2011/8/5

剱岳(八ッ峰)  岩登り

<山行報告>
剱岳(八ッ峰)・・・アルパインクライミング

【報 告 者】キーボウ
【日   時】2011年8月4日(木)〜7日(日)
【参 加 者】ゼルプス、マミリン、りりぃ、キーボウ
【コースタイム】・・・概略
(4日〜5日)
熊本(20:00)―菊水IC(20:30)―須恵PA(21:30)―山陽道―北陸道−立山IC(9:00)―立山駅(10:10発)―室堂(11:30)―剱御前小屋(14:30)―剱沢(15:20)―剣山荘(16:10)
(6日)
剣山荘(3:10)―長次郎雪渓入口(5:00)―VI峰取付(7:30)―VI峰頂上(10:30)―V・VIのコル(12:00)―剣山荘(16:10〜17:45)
(7日)
剣山荘―剱御前小屋―室堂―立山駅―北陸道―山陽道―須恵PA―菊水IC―熊本 
(ゼルプス&りりぃはこの前に剱岳往復)

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【剱岳と剱沢テン場】

≪ 報  告 ≫
 今年の遠征山行として、剱岳(八ッ峰)を選んだ。2007年の源次郎尾根の縦走以来4年ぶりの剱岳となる。
 熊本を20時前に出発。りりぃ、マミリンと拾って行き、須恵PAでゼルプスさんの車に乗り換えた。熊本から1080kmあまり運転して立山駐車場には翌朝10時頃の到着になった。駐車場はほぼ満車。なんとか1台入るスペースを見つけることができた。
ケーブルカー・登山バスを乗り継いで室堂に到着。天気は基本的に良いようだが、立山・大日岳の山頂はガスの中。
剱御前小屋を経て島地瓶氏がテントを張っている剱沢テン場に向かう。5人で記念写真を撮ってお互いの健闘を願って剣山荘に向かった。剣沢の雪渓は例年と同じくらいか。周辺は高山植物にあふれている。

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【剣山荘にて、今回のメンバー】

16:00過ぎに剣山荘到着。今夜の泊り客は想定していた通りの人数。布団一枚に1人で寝れるようだ。
翌朝は行動時間が長いので早朝3時にスタートとした。真っ暗な中ではあるが星空だ。しかし、昨夜はかなりの雨が降ったようで草に覆われた登山道では体中びっしょり濡れてしまった。剱沢に降りてアイゼンを装着。快適に剱沢を下った。苦い思い出の平蔵谷入り口を過ぎ、長次郎雪渓入り口に到着。この頃、ようやく明るくなる。標高は1950m、ここから長次郎雪渓の長い長い登りになる。池の谷乗越は目の前に見えているのになかなか近付かない。

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【長次郎雪渓にて】

熊の岩の分岐が近付くと雪渓を右側に寄り、がれ場を登ってもう一度雪渓を登りきるとVI峰Cフェースの取り付きに出た。1グループが先行しているようだ。この時点で、天候はすでに怪しくなってきた。岩は濡れてはいないが快適でもない。しかし、ホールドは豊富なのでどこでも登っていけそう。マミリンさんが若干遅れていたので、キーボウ&りりぃ組からスタートする。このルートはクライミング自体は易しいけど、ルート選択や支点の取り方は本ちゃんだ。僕がオールリードで登ることにした。2ピッチ目でもう先行組に追いついてしまった。先行組は4人で全荷物を担いでいるからだけではなく、経験不足なのかかなり手間取っている。しばらく順番待ちとする。この頃から、小雨が降ったりやんだり、周辺の岩場もガスに覆われて高度感無し。V峰だけは時々はっきり姿を見せる。急峻な岩峰だ。

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【向かいのV峰の俊峰】

3ピッチ目も特に核心は無く易しい。支点はハーケンやリングボルトなど複数ある。使えそうなピンを選んで使う。
次が核心のナイフリッジのトラバースだが先行組がいたので2ピッチに分けた。ガスで高度感も無く、グレードも難しくないのであっさり抜ける。最終ピッチは50m一杯でVI峰の頂上に達した。

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【核心のトラバース】

そこでは、先行組の4人が頂上を引き上げるところだった。縦走をあきらめV・VIのコルから下山するという。我々も最終のマミリンが上がってきたのが11時近くになっていたし、天候も思わしくはないので下山することにした。
V・VIのコルへの下山路は八ッ峰縦走のメインルートだということだが結構なバリエーションだ。踏み跡があるのでなんとかルートは分かるが、ぼろぼろの岩場が続く。最後の懸垂下降地点でまた先行組に追いついた。ここで50m一杯の懸垂になる。ロープがぐちゃぐちゃになるので投げない方が良いとは書いてあったがどれほどのものかわからないので通常の懸垂下降に移った。濡れたロープのせいもあり途中の岩角やブッシュにロープ引っかかって絡み合い、なかなかうまく降りれない。50m一杯でロープが無くなったところは少し降りすぎたようだ。少し登り返して他の人の下降ルートを指示する。4人下降し終えた時はかなり時間が経っていた。ここから望むV峰は垂直に立って見える。八ッ峰の全コース縦走はどのラインだろうか?まったく推定できない。
VI峰Aフェースの下を通って長次郎雪渓に降り立つ。ここから、朝来た道を逆に戻ることに。剱沢の剣山荘までの標高差500mの登り返しはきつい。
ゼルプスさんとりりぃに先行を頼む。遅れていたマミリンが剱沢を離れブッシュ帯に入るのを見届け僕も剣山荘に戻る。剣山荘に到着したのは17時を回っていた。
 翌日は帰路のみ。但し、まだ物足りないゼルプスさんとりりぃは早朝に剱岳の山頂を目指した。8時半には剣山荘に戻ってきたので室堂に向けて出発。12時過ぎに室堂に到着し、高原バス・ケーブルカーと乗り継いで暑い暑い立山駅に到着。
 皆さん、お疲れさまでした。目標通りにはいかなかったけど、八ッ峰VI峰の頂上にも立てたし充実した山行でした。では、
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