ポートトレイン横濱号は、週末ごとに各地から鎌倉へ向けて運転される。このうち、甲府−鎌倉を7/4〜5に運転される列車(485系「いろどり」使用)の指定券が昨日発売になった。10時にマルスを叩いてもらったが、往路の鎌倉行きはすでに売り切れ、復路の甲府行きにかろうじて空席があった。やはり激戦区だったようだ。
一連のポートトレインは、鶴見−桜木町間で高島貨物線、大船で根岸線−横須賀線連絡線を通過する。これだけでも価値ある列車だが、甲府系統は府中本町で南武線から武蔵野貨物線へポイントを渡るほか、甲府行きは立川駅構内で、ホームのない通過線を使って南武線から中央本線へ入る。鎌倉行きは中央線上りホームからポイント渡って南武線へ入れるが、逆はダメなのだそうだ。南武線から中央線へは渡り線の関係で、6番線(中央線)と7番線(南武線)の間のホームのない通過線を使わないと入ってゆけない。そのため、往路は立川に停車するが、復路は立川を通過する。時刻表を見たときに不思議に思っていたところ、上記のような事情があった。
ということで、往路の列車確保はダメだったが、復路は思わぬ通過線を体験できることになった。

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