SUPER GT第2戦!HSV−010の優勝。GT300クラスではMOLAが断トツのランキング首位。こんな結果だったのですが・・・ん?それよりも、かなり深刻な事が起きていません!?
今回のGT第2戦「岡山ラウンド」ですが・・・・
公式発表の観客動員数が2日間合わせて“25000人”だって!
決勝日が16000人で、なんと予選日は“9000人”ですよ!
これって少なすぎじゃないですか?
気になって過去の観客動員数を調べてみました。
2005年 決勝 59100人
2006年 予選 28980人 決勝 56100人
2007年 予選 15000人 決勝 35000人
2008年 予選 15000人 決勝 29000人
2009年 予選 10500人 決勝 23000人
2010年 予選 9000人 決勝 16000人
これって、かなり“ヤバク”ないですか?
しかも、この動員数って、きっとお決まりの“割り増し”された「大人の数字」でしょうから、本当の動員数は・・・・・・・・。
この観客動員数の減少って、岡山国際だけに起こっている現象なのでしょうか?
岡山国際同様、地方で行われるレース“SUGO”の動員数を見てみると・・・。
2006年 予選 14000人 決勝 50100人
2007年 予選 16250人 決勝 29000人
2008年 予選 16200人 決勝 34800人
2009年 予選 12000人 決勝 26000人
と、まぁ、岡山国際と同じで、減少の一途を辿っているのは間違えなさそう。
これが、年2回開催される富士(決勝5万人前後)や鈴鹿(決勝3万人前後)だと、だいたい安定した動員数を確保しているのですよね。
岡国や、SUGOでのレース、年1回開催で楽しみにしている人も多いと思うが・・・・・。
ん〜ん、GTAの「地方へのプロモーション不足」って、ことだけの問題なのでしょうか?
ニュースでは景気が緩やかに良くなってきていると言われていますが、地方ではその兆しが見えないのが現状でしょう。
テレビ東京の“激G”の放送終了に伴い、新たにフジテレビの深夜に数千万円(数億?)をかけて、メジャーメディアでの放送枠を確保したのですが・・・・
地方へのアピールはこれで良いのでしょうか?
今季、九州でのGT開催が行われません。
これは明らかに、GTAの地方へのプロモーション失敗例の一つでしょう。
ローカルメディアに特別番組や期間限定の放送(激Gを放送)を行うなど、アピールを行った(お金をかけて。)ものの、翌年には今季開催しない旨をファンに通達。
要するにSUPER GTが地方でのアピールに失敗。これに伴いエントラントの遠征費用が嵩むとの理由から撤退。
これって、最悪なパターン。
フジテレビに数億円を支払うのなら、各ドライバーに小学校の訪問や、以前、JRP(フォーミュラニッポンの主催者)が行っていらような、ショッピングモールでのイベントなどに、各地に出向いてもらった方が良いのでは?
「私の小学校に来て♪」って、感じで募集すれば、まだまだ沢山の応募があると思うのですが・・・・・もう、そんな事を言う子供も居ないくらいヤバイかも。(爆)
地道にファンを獲得しない事には観客動員減少に歯止めが利かないと、思うのは私だけ?
ぶっちゃけ、サーキットに行かなくなった自分が言うのも何なのですが・・・・
「もっと“泥臭く”って良いのでは?GTAさん。」
もう1個言っていい?
旧GTA体制の方が、ファンとの仕切りが低かったように思うのは自分だけかな?