結局。
バタバタと大晦日。
もうこれ以上作業も出来ず、半ばあきらめたような気分で、日が沈んだ夕方、イヌの散歩に出る。
赤く染まる八ヶ岳を眺めながら、ふらふらと歩いていると、通りがかる車から
「○○っていうキャンプ場はどこですか?」とか
「尾白の湯(温泉施設)にはどうやって行けばいいですか?」とか
声がかかる。
ふふ・・大晦日の夕方、観光客の皆さんは忙しそう。
家畜を育て卵を産ませそれを売って生業にしている。
ラディカルでプリミティブって言えばかっこいい?要は原始的で、幼稚とさえ言える。
365日休みも無く働いても、そもそも農業だから儲からないし。笑
けどね。
そういう仕事がしたかったんだ、きっと。
農作業や農を生業にすることで、自分の身体や精神が、社会とどう繋がっていくんだろ?って事を知りたかったんだろうと思う。(アハハ昔の前衛芸術家が言いそうなセリフ)
その代償だとすれば、儲からないのもしかたないか。笑
イヌを飼ってトリを飼って。
自分の周りは生き物だらけ。
それはとても不自由な事ですが、とても幸せな事でした。
上手く行かない事・思うようにならない事がほとんどですが、それがどうやら自然の摂理のようです。
解らない事が無い事が無い毎日ですが、そもそも勉強が足りていません。
だから。 明日も野良に出ます。
今年も本当にたくさんの方にお世話になりました。ありがとうございました。
どうかよい年をお迎えください。ありがとうございました。

