全国一千万の皆守君ファンの皆様、こんにちは!
(挨拶)
当ブログ開設以来、パーフェクトペースで閲覧数No.1を誇るアロマパイプの記事なんですけど。
→
アロマパイプでGO!
→
続・アロマパイプでGO!
→
続続・アロマパイプでGO!
一応ね、ここいらへんでまとめ記事を落としとこうと思います。
チョイとお付き合いをば。
1.理屈について。
そもそも「臭い」っていうのは、ただ何気に臭うわけではなくて、全ての有機物は「臭気成分」という成分を含んでおり、その成分が鼻腔内のセンサーに触れることによって「臭い」として認知する。
「味覚」についても仕組みは全く同じで、「舌」のセンサーに反応するか「鼻」のセンサーに反応するかの違いでしかない。市販のジュースはこの仕組みを応用したもので、本来臭いの成分である「香料」を舌で感じさせることにより、オレンジやグレープの味などを再現している。果汁0%のジュースなのにちゃんとフルーツの味がするのには、そういうカラクリがあるからである。
したがって、アロマも経口で吸引するとちゃんと「味覚」として認知される。最初のログで「食いもん味の方が良かろう」としたのも、こういう理由がある。
2.作中のイメージとは相当違う。
作中、皆守君がアロマを吸うと、紫の煙を吐きながら「アロマが美味いぜ」と呟くのだが、実際アロマを吸ってもそんな煙など出ない。
煙草の場合は葉を燃やしているので煙が出るのだが、アロマはそもそもエタノールなので、揮発するだけで煙は出ない。
アロマを普通に使用する場合、ロウソクもしくは専用の器具でゆっくり暖める。部屋1つぶんくらいをゆっくり香らせるのが精一杯なので、どちらにせよ「火を点けて吸う」ことはできない。
一部の雑貨店などに行くと煙草専用のフレーバーオイルがある。フレーバー煙草自体はイマひとつ不人気だが、なにがなんでも火を点けたい!という場合は、素直に煙草を吸ったほうがいくらかてっとり早い。
3.作る。
へ理屈がわかったところで、実際に作成してみる。
材料となるのは、パイプ・アロマ・フィルター(もしくは代用品)の3つ。
・禁煙パイプで作る。
安価でどこでも入手可能。フィルターも装備済みなのでこれが一番簡単に作れる。
フィルターにアロマを数滴たらす。以上で完成。
ただし、臭いがプラスチック臭く、煙草装填部分から臭気成分がだだ漏れなので、イマひとつと言えばイマひとつ。
・メタルパイプで作る。
一般のショップではあまり見かけないため、通販で入手するのがいい。フィルターもしくは代用品(私は脱脂綿を使用しているが)は別途用意する。
通常、煙草として使いやすいようタネ部はむき出しなのだが、アロマパイプとしてはそれでは見た目が悪いので、キャップ等でタネが隠れるタイプが良い。
タネ部にフィルターを適量(呼吸を妨げない程度)仕込み、アロマを数滴たらす。以上で完成。
金属なのでどうしても重たくなるのが欠点か。
・ガラスパイプ。
コレ自体が一般的ではないのだが、クリアーな素材のため、フィルター無しでもそこそこオシャレで重量もそんなに重たくならない。
ただし、フィルター無しだと当然アロマオイルは流れ放題なので、屋外での使用には向かない。
オイルを吸い込まないよう注意すること。
・手入れ。
週一くらいのペースでフィルターを交換。禁煙パイプの場合はまるごと取り替える。煙草を燃してるわけではないとは言え、パイプの手切れはマメに行うこと。
4.吸い方。
根本的に煙草とは違うので、むやみにスパスパ吸っても駄目。
加えたままでしばらく待ち、集まった臭気を鼻からゆっくり抜く。
吸い込む場合は、少量ずつゆっくり吸い込む。一気に吸い込むとエタノール臭くなるので注意。
禁煙パイプなどの煙草部がむき出しのものは臭気成分がだだ漏れなので、煙草部を指で軽く押さえながら行う。
5.その他。
味覚には個人差があるが、とにかくエタノール臭い。経口で吸引すると特にそれが顕著になるため、いきなり本気パイプを作っても経口吸引自体がダメだった、というケースもある。そもそも体質的にアロマが合うかどうか、まずそこからチェックすること。
また、いきなり食い物味ではないアロマやブレンドアロマはハードルが高いかも知れない。
あと、同じアロマばかりだと味がボヤけてくるかも知れません。
とりあえず今回はこんなところ。
関連リンク
湘南堂POP・BOX
アライト(癒しのアロマテラピー)
※アロマオイルは本来、経口で吸引するものではありません。
ちょっとでも異常を感じたら直ちに使用を中止するようお願い致します。