8月31日、京都へ向かうべく深夜バスに乗り込む。
なんでかバァさんだらけでちょっとヘコむ。もう歳なんだからと心の中でツッ込みつつも、これがまた煩い。それでもってよく眠れるように前日から起き貯めしていたのだが、寝辛いわ煩いわで結局寝不足。逆効果だった。
こんなことならガッツリ寝貯めしとくんだったと今更後悔しつつ、2度目となる今京都上陸。
流石に2度目ともなると慣れてきたと自負しつつ、駅前のスターバックスで朝食を取りつつ、待ち合わせてた仲介業者の人を待つ。
すると、なんでか目の前に止まったのは1台の軽トラ。
ナニコレ?と、ガン見していると、中から出てきたのは岸部四郎似のサラリーマン。段々嫌な予感がしてきたのだが、岸部四郎(似)もこちらに気付いたらしい。
岸部四郎(違)が近付いてきた。
どうやらこの人が待ち合わせていた仲介業者で間違いないようだ。なんで軽トラなのか、と問い質すまでもなく、いつもの車がないので代車できたとのこと。京都は狭い小道が多いので小型車のほうが便利がよいそうだが、それはそれとして出発前に奥さんにツッ込まれたのだそうだ。当たり前だ!
この業者さんとは別に賃貸業者の方がいて、その方と3人して物件視察。狭い1Fと多少広くてベランダもあるがそのぶんお高い2・3Fとあり、結局(安いのと)ファーストインパクトと、洗濯や風呂沸かす度にいちいちベランダに出なくて済むのとで(そのぶん狭いが)1Fをチョイス。
保証人不要物件には賃貸保証会社への審査と登録、料金(2年毎の更新だそうだ)が必要なのだが、私が今現在無職、とのことで難色を示す。
保証人不要のための保証とはいえ、現在無職だとやはりしっかりとした保証人がいたほうがいいらしい。
だが、私が「なるべく親に迷惑をかけたくない」との旨を伝えると、意図を汲み取ってくれたらしく、保証人を付けずに審査に出してもらう。それで結局のところ、件のおかん資金のおかげでパスしたらしい。なんだかんだ言ったところで、結局親のスネで決まったようなものだ。つくづく感謝しなければならない。
(とかなんとか書いたところでどのみち本人に会っても礼なんか言わんのだが)
それはそれとして、両業者いわく「真面目そうだから」とのことで無理を聞いてもらった模様。この顔で得したのなんて人生で初めてだ。
とりあえず後は契約書類が出来上がるのを待たなければならない。どのみちやる事もないので帰りは岸部四郎(そろそろ失礼だろうが)に祇園まで送ってもらう。
そこから、祇園近辺や前回行きそこねた地主神社(清水の舞台を通らなければならないとは知らなんだ)などを拝観したのち、そうだ、と、思い立って美術館まで徒歩るが、月曜休館ルールを思い出したのは汗まみれになってガッツリ閉まっている美術館の大扉を発見してからだった。
相変わらず旅先で美術館に嫌われる傾向にヘコみつつも(恋みくじでは旅行運マルだったのだが・・・)、まだ明日があるからいいか、と、気を取り直してそこから本能寺まで徒歩る。
本能寺の資料館は小ぶりだったが、信長や蘭丸の刀なんかが見られたので良しとする。
それから、そこの地下街のカレー屋でハヤシライスを頂き、どうせヒマだから、と、四条河原町まで再度徒歩。
新京極の商店街に流れるあの変な歌はなんだと思いつつ、適当にヒマつぶす。
それから、件のemを確認したかったので、京都駅横のビックカメラへ。が、実機がないので店員と適当に会話。結局ようワカラン。
ただ、賃貸業者さんと話した際、ADSL開通工事はやって良い、とのことなのでネット関連で困る事はなさそうだ。
それで京都駅の地下を適当に散策してたら5時になる。知らん間に観光タイムが終了してたので、ちょっと早いが晩飯にラーメンセット食う。
京都での外食はなるべく避けたほうが良い、というのが個人的な見解。アレもコレも皆だいたい800〜900円前後てのはちょっと工夫がなさすぎないか?
そんな事考えつつ散策してたら業者から連絡。契約書は明日書きに行くことに。
すっかり暇をもてあましてしまったが予定も行く所もないので、スタバやらビックカメラやらで暇潰した後、暇ついでに四条河原町まで徒歩る。
四条河原はもうすっかり閉店しきって・・・と、思いきや、10時まで開いてるらしい本屋と模型屋を発見。その模型屋のツールの揃い具合にものすごく感動する。本屋の揃い具合もまあまあだし、引越し後はここを活動拠点にしよう、と勝手に決める。ここでギリギリまで粘った後、以前行ったネットカフェに潜伏。朝まで適当に過ごす。