12月10日から開始された新京成の京成千葉線への乗り入れは、新京成車両の片乗り入れながら両線間には従来からかなりの流動があり、需用にかなった施策として一定の評価を得ているが、プラス面とマイナス面の双方がある。
(プラス面)
・乗り入れ時間帯は京成車両も新京成ホームに発着し、新京成と千葉方面との乗換は同一ホームでの乗換となり、飛躍的に利便性が向上した。
(マイナス面)
・他方、京成本線との乗換には階段を渡らなくてはならない。しかも、乗換時間が考慮されずタッチの差で接続しない列車が多々ある。
・京成千葉線と新京成線との接続は単線なので、ダイヤが乱れた時には混乱する。
・千葉線−本線の直通運転がなくなり、乗り入れ列車のスジを引くため直通列車は上野−津田沼間に短縮された。(津田沼での折り返しは上野方の引上げ線を使用して転線する)
(将来の展望)
・京成千葉線の運行を新京成に委託する。同時に6両ではなく8両化を計る。
・京成津田沼駅の立体化を行い、新京成ホームとの乗換時間の短縮を計る。

直通運転記念ラッピング車

乗務員は京成津田沼で交替する

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