ニワトリの健康状態を知る目安に、ニワトリの「横幅」がある。
毎日二回、同じようにニワトリにエサをやるのだけれど、その時、ずらっと並んでエサを食べる様子でその「横幅」に気づくとこがある。
いつも同じだけ同じようにエサをエサ鉢に入れながら鶏小屋をまわる。
その時、エサを食べてるニワトリとニワトリの間に「何か隙間がある感じ」がすることがある。
ニワトリの調子が悪くなってきたりしたときのちょっとした変化。
産卵率として数字に表れる前にこの隙間で体調の異変を感じることがある。
秋から冬、産卵を休んでいたニワトリが春になり復帰してくるのは、ちょうどこれの反対。
羽根が生え替わり体がバンバンに「張って」くる感じがして、おしりのあたりが「ふっくら」してくる。
そうすると間もなく産卵を再開する。
縄文時代の土偶がふっくらした女性を型どったものであるということが、農業をやっていると、妙に腑に落ちる。
穀物や果物の実や家畜の体つき。ふっくらとした雌性というのが、農業では目標になるんだな。
ふっくらおしり。あ〜ありがたい、ありがたい。