Q: 「ヒヨコのエサって別なんだぁー。」
(ちょうどエサ混ぜをしているときにたまごを買いにいらした A 様)
そうなんですよ。ヒヨコ用、中ビナ用、産卵開始前用、成鶏用の4種類あがります。
そのうち2〜3種類をそのときのヒナにあわせて混ぜています。
成長にあわせ、カロリー、タンパク質、カルシウムなどの比率を変えていき、大きながっしりしたにわとりに育てていきます。
少し前に、加工食品の添加物に多く含まれるリンが、カルシウムの吸収を抑制し排出を促進するという報道があり、話題になりました。
その点についてはにわとりも同じで、ヒナ用のエサに過剰にリンを混ぜてしまうと生育障害が出ることがあるので注意が必要です。
食べるものに無頓着でいられないのは、人間だけではありません。
甘いものが大好きな幼児の頃、腹が減ってハラが減ってしょうがない高校時代、妊婦さんの食欲、それぞれの嗜好は、体が求める生理的な要求だったりするのでしょうね。
(佐藤ファーム・佐藤ジョージ)
では、仲間と飲みに繰り出したときの「〆のメーランいくぞー!」(満腹なのに最後に何となく食べてしまうラーメン)は、何だろう?
どうやらこれは、人間特有。きっと大きな「脳」の要求なのでしょう。(このごろはすっかりそんなことしてないですけど)