「31万羽の養鶏場の防疫体制は相当強固なはずです。そこで発生したという事はそれで防ぎきれないほど生活環境の中に鳥インフルエンザウィルスが増えているという事じゃないかと思います。今回は最初の新潟・青森の2農場の発生だけでは済まないんじゃないかと思います。」
という話を取引先の小売店さんとしていたら。
新潟・上越市の23万羽採卵養鶏場で発生がありました。
大きな資本の企業農場ならば、耐えるだけの体力はありそうですが、中小零細の農家養鶏にとって、この病気は致命傷になります。
発生即廃業を意味します。
朝、農場に入って行きます。
今日は大丈夫だろうか?顔色はいいかな? 大丈夫? 大丈夫? 大丈夫?
非常に消極的な気持ちで鶏を飼っています。
今日も元気?!たくさん産んでね!小売店さんもどんどん売ってね!という普段とはまるで逆の感情です。
いつもの作業に加え、防疫に関しての補修・点検・追加などの作業が増えています。
不動心。心がぶれないように、粛々と作業を進めていく所存です。
人のインフルエンザも流行っていますね。どうか皆様お気をつけください。