JR東日本では、大震災以後の復興支援策の一つとして、JR東日本全線乗り放題(1日間有効・1万円)の
<JR東日本パス>を発売する。年明けから遠出をしていないので、このパスを利用して、東北新幹線の未乗区間・八戸−新青森間を走破することにした。1ヶ月前の発売日に新検見川駅で希望の指定券類を押さえることが出来た。みどりの窓口には先客が一人。ジパングクラブの発券のようで、係員とのやり取りに異常に時間がかかっている。奥にいた女性社員が見かねて出てきて、私をMV端末に誘導してくれた。なあんだ、券売機で買えたのか!
自分で操作できるはずだが、「自分でやります」と言うのもナンなので、代わって操作してもらった。希望通り、行きは「はやて」号のE席、帰路は「はやぶさ」号の通路側C席を押さえることが出来た。はやぶさ号は初のE5系乗車なので、通路をウロウロするかもしれない。それに青森でビールをたらふく飲んでしまったら、頻繁にトイレに行くかもしれないとの読みである。
青森ではJRから第三セクターに転換された青い森鉄道(青森−八戸間)に乗車する。私の完乗ルールでは乗り直しの必要はないケースだが、青い森鉄道もフリー区間なので乗って来る。なお、<JR東日本パス>では三陸方面の鉄道代行バスには乗れないとのことなので、こちらは諦めた。
この旅は、当初
3月18日に予定していたが、大震災のため実行できなかった。地震がなければグリーン車アップグレード券を利用する手筈だった。今回の<JR東日本パス>の旅は1万円というビックリする価格なので、当初予定の3分の1以下で済むことになった。行程などは、
こちらへ。
MV端末で発券された<JR東日本バス>。

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