新千歳空港からは夕張を訪問することにした。南千歳で石勝線に乗り換え、新夕張で乗り継いで夕張へ向かった。

新千歳空港から1駅だけ快速「エアポート」に乗った。運よく785系特急車だ。

方向幕は実に懇切丁寧だ。

Uシート(途中からG車)は標準的な仕様だ。

1駅で南千歳。出発反応信号機は3つある。

千歳からキハ40気動車が単行運転でやってきた。右側通行で入線だ。

千歳から石勝線に入る。1つ目は駒里信号所だ。勢いよく通過した。窓が開くのでそよ風が入ってきた。

2つ目は西早来信号所。運転停車だけで交換はなし。気動車の窓ガラスは劣化して透明感がない。

室蘭本線を乗り越して、追分駅までは複線+単線が並走する。

室蘭本線追分駅の構内はだだっ広い。かつてSLが活躍していた時代が想像できないくらい静かだった。

後続の特急が追い越して行った。ホーム上にはカウキャッチャーが展示(常備?)されている。

反対側に室蘭本線上り列車が到着した。

出発信号機は立派な設備だ。かつての大駅をほうふつさせる。

こんな写真もないとねえ。いかにも北海道!

北海道のキハ40には冷房装置はない。でも扇風機の代わりの送風機は独特の形をしている。

川端駅前には旧型客車を転用したパークゴルフ場の建物がある。

滝ノ下信号所で上り特急と交換した。振り子車なのですごい勢いで通過していった。

新夕張に着いた。向かい側ホームには夕張行きが待っていた。

右が乗ってきた列車。左がこれから乗る夕張行き。

新夕張を発車すると新得方面の本線と分かれる。

無人駅となった沼ノ沢駅は駅舎がレストランになっている。

清水沢駅はかつて三菱大夕張鉄道が分岐する大駅だった。いまは棒線駅だ。

駅舎は昔の雰囲気を残している。ここだけは有人駅である。

かつてあった構内入換線はすべて撤去されている。

平和運動公園付近で、かつての夕張鉄道の乗越し線とクロスする。線路は撤去され、サイクリング道路になっている。

夕張鉄道を引き継いだ夕鉄バスの本社ビルが見えた。

夕張の中心駅だった鹿ノ谷駅は無人化されている。ここは夕張鉄道との接続駅だった。

石炭全盛期に複線だった時代の遺構はあちこちに残っていた。

終点夕張に着いた。単線棒線駅のホームだけの駅だ。

北海道ではいまなお鉄板式の方向板を使っている。

ホームそのものの規模は小さい。

それでも夕張にはJRではなく地元が建てた駅舎がある。親切なおばさんが売店と観光案内に従事していた。

夕張駅はMtレースイスキー場の横につつましく建っている。
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