恐ろしいことに。
どこでどうやって調べたか。
「高校同窓会会報の巻頭エッセイを書いていただけませんか?1000字。」
というメールが来た。
同窓会なんて全然出てないし。名古屋も何年も、近寄ってもないし。
恐ろしいことです。
・・・で。
ことわった。
だってさぁ〜!
俺なんて成績酷いし、性格悪いし、最低最悪のヤツだったんだぜ〜。
もお、今そん時の自分に会ったら絶対喧嘩になる。殴り合いの。
それに、今だって人様に胸張れるような生き様じゃないし。振り返ってる余裕ないし。
なんで?俺?悪い冗談?
いやホンとにね。
そんなヤツだったから、大学生になっても毎日目先の事でいっぱいいっぱいで。
何とか自分が自分でいられる方法が見つけたくてね。
それが農業だったって事だったんだろうって、今なら分かるけど。
それも今だからの話で、そん時は目の前の事をこなすだけで。
それであちこちの農場で実習してるうちに、(片思いの)師匠に出会えて、真似してやってみただけ。
だからこうして何処にも行かず、ヒヨコを育てイヌを育て子どもを育て。
何処にも出かけず命を育て、自分を見つめる作業を続けるんだけどね。
言葉を話さない生き物の言う事をちゃんと聞けてるか?聞ける自分になっているか?相手の事自然の事を注意深く見ているか?休みたいと思ってないか?休まなくていいように自分のコンディションを維持しているか?天災で鶏小屋がつぶれたり鶏が病気になったり、思うようにいかなくても折れずに続けられるか?どんどん育っていく命の毎瞬毎瞬延々と続く要求に答え続ける責任の覚悟はあるか?そうして自分が育てた命をちゃんと殺して食べられるように頭の中が整っているか?・・か?・・か?・・か?
酷いヤツだったから農業を始めてずっと毎日が修行のようだ。
俺、ちょっとはまともになったかな?
いや、まだ半分ぐらい。人前には出れないよ。
まだまだ全力で毎日生き直さないとね。
全力で中年やってないと、大人にはなれそうもない。
これで1000字ぐらいになったかな?
まだ800字?ね、やっぱまだいろいろ至らずW
(↓これやってるどっちかが同窓ってことらしいです。)
https://www.youtube.com/watch?v=IvDTkTKi5pA