昨秋に組もうと思っていた自宅分の、総煉瓦式薪ストーブを一年遅れで始めました。
これまで、ドラム缶のロケットストーブを応用して、総煉瓦のヒートライジング燃焼方式の薪ストーブに行き着くまで、紆余曲折がありました。
日本人の先入観として、薪ストーブは鋳鉄製のボックス型のものを思い浮かべてしまいます。
だから、ドラム缶のロケットストーブからオリジナルに移行しようと思ったときの方向性は、小型化が当然の様に頭の中にありました。
小型化というとどうしても鉄なのですね、煉瓦では厚すぎて嵩が張り本体が大きくなってしまいます。
最初に考えたものが、燃焼で激しく熱の掛かる部分だけ耐火煉瓦の薄いもので作り、それを支える回りの部分を鉄でボックス状のものを作れば良いんではないかと考えたのです。