正月は熱海を基点に鉄道を楽しんだ。3日目の1月2日は、東京まで往復してきた。往路は東海道新幹線である。事前にEX−ICカードで決済し、チケットレスを初めて体験した。だが、熱海駅にはJR東海専用の改札口がなく、必ずJR東日本の改札を通過しないと新幹線にはたどり着けない。

熱海駅でEX−ICカードを利用するには、まずSUICAで入場し、新幹線改札口でSUICAとEX−ICカードを同時タッチすれば新幹線へ入場できる。SUICAからは引き落とされない。しかし、SUICAを持っていない場合にはどうすればいいのか。答えはJR東日本の有人改札で申し出ると、このような<熱海駅構内通過票>をくれる。それを新幹線有人改札の係員に提示すれば、ICカードを機械に読み取らせて「座席票」を手交してくれる。

ホームに上がると、「のぞみ号」が通過してゆきました。携帯カメラでは時速160キロに対応できません。

いまでこそ新幹線各駅にはホームドアーが設置されていますが、熱海駅が最初だったと思います。

乗車した「こだま」608号東京行きの12号車には終点まで、私以外誰も乗ってきませんでした。

小田原を出ると、富士山がくっきりと姿を現わしました。快晴です。

東京に到着した「こだま」号は、折り返し「のぞみ」115号になりました。東京駅ではEX−ICカードとSUICAを同時タッチして新幹線改札から出場しました。その後、中央線で乗換千駄ヶ谷まで行きました。

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