こんだけあちこちで地震が起きてるのに東京だけ無傷って逆に不気味じゃね?
(挨拶)
てゆーか東日本エリアに集中してるような気がしないでもないですが・・・。
で。
今、福岡で子供病院の移転問題がちょっとあるんですよ。
移転なんて勝手にすりゃいいじゃんとか思うかも知れないけど、これがそうもいかないからちょっとモメてる次第。
要点はこうだ。
福岡市の、ドームから歩いていける距離上に子供病院がある。
緊急受け入れ先でもあり、難病を持つ子供を数多く抱えるこの病院。市内の子供用の病院としては一番大きく、利用者数も多い市立病院であるが、これが年数経過による建築物の劣化、老朽化によって新しい機材を導入できない環境。そのうえに、先の地震がとどめを差した。
不十分な治療機材。
いつ壊れるかも知れない建物。
大事なお子様を預かる施設として、このままではいけなくなったわけだ。
ところが、いざ移転となると問題が起きた。
市内で十分な容積を確保できる土地となると、とにかく高い。
過去にも市内のいくつかの工場がこれを理由に移転を断念した経歴があり、今回も当然これに引っかかった。
移転候補地としていくつか候補が挙げられたのだが、最終的に病院用地として残った場所は、2ヶ所。
1つ目は九州大学・旧六本松キャンパス跡地。
そしてもう1つが、作りたての人工島。
市民側の意見では、交通の便が良い旧六本松キャンパスを推したのだが、市が推した(強行した)のは、人工島の方。
六本松キャンパス跡地の値段は人工島の約3倍。
六本松跡地を買うお金で人工島に3軒分の土地を買えてしまう。
福岡市政の台所事情がそんなにバブリーなワケがない。
ただでさえ市民の血税で買うのに無駄遣いはできない。
そのうえ人工島はとにかく不評で買い手が付かない。
(だから安いワケだが・・・)
その理由が、交通の不便さ。
たった2本の橋で繋がってるだけで、バスも電車も地下鉄もなにもない。
ここへ行くためには、マイカーかバイク、あるいは自転車でないと行けないわけだ。
(気合入れて徒歩る手もあるが、仮にも病人にそれは無茶振りすぎるやろう・・・)
遠くて不便。そんな不便な場所に緊急病院を建てて万が一の事が起こっては困るし、何より不便で通院し辛い。大事な子供を預ける病院を、そんな場所に建てさせるわけにはいかない。
そんなワケでモメてるワケだが、このたび市長が強行した次第。
福岡市政始まって以来の無駄遣い・人工島をなんとかして消化したい、という邪念込み。
あわよくばこれきっかけで人工島が潤ってくれれば、という画策なのだろうが、そもそも石油高騰のこのご時勢に、来たかったら車で来い、というのはあまりにも横暴すぎる。駐車場は十分に確保してますから大丈夫ですよって、ンな事ぁ誰も聞いてない。だいたい辺り一面空き地だらけだからやろうと思えばいくらでも止め放題だろうよ。
なにより、子供病院だよ?入院患者は100%お子様なんだから、そのお子様の事情を終始シカトしまくりってのがいただけない。そりゃ家族に近い環境のほうがいいに決まってるだろうに。
ほんで、肝心の交通手段は西鉄にまるなげ。無料送迎バスを出すくらいすりゃいいのに、それもナシ。終始金勘定まるだしなのが入院患者の保護者たちの神経を逆撫でしまくってるのだが、多分にそれもシカトしてるのか。
重病患者に選択権はないんです。
例え天竺だろうがイスカンダルだろうが、治療できる病院がそこしかないならそこまで行かなきゃ命に関わるんです。
でもこれって政府レベルのパワハラですよね。
(´Д`)
しかも今の市長。この移転問題をなんとかする、ってゆー公約で市長になりはったんですよ。そんなの詐欺やないですか。
ンまあ、ここで愚痴ってもしょうがないんですけど。
ついでに未来館建てやがれ市長野郎。
(`Д´)ノシ
では今回はこのへんで。