昨日大宮の鉄道博物館を初めて訪問しました。いやはや春休み期間中のため子供づれの家族で混んでいました。ニューシャトルの鉄道博物館前駅に着いたのは10時少し前。すでに長蛇の列でした。しかし、係員の規律正しい誘導で20分ほどで入れました。入場はSUICAか現金かで券売機を分けていました。その他に机を出して有人受付も出ていました。私は招待券だったのでどこでチケットを引き換えるのかと思っていたら、自動ゲート右の有人カウンターに申し出て下さいとのこと。カウンターの係員から電磁カードの交付を受けて中に入りました。
まず最初は「お土産物屋」です。午後からは大混雑になるというので最初に立ち寄りました。三越が出店していましたが、なかなかこれといったものがありません。他の鉄道関係の博物館でも感じるのですが、もっとしっかりした記念品を取りそろえるべきですね。かつて訪れたサンフランシスコのケーブルカー博物館の充実ぶりと比べてしまいます。
1階の車両展示コーナーはなかなかのものでした。車両は搬入される直前の姿のため、たとえば455系は通勤対応のロングシート改造部分がそのままになっており原型へ戻して展示してほしかったと思ったりしましたが、総じて展示物のチョイスは適切な気がしました。でも今の子供たちは101系でさえ知らない世代なので、人気の車両は新幹線ばかり。EF58やクモハ40型などでさえあまり関心がなさそうでした。
また、ナハネフ22(寝台車)の前で「電車の中にベットがある!」などと驚く親子連れに、こちらの方が驚いてしまいました。親の世代でさえ寝台車を知らないのですね。
冷蔵貨車レムフ10000は、かつて「トビウオ」「銀鱗」号として活躍した冷蔵高速貨物ですが、その存在さえ忘れ去られることでしょう。
屋外のミニ車両の走行は、2時間待ちなどの表示が出ていましたが、子供たち向けの楽しいコーナーでしょう。遊園地のおとぎ電車ではなくATS−Pシステムで走行していました。
それにしてもSL終焉時に室蘭本線を走ったC57-135号機が会場中央のターンテーブル上に展示してあるのは素晴らしいことです。
日本食堂や駅弁販売は長蛇の列だったのでパス。1時間ちょっと見て帰ってきました。今度は空いている時を見計らって行きたいと思います。
退館したら、行列はなくなっていました。開館すぐはシュミレ―タ―の予約などを狙う人々で行列ができてしまうのでしょう。また、北ゲート(駐車場側)はガラガラで、こちらが穴場のようです。

開館前の行列を上手く整理していました。さすが鉄道会社!?ですね。

たくさんの車両群はさすがです。過去あちこちで保存されていた車両も、ここに安住の地を得たようです。
就学旅行専用電車「ひので」号のトレインマークがありました。私はこれに乗って京都へ行きました。

クモハ40型電車です。車内は白熱灯でした。私は国分寺から分岐していた下河原線(東京競馬場線)で乗ったことがあります。

ED75と481系。かつて何処にでもあった車両の多くが姿を消していますね。
<鉄道博物館のHP>
http://www.railway-museum.jp/top.html

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