今年も年末年始の12月30日〜1月3日は、新宿の京王プラザホテルへ滞在中である。毎年お正月プランを利用しているので、30日の前泊はロハである。2部屋を都庁側と新宿駅側とに別けて宿泊している。
31日の夜に新宿高速バスターミナルを見学しに行った。まだ帰省客で夜行バスは混雑しているかと思ったが、もう落ち着いていた。それよりお隣のヨドバシカメラの初売りに徹夜で並ぶ人たちに圧倒された。
1日朝はホテルから明治神宮へ初もうでバスが出るので利用してみた。今年は中央高速バスではなく、貸切専業の京王自動車の担当だった。
原宿駅山手線外回りホームは、初もうで期間だけ使われる臨時ホームが稼働していた。都心部の駅には不釣り合いな簡易スイカのタッチ装置を目に出来る数少ない駅でもある。
最終日の3日、ホテルの窓から遠くに煙が立ち上っているのが見えた。火事かと思ったらその通りであった。有楽町駅前のパチンコ店が焼けて、新幹線、在来線とも不通だという。帰省客は大変だろう。

大晦日の新宿高速バスターミナルの伊那バス。

高速バスの横にはヨドバシの初売り目的客が行列中であった。

客室から都庁側の眺め。富士山は見えない。

新宿駅側の眺め。かろうじて高島屋、JR東日本の本社ビルが見える。

年越し蕎麦は部屋へ持ち帰って食べた。浅草十和田調製のそばだった。

43階の展望席から3年ぶりに初日の出が見えた。朝陽がスカイツリーに反射してきれいだった。

元旦のおせち料理。よく調理してあった。

宿泊客専用の初もうで無料バスで明治神宮へ出かけてきた。

今年は京王自動車のバスがチャーターされていた。<多摩200 か2300>

バス2台で9:00分から30分間隔で運行される。

原宿駅前の路肩に停車して降車した。ホテルマンが歩道に留まって帰り便の案内に当たる。

初もうで期間中だけ開設される原宿駅山手線外回り臨時駅舎。

この改札は「臨時口」というらしい。

都心部での簡易スイカのタッチ装置は珍しい。

年末まで草ぼうぼうだったホームはきれいに整備されていた。ホームドアー設置工事のため、使わない2番線ホームのロープ規制は中止されていた。

山手線電車が入ってきた。新宿まで戻った。自動放送、液晶案内表示とも「お出口は
左側です」と案内していた。
ホテルは
正月プランの客、海外からのツアー客などで満室だという。いまのところ、ホスピタリテイは満足すべきレベルにある。明日、帰宅予定である。
最終日ホテル備品に不手際があった。担当者や直属の上司だけでなく、支配人までがお詫びにいらした。また、帰りがけのチェックアウトの際にも再度支配人が出て見えた。危機管理への対応はまずまず。
それより、バイキング会場で食事中、ウエイターにすぐれた人がいた。「お客様との会話を大切にしています・・」と言っていたが、細かなところまで行き届いたなかなかの人だと感心した。ブルーレターに記入したことはいうまでもない。
正月プランは期間中の食事、飲み物、イベント等全て無料で提供される。バイキング会場では高級そうなシャンパンを頂いた。貧乏人根性というべきだろう。イベントでは落語や梅沢富美男、デュークエイセスのショー、二期会オペラなどがあったが、一番おもしろかったのは立川真司の「鉄道モノマネ」であった。
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翌日(4日)、有楽町駅を通った。新幹線高架下通路は通行止めになっていた。あたりはまだ焦げ臭いにおいが漂っていた。

新幹線や在来線は通常運行に戻っていたが、火元付近は立入禁止となっていた。外観からは焼けた跡はわからない。消防署や警察車両が現場保存中であった。

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