメンバーが頂上にたどり着いたようだ。北側には谷を隔ててじゃんけんリッジが望める。西側からグー(ナックルピーク)、チョキ(フィンガーピーク)、パー(パームピーク)だそうだが少し無理がありそうに思える。が、本当に特徴的な岩峰で、九州ではここだけだろう。

  【じゃんけんりっじ】
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  【サブマリンカンテを見下ろす】
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南峰の頂上にはもう2ピッチだ。藤山、松井の順に登る。最後のピッチをリードさせてもらったが、この8mの5.10bも本当に手強い。やっぱりA0に逃げてしまった。頂上からの展望も高度感満点。常緑樹林帯の中にすっくと伸びた岩峰の上は快適、快適。
しばし、眺望を楽しんだ後下降へ。頂上にはペツルのハンガーに鎖がつけられており完璧なビレイポイントが出来ている。8ピッチ目の登り始めの地点まで2回の懸垂で降りる。ここから、南側の樹林帯を懸垂下降3回(距離は短いのだが、ロープが引けないといけないので)で、岩峰の基部へ到達。ここで、靴を履き替え岩峰沿いに急な樹林帯を下る。このルートは今朝方、会長の三穂野さんが枝を切ったり赤テープを巻いたりと整備されたルートだ。急斜面だが快適。20分ほどで今朝方の第二の分岐点に到着。

ここで、昨日のフリーエリアに向かう。三穂野会長や米澤先生達がわいわいと賑やかに登っておられた。合流したところで皆で山を降りることに。谷を渡ったところの少し下流でこの地点から湧き水となっている水場でくつろぐ。
駐車場にたどり着き、今日長崎まで帰る都野さんを含め3人で鹿児島に向かった。

  【鬼岳をバックに集合】
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快晴の空の下、素晴らしい仲間に恵まれ快適なクライミングを堪能することが出来ました。鹿児島黒稜会の皆さま本当にありがとうございました。
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2006/9/23

初秋の比叡山  岩登り

<山行報告>
比叡山(I峰南面)・・岩登り

【報 告 者】松井
【日   時】2006年9月23、24日
【参 加 者】23日;生駒、山道、松井、24日;福島、勝野、松井

≪コースタイム≫     
【23日】植木(06:30) 〜〜高森==高千穂〜比叡山III峰下水場(09:00)
【24日】比叡山駐車場(14:30)〜〜高千穂温泉(15:30/16:00)〜〜高森経由〜〜植木(19:00頃)
・「ナックルスラブ」13:00スタート〜16:30終了点
・「第1スラブ」   10:00スタート〜13:00終了点

≪ 報 告 ≫
 やまびこ大集合が日之影町の丹助小屋で企画された。
先週の剣岳山行が悪天候で中止せざるを得なかったので早速この企画に乗ることにした。
 23日の早朝6:30分に植木町役場裏駐車場で沢グルメさん、綾吉さんと待ち合わせる。沢グルメさんの車に同乗して高森経由で高千穂をめざした。
さすがに今度ばかりは好天だ。比叡山下に到着すると大勢の人が準備しておりすでに1スラには取り付いているクライマーが望める。
 今回のメンバーは、クライマーEさん、ぴこまさん、沢グルメさん、まみりんさんの4名のマルチピッチクライミングのデビューの日だ。応援団は、綾吉さん、ますもさん、鹿児島から駆けつけてくれた黒ぴょんさん。

 まずは、III峰傍の水場に移動し、その横のフリーのエリアで練習。
「トリハダスラブ(5.10b)」に取り付くも、登ったのはずいぶん前のこと。
左側にルートを外れてしまった。気を取り直して、右側のカンテを越えたフェースに取り付く。微妙なスタンスだがなんとか登れた。ここは、四阿屋相当のグレードの付け方だ。日向神でも5.10c、野岳なら当然5.11aではないかな?
このスラブが登れればI峰南面の高いグレードのピッチはほとんど登れると思われる。
早速皆さんにトップロープで楽しんでもらうことにした。
沢グルメさん、クライマーEさん、ぴこまさんとなかなか良いぞ。その調子。

 土曜日組が一応登り終え、若干のマルチの手順の講習を実施。その後皆で今日のルートであるナックルスラブを目指す。何度も来た岩場なのに道を間違えてしまった。
結構距離があったように思えたのに取り付き点を通り過ぎてしまったようだ。こんな所に小さな神社が・・
全く知らなかった。100mくらい下って壁に向かうと、見慣れた壁に出会った。

 今日のメンバーは、クライマーEさんとぴこまさん。二人のトリハダスラブの登りを見ていて、スーパーのルートに変更。真直ぐ上の松の木を目指すこととした。
このスーパーのルートは以前にも登ったことがあったので気楽に取り付いたのが・・・

1ピッチ目(VI ⇒VII-?)
 まず、左のスラブに取り付き、段違いを右上し、小ハングを乗っこす。ここまでは良かったが、だんだん傾斜がきつくなってきて、またハング気味のフェースで、乗越し方がどうしても分からない。ビレイヤーはマルチ初めての二人だ。この際、仕方なくA0を選択、ヌンチャクを掴んで乗り越えた。更に急なスラブ、ついでフレーク、これをレイバックで越えて松の木でビレイ。冷や汗モノだった。
ボルダー上手のぴこまさんも、クライマーEさんもA0(ゴボウ)で突破。
2ピッチ目(V-)
 そこそこのスラブの直上。
3ピッチ目(V+)
 更に上を目指す。途中から右側のノーマルルートに入り松の木でビレイ。ここも結構立っているスラブだ。ピン沿いよりも更に右側を抜けると楽だったようだ。
ぴこまさんはそちらを選択。クライマーEさんは、ヌンチャクの回収の関係からルート通りの少し難しい方になったようだ。

【3ピッチ目終了点でのお疲れ気味のクライマーEさんと元気いっぱいのぴこまさん】
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4ピッチ目(IV+)
 ここからはノーマルルート。左側のスーパールートはVI+のフェースなのでフォローでも厳しい。スーパールートは5.10cくらいだったと記憶している。
右上の段違いを越えてスラブに出る。スラブに入ると易しい。声が通らなくなる心配と、きちっとしたビレイ点があるため途中でピッチを切る。
5ピッチ目(V-)
 簡単なスラブを登って左のフェースに入る。ナックルスラブのルートは更に左側のようだったがピンが見当たらない。右上に「ナックルフェースFYK」の白塗りのボルトがあったのでそこで、ピッチを切る。
6ピッチ目(5.9)
 FYKルートのこのピッチのグレードは5.9となっている。さすがに、このグレードではピンの数が多くルートファインディングが容易だ。左側のスラブの方が易しそうなのだが、ボルトは右のカンテ上に付いているので右端を登るしかない。50mいっぱいで終了点と思いきや、ロープが重い。無理やり引きづって安定した松の木で終了とする。この時、下ではロープがキンクして、待ってくれと叫んでいたようだ。それとは知らずに思い切り引き上げてしまった。声の通らない場所ではホイッスルが有効なのだが、前回のマルチで失くしてしまっていたため使えなかった。
 まあ、なんとか事なきを得て、ぴこまさん、クライマーEさんが登ってきた。
時間にして、3時間半くらい。このグレードでしかも始めてのマルチでは最高の出来だったように思う。
ちょっと、厳しかったけどお二人の充実した笑顔に安堵。今回のルートはI峰南面のルートの中では平均よりかなり難しい部類に入ります。ぴこまさんもクライマーEさんも自信を持ってくださいね。


稜線上でひととき休憩した後、一般登山道を下って駐車場へ。ぴこまさん、クライマーEさん本当にお疲れ様でした。

続いて、丹助岳の山頂直下にある小屋での宴会だ。日之影のAコープ、酒屋で買出しして温泉に入って丹助小屋へ。到着した時は19:00を過ぎていた。空は満点の星明かりだ。
ここで、やまびこの大勢の方々と懇親を深め、いつの間にか翌日に・・・・


24日(日曜)も晴天。
まずは、III峰下水場に立ち寄り、「トリハダスラブ」にトップロープ掛け。今回はスムーズに登れた。
今まで、このルートをきちっと登っていなかったのでこれがRPだった。
日曜日組の方々に簡単な講習をして、I峰下へ!今日は、I峰の代表的なルートである「第1スラブ」だ。こちらも、ノーマルとスーパーがあるが、ノーマルは登ったことが無いし、他の人が登っているのを見たことも無い。そのため、当然スーパーを選んだ。
先行組として西都山岳会の11名の団体さんがおられた。阿万会長が上の方から声を掛けてくれた。
おそらく、渋滞させて申し訳ないと言っているようだ。駐車場には「庵・鹿川」のヒデさんの車と思われるものがあり、どこか難しいルートを登っているようだ。
今日のメンバーはマミリンさんと沢グルメさんだ。取り付き点で、写真を撮っていざスタート。

【スタート前のマミリンさんと沢グルメさん】
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1ピッチ目(IV)
 階段状を左上し立ち木でビレイ。特に問題なし。
2ピッチ目(IV+)
 ここから、スーパールートだ。快適なスラブの直上。多くの方が登られている人気ルートのため、ルートファインディングも易しい。
3ピッチ目(IV-)
 更にスラブを直上。本来のルートよりも3m高いところにある立ち木でピレイ。
4ピッチ目(III)
 次の亀の甲スラブに繋げる踊り場的ピッチのため、そのまま、マミリンさん、沢グルメさんにリードで登ってもらった。ここで、西都山岳会の最後のパーティに合流。ゆっくり休憩タイム。
5ピッチ目(IV+)
 ここが、「亀の甲スラブ」と言われるところだ。亀の甲のような模様がクラックとして走っている。右にトラバースしてから直上だ。ダイレクトのルートもあるがこれは5.11a、おそらく5.12が楽に登れるようでなければ突破は難しいだろう。
6ピッチ目(IV+)
 このピッチは50mちょっとあるので2ピッチに分けるのが普通だ。右上の松の木までは簡単なのでマミリンさんにリードをお願いする。続いて沢グルメさんにも。このやり方は結構難しい。ビレイヤーはボディビレイで違うスピードの二人をビレイすることになる。まあ、なんとか工夫すれば出来る。
そのまま登ってもらったが、そのビレイポイントは西都の方が集まっておられたので急遽変更。二人に途中でセルフビレイを取ってもらって、僕が一段上のビレイ出来そうな立ち木の立っている位置に移動。
西都の方が登るのを待って一気に6ピッチの終了点まで伸ばしてもらった。二人とも初めてのリードとは思えないくらいのスムーズなムーブで突破された。良かった、良かった。
7ピッチ目(V+)
 ここは、このルート核心のピッチだ。ハング気味のところをうまくクラックを利用して越えなければならない。
2番手のマミリンさんは一度滑ってテンション。が、二人ともスムーズに突破。
8ピッチ目(IV-)
 ようやく最後のピッチだ。沢グルメさん、マミリンさんの順にリードしてもらうことに。左側に10m移動して傾斜の落ちてきたスラブを登り終えるとピークに達する。二人ともらくらく登れたようだ。

 マミリンさん、沢グルメさん、お疲れ様でした。登攀成功を祝って硬い握手。
時間は、ほぼコースタイム通りという理想的なクライミングでした。

【3ピッチ目をフォローするマミリンさんと沢グルメさん】
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2006/8/11

高岩谷-沢登り  沢登り

<山行報告>
高岩谷(雁俣山北東面)・・沢登り

【報 告 者】松井
【日   時】2006年8月11日
【参 加 者】山道(クライマーE)、松井

≪コースタイム≫     
植木(07:30) 〜〜植木IC==御船IC〜柏川入渓地点(09:00/09:15)――二股(9:45)---遡行終了(12:50頃)---雁俣山 (13:45/14:30)――二股(16:00)〜〜柏川入渓地点(16:30)〜〜佐俣の湯経由〜〜植木(19:00頃)

≪ 報 告 ≫
 夏休みに入り、一日時間が使える日が出来たので一人で簡単な沢にでも出かけようと思った。だめもとでクライマーEさんを誘ったらOKの知らせ。6月に計画して流れてしまった「高岩谷」を目指した。
7:30に、植木町役場裏の駐車場着。ここで、クライマーEさんの車に乗り換え、市街地を避けるため植木〜御船間では高速を使った。天候は曇り、時々雨粒が車のフロントガラスを濡らす。が、あまりひどい雨にはなりそうもない。緑川ダムを渡り、京丈山登山口を目指す。
黒茂集落への道を右に分け真っ直ぐ進む。最初の谷を渡ったところが柏川の入渓地点だ。
ここで、準備を整え出発。すぐに先に堰堤があり、これを左から越える。辺りは、倒木や土砂崩れでかなり荒れた谷相となっている。ゴーロ帯をしばらく進むと分岐点へ。正面の谷は帰りに使うゴーロの小沢だ。本流は左で、すぐに5m斜め滝がかかる。ここから小滝が連続する。周囲はゴルジュとなって暗い。滝はフリクションの良く効く岩で形成されている。水量は思ったより少ない。所々に釜を持つ登りがいのある滝に出会う。ここでは、確実を図るためロープを出す。1箇所、ちょっと厳しい滝があり、右手を巻いた。
滑り落ちてしまった滝あり。途中、ショルダーを使った滝2回、カムをかませて突破した滝あり。と基本的には滝はすべて正面突破。ほとんどフリーソロなのであまり精神衛生上は良くない。ホールドの細かい滝は、落ち口にポケットがあり嬉しくなって笑い出しそうになった。合計5回ほどロープを出した。クライマーEさんも何度かテンションが掛かったが着実に登ってきた。
遡行図上はまだ滝のしるしがあるが、水がほとんど枯れてきたのでここで終了することにした。ガイド本には6時間と書いてあったが2人なので結構早く突破できた。
ここから、雁俣山の山頂を目指した。右手の小尾根に登り、急傾斜の天然木樹林帯を登ると、熊笹の藪に。藪を突っ切るとまた樹林帯と、山頂までは結構遠い。いい加減飽きた頃に、雁俣山の山頂に到着。天候もそこそこに良くなって来ており、時々、木々の合間に北側の集落が望める。
しばし、休憩の後、雁俣山の北へ延びる尾根沿いを下ることとした。藪コキを覚悟していたが、しっかりとした赤いテープがあり、快適に下れる。途中から西側が植林、東側が天然林となっている稜線上を一気に下り、標高850m辺りの鞍部から東側の急な植林帯を下ると、程なく流れが現れすぐに本流に合流。本流を20分も下れば入渓地点に達することが出来た。
クライマーEさん、お疲れさま!初めての沢にしては、しっかりとした登りができましたよ。経験をつめば立派な沢屋になれるのではと思います。藪こきも必ずありますので無駄な力を使わないよう進みましょう。
ひどい雨にもあわず、快適な沢登りが出来ました。難を言えば、谷が荒れすぎていてそのせいか水量が少なかったことくらいです。

【 山 域 】雁俣山(熊本県)
【 地 図 】畝野、葉木(1/25000)
【ガイドブック 】九州の沢と源流(吉川満)
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2006/8/6

山ノ神谷-沢登り  沢登り

<山行報告>
山ノ神谷(鉾岳・鬼の目山周辺)・・沢登り

【報 告 者】松井
【日   時】2006年8月5日〜6日
【参 加 者】勝野(沢グルメ)、河北(天唐渓遊)、坂根(綾吉)、岡山(rice)、松井

≪コースタイム≫     
【5日】 植木(12:45) 〜〜南熊本〜御船IC〜高千穂〜〜鹿川キャンプ場
【6日】 鹿川キャンプ場(08:00)――入渓地点(9:30)---遡行終了(14:00頃)---鹿川キャンプ場 (17:00頃)〜〜高千穂温泉経由〜〜熊本(21:30頃)

≪ 報 告 ≫
 ようやく今年初めての沢が実現することになった。天気はもちろん快晴。大いに楽しめそうな予感がする。
待ち合わせの13:00前に、植木町役場裏の駐車場に急ぐ。待ち切れないのか、沢グルメさん、天唐渓遊さん、綾吉さんもすでに揃って待っていた。荷物が結構な量あり車1台では無理そう。車2台でriceさんの待ち合わせ場所へ急ぐ。南熊本でriceさんを拾って445号線経由で高千穂方面に向かう。高千穂の町で、ピナクルではお決まりの「スーパー・アズーロ」で買出しをして一路鹿川キャンプ場に急ぐ。
比叡山下を通過する際、岩場を見上げてみたがさすがにこの暑さでは灼熱のスラブを登る人はいないようだ。上鹿川の那須商店の奥の「庵・鹿川」には車が止まっていたよう。庵のおじさんたちはこの時期なら早朝クライミングもありえそう。
17:00前には鹿川キャンプ場に到着。予約無しにしては広場の真ん中に十分すぎるほどのスペースを確保できた。テントとタープを設営し、七輪に火を起こして宴会のスタートだ。飲み物はビールを皮切りに、ワイン、日本酒、焼酎。食べ物は、刺身に焼肉と何でもありの豪華な宴会に鹿川の夜は更けていくのであった。
暑くも寒くも無い最適な環境の中、いつの間にか眠ってしまっていていよいよ日曜日の朝、沢登りのスタートだ。朝食を済ませ、準備を整えいざ出発。かなり二日酔い気味なのは僕だけ?

順調にスタートしたと思ったのだが、大きな間違いというか思い違いをしてしまった。最初の入渓地点は正しかったのだが平凡なゴーロが続き、この谷は本当に山ノ神谷?鉾岳谷との分岐も無かったし、おかしいのでは?ということになり入渓地点に戻ることとした。この時、僕は地図を紛失していたのであまり良く確認していない。入渓地点に戻り、下流側の谷を探すがそれらしい沢は無い!再度元のキャンプ場に戻り出直し。先ほどの沢沿いの作業道を登って谷に出会うところで確認。これが鉾岳谷だということでもう一つ先の谷を詰めることとした。この間、1時間30分のロス。

入渓後は、単調なゴーロだけど、徐々に小滝が混じる。正しい沢だと思えた頃右手の支流から4段30mの滝がさらさらと流れ落ちていた。
この辺りの岩は、苔むしているものや岩タバコの花が可憐に咲いているものなどがあり心を和ませる。原生林の中の遡行は快適。
小さな滝は、お助け紐を出すかショルダーで越えて行く。吉川さんの遡行図のように一つ一つの滝が確認できない。やがてゴルジュ帯も越え、かなり標高が上がってもう滝は無いのかと思ったら、この沢一番の2段30mのスラブ滝がさらさらと流れ落ちていた。これは、突破するしかないと思って、沢グルメさんが取り付くも途中で滑り落ちてしまう。あまりフリクションは効きそうに無い。ここは、僕がリードで取り付いてみる。乾いていて、かつフラットソールなら5.6程度、濡れていて沢靴なら5.9程度のグレードだろう。ただし、これをフリーソロで登るとなると5.10プラスのオンサイト能力が必要だと思われる。途中、一箇所、小さめのカムを設置できたが、レイバック主体のほぼフリーソロ状態で20m上のビレイポイントへ!この辺りまで来ると水に濡れているだけで寒い。他のメンバーには、ごぼう+プルージックで登ってもらった。
この先の5mも少しシビア。ここは、沢グルメさんが気合で越えて行った。
先ほどから違和感を訴えていたriceさんの右膝にかなりの痛みが発生したよう。でも、なんのかんの言っていられない。気力で耐えてもらうことに。
標高が1,100mを越えると水はちょろちょろ。ここで、遡行は打ち切り。左の斜面に向かって藪コキのスタートだ。笹の藪をコクこと20分あまりで稜線に。すぐ左が1264mの標高点のようだ。東側の目の前に林道が見える。この林道にたどり着いて今回の沢登りは終了。

林道を歩いて鬼の目杉の記念碑のところで休憩。後は、鉾岳登山道をキャンプ場まで下った。途中から望める鉾岳のスラブにはこの時間、さすがにクライマーは取り付いていないようだった。

最高の天気で、少しハプニングはあったが、終わりよければすべて良し。キャンプ場でテントを撤収し、高千穂温泉で湯に浸かって一路熊本へ向かいました。

この沢は初級・中級程度の沢です。まだまだ、楽しい沢がありますよ。また、行きましょう。皆さん、お疲れ様でした。

【 山 域 】鉾岳・鬼の目山周辺(宮崎県)
【 地 図 】祝子川(1/25000)
【ガイドブック 】九州の沢と源流(吉川満)

2段30m斜滝を登る(写真提供;天唐さん)
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2006/5/14

屋久島-障子岳アクセス概要  岩登り

今回の永田登山口からのアクセスの概要図をUPしました。

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「下の岩屋」=「林吉岩屋」と表記されているものもありますが、林吉岩屋はずいぶん下流のようです。

全体の写真は、

http://photo.www.infoseek.co.jp/AlbumPage.asp?un=128825&key=1565616&m=0

です。パスワード付;syouji




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