2006/8/11

高岩谷-沢登り  沢登り

<山行報告>
高岩谷(雁俣山北東面)・・沢登り

【報 告 者】松井
【日   時】2006年8月11日
【参 加 者】山道(クライマーE)、松井

≪コースタイム≫     
植木(07:30) 〜〜植木IC==御船IC〜柏川入渓地点(09:00/09:15)――二股(9:45)---遡行終了(12:50頃)---雁俣山 (13:45/14:30)――二股(16:00)〜〜柏川入渓地点(16:30)〜〜佐俣の湯経由〜〜植木(19:00頃)

≪ 報 告 ≫
 夏休みに入り、一日時間が使える日が出来たので一人で簡単な沢にでも出かけようと思った。だめもとでクライマーEさんを誘ったらOKの知らせ。6月に計画して流れてしまった「高岩谷」を目指した。
7:30に、植木町役場裏の駐車場着。ここで、クライマーEさんの車に乗り換え、市街地を避けるため植木〜御船間では高速を使った。天候は曇り、時々雨粒が車のフロントガラスを濡らす。が、あまりひどい雨にはなりそうもない。緑川ダムを渡り、京丈山登山口を目指す。
黒茂集落への道を右に分け真っ直ぐ進む。最初の谷を渡ったところが柏川の入渓地点だ。
ここで、準備を整え出発。すぐに先に堰堤があり、これを左から越える。辺りは、倒木や土砂崩れでかなり荒れた谷相となっている。ゴーロ帯をしばらく進むと分岐点へ。正面の谷は帰りに使うゴーロの小沢だ。本流は左で、すぐに5m斜め滝がかかる。ここから小滝が連続する。周囲はゴルジュとなって暗い。滝はフリクションの良く効く岩で形成されている。水量は思ったより少ない。所々に釜を持つ登りがいのある滝に出会う。ここでは、確実を図るためロープを出す。1箇所、ちょっと厳しい滝があり、右手を巻いた。
滑り落ちてしまった滝あり。途中、ショルダーを使った滝2回、カムをかませて突破した滝あり。と基本的には滝はすべて正面突破。ほとんどフリーソロなのであまり精神衛生上は良くない。ホールドの細かい滝は、落ち口にポケットがあり嬉しくなって笑い出しそうになった。合計5回ほどロープを出した。クライマーEさんも何度かテンションが掛かったが着実に登ってきた。
遡行図上はまだ滝のしるしがあるが、水がほとんど枯れてきたのでここで終了することにした。ガイド本には6時間と書いてあったが2人なので結構早く突破できた。
ここから、雁俣山の山頂を目指した。右手の小尾根に登り、急傾斜の天然木樹林帯を登ると、熊笹の藪に。藪を突っ切るとまた樹林帯と、山頂までは結構遠い。いい加減飽きた頃に、雁俣山の山頂に到着。天候もそこそこに良くなって来ており、時々、木々の合間に北側の集落が望める。
しばし、休憩の後、雁俣山の北へ延びる尾根沿いを下ることとした。藪コキを覚悟していたが、しっかりとした赤いテープがあり、快適に下れる。途中から西側が植林、東側が天然林となっている稜線上を一気に下り、標高850m辺りの鞍部から東側の急な植林帯を下ると、程なく流れが現れすぐに本流に合流。本流を20分も下れば入渓地点に達することが出来た。
クライマーEさん、お疲れさま!初めての沢にしては、しっかりとした登りができましたよ。経験をつめば立派な沢屋になれるのではと思います。藪こきも必ずありますので無駄な力を使わないよう進みましょう。
ひどい雨にもあわず、快適な沢登りが出来ました。難を言えば、谷が荒れすぎていてそのせいか水量が少なかったことくらいです。

【 山 域 】雁俣山(熊本県)
【 地 図 】畝野、葉木(1/25000)
【ガイドブック 】九州の沢と源流(吉川満)
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2006/8/6

山ノ神谷-沢登り  沢登り

<山行報告>
山ノ神谷(鉾岳・鬼の目山周辺)・・沢登り

【報 告 者】松井
【日   時】2006年8月5日〜6日
【参 加 者】勝野(沢グルメ)、河北(天唐渓遊)、坂根(綾吉)、岡山(rice)、松井

≪コースタイム≫     
【5日】 植木(12:45) 〜〜南熊本〜御船IC〜高千穂〜〜鹿川キャンプ場
【6日】 鹿川キャンプ場(08:00)――入渓地点(9:30)---遡行終了(14:00頃)---鹿川キャンプ場 (17:00頃)〜〜高千穂温泉経由〜〜熊本(21:30頃)

≪ 報 告 ≫
 ようやく今年初めての沢が実現することになった。天気はもちろん快晴。大いに楽しめそうな予感がする。
待ち合わせの13:00前に、植木町役場裏の駐車場に急ぐ。待ち切れないのか、沢グルメさん、天唐渓遊さん、綾吉さんもすでに揃って待っていた。荷物が結構な量あり車1台では無理そう。車2台でriceさんの待ち合わせ場所へ急ぐ。南熊本でriceさんを拾って445号線経由で高千穂方面に向かう。高千穂の町で、ピナクルではお決まりの「スーパー・アズーロ」で買出しをして一路鹿川キャンプ場に急ぐ。
比叡山下を通過する際、岩場を見上げてみたがさすがにこの暑さでは灼熱のスラブを登る人はいないようだ。上鹿川の那須商店の奥の「庵・鹿川」には車が止まっていたよう。庵のおじさんたちはこの時期なら早朝クライミングもありえそう。
17:00前には鹿川キャンプ場に到着。予約無しにしては広場の真ん中に十分すぎるほどのスペースを確保できた。テントとタープを設営し、七輪に火を起こして宴会のスタートだ。飲み物はビールを皮切りに、ワイン、日本酒、焼酎。食べ物は、刺身に焼肉と何でもありの豪華な宴会に鹿川の夜は更けていくのであった。
暑くも寒くも無い最適な環境の中、いつの間にか眠ってしまっていていよいよ日曜日の朝、沢登りのスタートだ。朝食を済ませ、準備を整えいざ出発。かなり二日酔い気味なのは僕だけ?

順調にスタートしたと思ったのだが、大きな間違いというか思い違いをしてしまった。最初の入渓地点は正しかったのだが平凡なゴーロが続き、この谷は本当に山ノ神谷?鉾岳谷との分岐も無かったし、おかしいのでは?ということになり入渓地点に戻ることとした。この時、僕は地図を紛失していたのであまり良く確認していない。入渓地点に戻り、下流側の谷を探すがそれらしい沢は無い!再度元のキャンプ場に戻り出直し。先ほどの沢沿いの作業道を登って谷に出会うところで確認。これが鉾岳谷だということでもう一つ先の谷を詰めることとした。この間、1時間30分のロス。

入渓後は、単調なゴーロだけど、徐々に小滝が混じる。正しい沢だと思えた頃右手の支流から4段30mの滝がさらさらと流れ落ちていた。
この辺りの岩は、苔むしているものや岩タバコの花が可憐に咲いているものなどがあり心を和ませる。原生林の中の遡行は快適。
小さな滝は、お助け紐を出すかショルダーで越えて行く。吉川さんの遡行図のように一つ一つの滝が確認できない。やがてゴルジュ帯も越え、かなり標高が上がってもう滝は無いのかと思ったら、この沢一番の2段30mのスラブ滝がさらさらと流れ落ちていた。これは、突破するしかないと思って、沢グルメさんが取り付くも途中で滑り落ちてしまう。あまりフリクションは効きそうに無い。ここは、僕がリードで取り付いてみる。乾いていて、かつフラットソールなら5.6程度、濡れていて沢靴なら5.9程度のグレードだろう。ただし、これをフリーソロで登るとなると5.10プラスのオンサイト能力が必要だと思われる。途中、一箇所、小さめのカムを設置できたが、レイバック主体のほぼフリーソロ状態で20m上のビレイポイントへ!この辺りまで来ると水に濡れているだけで寒い。他のメンバーには、ごぼう+プルージックで登ってもらった。
この先の5mも少しシビア。ここは、沢グルメさんが気合で越えて行った。
先ほどから違和感を訴えていたriceさんの右膝にかなりの痛みが発生したよう。でも、なんのかんの言っていられない。気力で耐えてもらうことに。
標高が1,100mを越えると水はちょろちょろ。ここで、遡行は打ち切り。左の斜面に向かって藪コキのスタートだ。笹の藪をコクこと20分あまりで稜線に。すぐ左が1264mの標高点のようだ。東側の目の前に林道が見える。この林道にたどり着いて今回の沢登りは終了。

林道を歩いて鬼の目杉の記念碑のところで休憩。後は、鉾岳登山道をキャンプ場まで下った。途中から望める鉾岳のスラブにはこの時間、さすがにクライマーは取り付いていないようだった。

最高の天気で、少しハプニングはあったが、終わりよければすべて良し。キャンプ場でテントを撤収し、高千穂温泉で湯に浸かって一路熊本へ向かいました。

この沢は初級・中級程度の沢です。まだまだ、楽しい沢がありますよ。また、行きましょう。皆さん、お疲れ様でした。

【 山 域 】鉾岳・鬼の目山周辺(宮崎県)
【 地 図 】祝子川(1/25000)
【ガイドブック 】九州の沢と源流(吉川満)

2段30m斜滝を登る(写真提供;天唐さん)
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