2006/2/26

日向神マルチピッチルート登攀(SKルート他)  岩登り

<山行報告>
日向神マルチピッチルート登攀(SKルート他)

【日   時】2006年2月25日(土)
【メンバー】洲鎌猛雄、松井清明
≪コースタイム≫     
  取付点(10:30)===終了点(13:30)――懸垂下降(3回)―-取付点(14:10)
≪ 報 告 ≫
  今年に入って日向神のマルチにトライし始めて3度目になる。1月29日に洲鎌さんと挑んだ「パウダー」ルートのリベンジのつもりであった。K1さんにメールで尋ねたところ、1月の取り付き点より少し上部の藪の中に稲妻型のクラックが走っているのでそれが目印だということだったがどうしても見つけられない。洲鎌さんが到着するまで、向かいの斜面に登って全容を観察し、トポと見比べるが納得できるルートはいまいち見出せない。
  洲鎌さんの到着を待って、とりあえず前回と同じ取り付き点から登って観察しようということにした。今回は1ピッチ目を松井リードで取り付く。1ピン目に洲鎌さんのショルダーを借りてプリクリップ。この最初の1ムーブをフリーで抜けようと頑張るがやはり無理。A0になってしまった。今回はワイヤーブラシを準備しており埋もれたホールドは掘り出すことにした。5m直上から右へルートを取った。10m付近から真っ直ぐ上に向かうと前回のルートとなる。今回はさらに右上へとトラバースしてみた。しかしながら20mを越えた辺りでヌンチャク不足となってしまった。仕方ないのでRCCボルト一本をビレイポイントとする。洲鎌さんがフォローで登ってきた。ここで、ビレイ点手前のランニングビレイをはずしてしまうとRCC1本で二人を支えることになるので、最後のランニングははずさずにZクリップのような格好になるがそのまま登ってもらうこととした。僕がビレイしているポイントからすぐ上が細かく厳しい。右側に回りこむと何とか抜けられた。5m上にビレイポイントがあった。次のピッチは直上から右に移動して、ハングを左から巻き込むように越えるようだ。ここには大きな浮石あり。慎重に越えて松の木を回り込むとビレイポイント。
  4ピッチ目は大きなハングの下に人工で達するものだ。洲鎌さんは少しのA0でクリア。ここも、フリーなら極めて厳しい。ここからは本来なら左へのトラバースなのかもしれなかった。が、はっきりしないし左上には完全にA1〜A2の人工ルートがあるののみなので右上へ向かうこととした。今にも落ちそうな草付きで形ばかりのビレイをとって、右のスラブを見るとビレイ点が見える。そこに向かってロープを伸ばした。ここには、懸垂下降用のカラビナが残置してある。ここからは右上にブッシュが、左のハングにもRCCボルトが見えるが1本しか見えないのでそちらは無理と判断。洲鎌さんが右上のブッシュに向かって登っていく。途中には水をたっぷり含んだ苔がありその下はべちゃべちゃに濡れている。慎重に越えて立ち木でビレイ。ここで、終了とする。
 ここから、3回の懸垂で最初の取り付き点の下の方、おそらくSKルートの取り付き点と思われる地点に降りたった。
 一応、上まで抜けられたのでよしとしよう。3ピッチから上はSKルートだったようだ。さらに右上したのでまた別のルートで終わったようだ。左側の「パウダー」に向かうルートはどうしても見出せなかった。
 洲鎌さんお付き合いありがとうございました。今度はK1さんにリードしてもらわなくては・・・
では、

写真は懸垂下降中の洲鎌さん。湖面には春の息吹が・・・
クリックすると元のサイズで表示します
0

2006/2/18

日向神(田川ルート)敗退  岩登り

<山行報告>
日向神マルチピッチルート登攀(田川ルート)

【日   時】2006年2月12日(日)
【メンバー】松村昭一、松井清明
≪コースタイム≫     
  取り付き点(11:00)===1ピッチ目終了点(12:00)――ロワーダウン―-取り付き点(12:30)
≪ 報 告 ≫
 日曜日は、最高の天気。まずは、昨日の「トレーニングエリア」の残置ヌンチャクの回収を行った。ピナクルでいうところの男回収(上のヌンチャクを回収して下まで落ちる)なのでちょっと怖い。
続いて、ハナタテ岩ルートを目指そうと偵察に向かった。川沿いに上流に歩いて行く。ハナタテ岩正面付近にさしかかると、左岸から直接伸びているスラブが緑色のコケでびっしり覆われている。ルートはおそらくこれしかあるまい。この状態では無理と即判断して「田川ルート」に変更。「田川ルート」はフリーの「バルコニーIIエリア」の右側に伸びている5ピッチのルートだ。
 「バルコニーIIエリア」では、マハラさんが「パトリオット(5.12a/b)」にトライ中。相棒はシノブちゃん。
 準備を整え、早速1ピッチ目にトライ。このピッチのグレードは不明。「ワンサイズフィッツオール(5.11c)」のすぐ右横を、ハングを迂回しながら登っていく。ここで、大きなミス。1ピン目をロープの流れを考えず、普通の長さのヌンチャクでとってしまった。ピンはリングボルトやRCCボルト、ところどころに、ペツルのハンガーがあり安心できる。中間部の核心のフェースはA1用に縦にリングボルトが並んでいる。できるだけ使わないようにと思ったが、難しい。結局、アブミを出してしまった。アブミに乗って下向きのフレークを取りに行く。何とか取れて、フレークにカムをかませて休憩。この辺りから、ロープが重くなり、クライミングのムーブが厳しくなる。小さいフレークを登りあがってやっとのことで1ピッチ目の終了点へ到着。重くてロープを引き上げるのに結構疲れる。続いて、セカンドの岳行人さんをビレイ。しかし、彼は体力の限界を感じ、10m弱登ったところでギブアップ。2ピッチ目のフレーク登りからは残念ながらおあずけとなった。
 1ピッチ目の終了点には敗退ビナの残置があり、これを使ってロワーダウンすることにした。
 しかしこのピッチ、悔しいのでフリーで登り返すことにした。でも、核心のフェース部でテンション。だが、合理的なムーブは見つけられた。グレードは「テラノ(5.10c)」よりも少し易しいかな?というところで、5.10ノーマルで良いかも。(ただし、日向神のグレードで、)
 その後、「愛のエリア」に行き「夢中歩行(5.9)」で岳行人さんのトレーニング。さらに、正面壁のマルチルートの偵察を行い、帰熊した。
 
クリックすると元のサイズで表示します
0

2006/2/14

日向神(弁才天岩東稜)マルチピッチ登攀  岩登り

<山行報告>
日向神(弁才天岩)東稜マルチピッチルート登攀

【日   時】2006年2月11日
【メンバー】松村昭一、松井清明
≪コースタイム≫     
  取り付き点(11:15)〜トレーニングエリアでトライ〜(13:20)===終了点(16:30)――懸垂下降―-鞍部下(17:00)---トンネルを抜けた所(17:15)
≪ 報 告 ≫
 先々週、洲鎌さんと登って以来二度目の日向神マルチルート登攀となる。今日の相棒は岳行人さんこと松村さん。ちょっと失礼かもしれないけど古いタイプの岩屋さんだ。
 10:00の待ち合わせ時間に30分も遅れてしまって、奥日向神キャンプ場の駐車場に到着。手早く準備を済ませ、いざ出発。すぐ先のトンネルの入り口手前から10m下り、川沿いに降りる。後で、分かったことだが、川まで降りずに向かいの急勾配を木の根伝いに登るほうが早い。尾根に上がりこむと、尾根伝いに20〜30mあまり登り、岩場にぶつかって右側にトラバース。30〜40m南側に移動すると、スラブ状の取り付き点に到着。足元に平行ピンがあるが立ち木でビレイを取る方が良さそう。スラブのすぐ先にかぶった6〜7mの岩場が見える。左、真ん中、右と三つのルートが確認できる。真ん中がA2といわれているルートかな?左側が5.10b(?)どっちにしても難しい。まずは、松井リードで左側の5.10b(?)に取り付くが甘いホールドのうえ思ったよりかぶっているので2本目まで取るのでいっぱい、いっぱい。それもテンションかかりっぱなし。その上はルートが分からない。ということで、A2と思われる真ん中ルートへ!ここもシビア。3本目まで何とかたどり着けたがそこより上はピンが遠すぎる。バランスが悪くて、アブミの一番上に立っても届かず、完全に被っているのでピンには立てない。リストループに足を入れて上をとりに行こうとするがバランスが悪く何度もテンション。フリーも試みたがやはり無理。ここまでで、へとへと。日向神のA2ってこんなにシビア?落ち込んで、右側に回りこみエスケープ。と思いきや、これが正規のピッチらしい。なんだ、くたびれ損・・・
 後で調べたら、このかぶったフェースは「トレーニングエリア」というらしい。さんざんトレーニングさせてもらいました。
 で、気を取り直して、立ち木でセルフビレイをとり、松村さんにリードを頼む。凹角の左面にリングボルトやRCCボルトがべた打ちのA2ルートだそうだが、A0で十分。うまく凹角を利用するとフリーで5.10bといわれているが、左のフェースのフットホールドが乏しい。松村さんはアブミで越える。僕はセカンドだがA0になってしまった。ブッシュに入り立ち木でビレイ。
この後、ここから懸垂下降で降りて先ほどの難しいルートのヌンチャクを回収しようとしたが、一つのアブミが回収できたのみ。後は完全に空中になるため壁に届かず。残念だが、後で、下から回収することにした。
3ピッチ目、松井リード、やさしいスラブを抜けブッシュ交じりを通って50m一杯近くまでロープを伸ばす。天気は複雑だ。時々雨交じりの曇り空。天気予報は「晴れ」と表示されているのに・・・寒気団が入り込んでいるみたいだ。天気が良ければ断然快適なルートなのだが・・・4ピッチ目はブッシュ帯をコンテで進むことが可能。
5ピッチ目はこのルート中ハイライトの左右がスパッと切れ落ちたカンテだ。折角なので松村さんにリードをお願いする。III級とのことだが一部浮石もあり、高度感も一杯なのでIV−級くらいでも良いかな?カンテを登りきると弁才天岩(?)のピークに立つ。その後、5mくらいの懸垂と10mのトラバースで懸垂下降地点に到着。南側の谷を隔てたピナクルと正面の蹴洞岩に繋がる壁がかっこいい。が、この時点で5時少し前。鞍部に降り、そのまま急なルンゼを道路まで下降することにした。
最初で疲れてしまったが、それ以外は楽しいルートでした。天気がよければこの上ないほどの快適なクライミングだったのに・・・いづれにしても、松村さんお疲れ様でした。

≪ ルートの概要 ≫
クリックすると元のサイズで表示します
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ