2008/5/3

ゴールデンウィークの比叡山  岩登り

<山行報告>
比叡山III峰(ラストフロンティア・比叡の果て)・・・
マルチピッチクライミング

【報 告 者】松井
【日   時】2008年5月3、4日
【参 加 者】杉田、金崎、福田(以上 ピナクル)、松井
≪ 日  程 ≫
3日(土);「ラストフロンティア」
植木(8:15)==高森==高千穂(買出し)==比叡山III峰先駐車スペース(12:00)〜
取り付き(12:30)〜ラストフロンティア終了点(15:30〜16:50)〜駐車スペース(17:10)
4日(日);「比叡の果て」
比叡山III峰先駐車スペース(8:00)〜取り付き(8:40)〜比叡の果て終了点(13:00/13:40)〜駐車スペース(14:00)==高森(月廻温泉)==植木

≪ 報 告 ≫
今回は久々にピナクルのメンバーとのクライミングだ。植木で杉田君の車に乗せてもらい、比叡山に向かった。途中、高千穂で夕食の材料を買い込み比叡山III峰のトンネルを抜けたところの駐車スペースに到着。当初は、最近整備されたIII峰北壁の「橋井ルート」に登ろうと思い、取り付きに向かう。しかしすでに、3ピッチ付近を一組のパーティが取り付いていた。取り付きから上を見上げるとピンが一つもない。クラックがあるのでこれを使うのだとわかったが、どこまでピンが無いのかわからないし、十分な量のカム類も無いのでこのルートはあきらめることにした。後で分かったことだがこのルートにはまったくピンが無い、つまりオールナチュプロとして開拓されたものだった。昨年9月の「岳人」に報告されていた。開拓者は、橋井・磯部・長友の3名であり皆知り合いだったのに勉強不足だった。
それではということで、同じくIII峰の「ラストフロンティア」を登ることとした。ここは、2年半前にピナクルの稲田さんと登っているのでおおよそのルートは頭に入っていた。松井−福田、杉田−金崎でペアを組んだ。福田君はマルチの経験が少ないとのことで、僕がほとんどリードすることにした。まず、松井−福田組からスタート。
1ピッチ(III+ 30m);ここは易しいしルートもはっきり見えるので福田リード。左方カンテのビレイポイントでピッチを切る。ラストフロンティアの場合はもう数m先の立ち木でピッチを切ったほうが良い。
2ピッチ(5.10b 40m);ここから全て松井リード。左方カンテの右横、5m〜10m位にラインは引かれている。出だしは、逆層気味でちょっと微妙な立ち込みがあるがフリーで抜けるのはそれほど難しくはない。
【2ピッチ目をリードする杉田】
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3ピッチ(5.10b− 35m);ここは易しい。ただ、真っ直ぐ上を目指す。中間支点もしっかりしているので安心。
4ピッチ(5.10b+ 25m);前回の時、微妙なバランスクライミングがあったことだけ覚えているがどう登ったのかは覚えていない。核心部を右手のカンテに選び(思い込み)極小のカチで耐えて登ろうとしたが、テンション!ロープが30mくらい出ていたので伸びが大きく5mくらいフォール。足をロープにあててちょっとロープバーンしてしまった。懲りずに、ムーブを変えて2回目のトライ。これでも登れず。5.11くらいありそう。仕方がないので左側に逃げて左方カンテのルートから登った。(IV級くらい)上に登るとルートが見えた。本来の5.10bのラインは中央付近のフェースにあったようだ。
5ピッチ(5.10c 35m);ここはもう4回目だ。ムーブもはっきり覚えているので簡単。
【5ピッチ目の杉田-金崎組】
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15:30位に終了点到着。登りあがると最初に北壁を登っていた関西の方が登ってきたところだった。ほぼ同時に終了点ということは、ラストフロンティアより1時間以上かかったようだ。やはり、僕らでは登れなかったかもしれない。
ここから、麓屋が良く見える。鹿児島黒稜会の藤山氏に電話するともう麓屋に到着しているとのことだった。
杉田−金崎組はかなり遅れている。5ピッチ目は金崎リードで登ってきたがオンサイトトライは厳しい。かなり粘ったが核心部でフォール。リードを杉田に代わって登ってきた。全員集合して、北側の山道を下山。すぐに、麓屋に向かった。
5月4日、今日は同じくIII峰の「比叡の果て」を登ることとした。ここも、3年前にピナクルの望月君と登っているが、フリーでは登れていない。今度は、金崎−杉田組が先行。
1ピッチ(5.10a 30m);ここは、ハング下から左のトラバースが微妙。リードの金崎は思わずA0。僕も、微妙な立ち込みでA0になりそうだったがなんとか耐えてクリア。
2ピッチ(5.7 25m);ここは、段違いをカンテの上に越えて最後のクラックの一手が少し微妙。
3ピッチ(5.9 30m);易しい。
4ピッチ(5.10d〜5.11a 50m);核心のピッチ。スラブからハング、クラックと多彩。
最初のスラブを如何に越えるかが第一の核心。左のカンテ状から右に移るも敢え無くテンション。一旦気持ちが切れたら後はA0で。でも、ムーブはある程度分かった。右手で取ったカチを左手で取ればなんとか行けそう。次のハングもA0、その次のクラックもA0と情けない結果に。フォローの福田君はA0にごぼうと何でもありでかろうじてクリア。
【4ピッチ目の核心のスラブをリードする杉田】
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5ピッチ(5.10c 35m);ここは、昨日も登ったルートなので杉田−金崎組には左のルートを登ってもらった。(5.9 45m)結構難しそうで、終了点のコールが聞こえない。どうなっているのか分からないので僕は昨日の5.10cのルートを登って確認。終了点に到着すると岩場を回りこんだところに終了点があり、まったく声が聞こえないとのことだった。僕がつなぎ役をして杉田に登ってきてもらった。
【5ピッチ目をリードする金崎】
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福田君も昨日と同じようにやはりごぼうとなってしまったようだ。今回も4ピッチ目をフリーで抜けられなかった。まだまだ修業が足りないな・・・
終了点で、全員で記念撮影をして下山。
【全員で記念撮影】
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