農場がある山梨県北杜市白州町に、ただ一つある小学校が白州小学校。
もう何年も、一学年20人ぐらい、全校で120人ぐらいの小さな小学校。
そこで「わんぱく大行進」という、全校をあげての行事をやる。
毎年6月、町内(といって田舎だから広大)の五つの地域のうちの一つを、全部の学年を縦割りにした10人ほどのグループに分かれて探検・探索する。
各グループに子供たちがチーム名を決めて、旗を作って、キャラクターを考えてデザインして、それを厚紙に書いてパウチしたものを首から下げて。
男の子も女の子も一年生も六年生も世話が出来る子も苦手な子も。
みんないっしょになって、なんとか頑張って一日、村の中を歩き回る。
途中、おじいさんおばあさんから村の伝承のお話を聞いたり、お寺で座禅を組んだり、川遊びをしたり。児童会役員がやるおもしろ寸劇やクイズがあったり。
6年生が考えた冒険ストーリーに添って、ミッションをこなしながら地域を周る一大イベント。
白州小から始まって、転勤して行った先生が移動先でもやり始め広がったという学校自慢のイベント!
ところが。
そのわんぱく大行進が今年で廃止になった。
聞けば、教科化された道徳や新たに始まる英語の授業が忙しく、先生が対応出来なくなったそうだ。
何年もかけて試行錯誤して、よく練りあがった良質な教育イベントだと思っていただけに、とても残念だなあ。
「道徳」や「英語」の授業の方が得るものが多い???
わんぱく大行進が廃止された、っていう出来事が、何だか今年を象徴しているように思える。
12月の北杜市議会がひどく乱暴な運営だったのは、中央の政治家が議会を軽視して乱暴な事をしているからだしね。(そういうことにすぐ感化されてしまうのが田舎のオヤジの傾向だと思う。)
何事につけ、安易な方に流れていく。
・・ように思える。。。。
まあだから。
大人が頑張んなきゃと単純に思う。
不思議なものに出会った時の子供たちの目はまん丸だしね。
子供たちが歩く道の空はこんなに青いしね。
大人が頑張んなきゃね。
----------------
今年も最後まで雑な作文でした。すみません。
下手で雑な作文ですが、農場の周りの風景や出来事がお伝え出来ればと思います。
農場の周りもどんどん変わっていき、いろいろな価値観の原風景が無くなっていくような気がしています。
ですから下手でも何か書いとこっ、ってこれからもあわてて書くと思います。
今年もたくさん読んでいただきましてありがとうございました。
みなさんどうぞよい年をお迎えください。
