2009/4/19

御船山マルチピッチ−FYKルート  岩登り

<山行報告>
佐賀県−御船山(FYKルート)・・
マルチピッチクライミング

【報 告 者】キーボウ
【日   時】2009年4月19日(日)
【参 加 者】ゼルプス、ユジン、テツ、キーボウ

≪ 日  程 ≫
 植木町役場裏(8:30)=御船山楽園駐車場(10:00)
御船山楽園入口(10:45)〜取り付き(11:00)〜終了点(13:00/14:00)〜取り付き点(15:30)〜楽園入り口(16:00)=植木町役場裏(17:30)

≪ 報 告 ≫
「岳人」の4月号のクロニクル欄に紹介されていた佐賀県の御船山に行ってきました。
最近から、休日の高速道路が1,000円になったので車で植木I.C.から武雄I.C.まで。(通常は3,000円)
武雄I.C.近くになると、すぐにそれと分かる「船型」の山が見えてきました。
これが、御船山です。34号線に降りて、右手に武雄温泉駅を見ると大きな交差点で、直進が佐世保方面の35号線。ここで、嬉野方面の34号線へ左折する。1kmくらいで御船山楽園駐車場に到着。観光客で賑わっていて、クライマーにとっては場違いな感じがする。
 公園前で係りの女性の方に「クライマーはただで入れると聞きましたが」と言っても要領を得ず。公園内で案内されていた男性の方が戻ってこられたので確認すると、「自分はそんなことは聞いていない。でも、登山届けがあるので記入して入って良い」とのこと。チケット売り場の裏手を探すと、記入用のノートがありました。30分くらい前に開拓者のK原さんとI橋さんが初心者2名を連れて入っておられました。そこに、誰でも持って行って良いとのメモと詳細なトポが置いてありました。
 観光客で賑わう庭園の中を岩場目指して進みました。公園内はつつじが満開のようです。岩壁が花を引き立てているようです。壁が近づくとI橋さん達がチムニールートに取り付いているのが見えました。10分程度で取り付き点に到着。声を掛けると、I橋さんからすぐに反応がありました。

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【ツツジと御船山】

準備をしてすぐに登り始めます。今日は、トラバースでセカンドがフォールした時に戻る方法の確認ということで、トラバースのある「FYKルート」を選びました。
ダブルロープでキーボウがリード、テツとユジンがセカンド。ユジンにはシングルロープでゼルプスさんにつないでもらいました。

1ピッチ(10m);IV-
簡単な直上、ガバホールドを拾って登ると、すぐ上に広いテラスあり。ビレイ点もしっかりしている。
2ピッチ(20m);IV+
ここから右上し、更に右にトラバース。ユジンのロープを固定し、テツのハーネスから60cmのシュリンゲを繋いだカラビナをかけて貰いました。これで、トラバースの時落ちてもメインロープだけなら大きく振られるところを1m以内に抑えることが出来、復帰が易しくなります。シミュレーション通り上手くいきました。
テツ君が2ピッチを登り終えた段階で、ユジンと僕を結んでいたロープは解きました。これからは、僕とテツ君、ユジンとゼルプスさんと分かれて行動します。
3ピッチ(25m);V
今度は左へのトラバース。こちらの方が少し微妙かな?フレークに届くまでがちょっと遠い。でも、スタンスはしっかりしている。

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【楽園を見下ろす】

4ピッチ(30m);IV
ここからはブッシュ帯に入る。真っ直ぐ登って立ち木を右から回り込むとロープが泥をこすらなくて済むようだ。4ピッチ目の終了点は、チムニールートの2ピッチ目の終了点と共通。ここで、先行のI橋さん達に追いついた。この支点は、懸垂下降用にチェーンにリングを付けたラッペルステーションとなっている。I橋さんはラストでブッシュの整理をしながら登っていかれた。

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【FYK5ピッチ目、佐賀RCCのI橋さん】

5ピッチ(30m);V-
ハング下を左上。ハングの切れ目から真っ直ぐ上へ。気を付けるのはリングボルトにクリップしたら左に行きたくなりそうだが右へ行ってそれから上へ!
6ピッチ(45m);IV
ここからスラブになって終了点に到達する。ただし、このピッチは45mと長いのと終了点が見えないため、コールしても声が届かない。僕はホイッスルを吹いたが、K原さんから、ハヤブサを驚かすので辞めて欲しいとのこと。ロープの引き方で意志の疎通を図るのが良いだろう。

* 注)グレードはキーボウの体感

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【今回のメンバー】

終了点からの展望は良好。庭園が箱庭のように見える。
下降は、ここから5m位下の立ち木から。赤いテープで目印がある。45mくらいの懸垂下降で4ピッチ目の終了点へ。更に50mぎりぎりの下降で取り付きへ降りられる。
 ここは、初心者を連れてくるのに最高の場所だ。ホールドはしっかりしているし支点も申し分ない。但し、多くのギャラリーが下から見上げているのだが。
 整備された、佐賀RCCで庵のメンバーのK原さん、I橋さん、本当にありがとうございました。



【反省点】
頂上から懸垂で1ピッチ降りて「チムニールート」を登ろうとしたが、正面の古い人工ルートに近づきすぎてフォール。易しいルートを追求して登れば問題なかったのだが。ルートファインディングのミスに反省!(事故報告は別途)

【ルート図】
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