卵を届けている自然食品店の社長(一回り年下の男性)がお店の近くで小さな畑をやっている。
それが売り上げに貢献する規模ではないから、お客さんとのコミュニケーションとか体験農場的な意味合いなんだけど。
けど。もしかしたらね。
一番の理由は、忘れないようにするためなんじゃないかな?って思う。
農学部出の彼が、若い頃身につけた、種を蒔いたり苗を植え付けたり土寄せをしたりの、ちょっとした指先の感覚を忘れないためじゃないかな?ってね。
播種も定植も、やっぱりコツがある。難しい作物がある。
自分も。すっかり鶏以外はやってないけど。
何かね。
忘れたくないんだ。
(サンディエゴ チノファームにて ボスとのただ一枚のツーショット写真1983年)
