杜の言の葉

子供の頃、楽しみだった。
30年も昔の話し、反射式の石油ストーブで焼いて食べた事が昨日のような気がする。
そのときのお餅は母の実家で苗から育てられお餅にして、叔母がフレームのゴツイ自転車の荷台に括り付け、数キロの道を届けてくれるものだった。
その叔母も今年、亡くなり、あのお餅はもう食べる事はできなくなった。

そして、数年前から仲間で始めた趣味の稲作に、今年からもち米も育ててみた米がわずかではあるものの収穫でき、お餅をつく事ができた。
お餅が届かなくなった実家にも送ろうと思っている。




画像は玄米お餅を餅つき機でついているところ。
子供達は待ちきれずにその周りを走り回っている。