我が家は、車のタイヤ交換を家族でやっている。
本日は、家内と娘と私。
車屋さんに頼めば数千円でやってもらえる作業だが、自分達が、ほぼ毎日使っている道具=車だから、我が家は、自分達でタイヤ交換をやる。
ナットを緩める、大きい力を出す体の使い方が分からない娘に、地面からの反力を利用して、手先ではなく足腰で力を入れる様に教えると、難なくタイヤを止めているナットを緩める事が出来る。
体感で、ナットがどの位の力で締まっていたか覚える様に話す。
締め付けるときに、その感覚を思い起こして、締め付けトルクを決める為に。
最後には、4本のタイヤのナットを通して締め、均等な締め付けになる様にする。
次に、組み付けたタイヤの空気圧をチェックする。
画像の空気圧は、軽トラックの後ろタイヤ。
冬は、薪の原木を積む可能性があるので高め。
空気入れで、タイヤに空気を入れているのだが、いつだったか、知人が空気入れで車のタイヤに空気を入れることが出来る事を知らなかった事があった。
知人に、
「空気入れで、空気が入るのですか!」
といわれても。
いや、空気入れは、空気を入れるものだよ。
パンを焼くトースターじゃ、空気は入らないよね。
何で、空気入れで空気を入れて、そんなに驚かれるだろうか?
一通りの作業に、子供を付き合わせる。
どうせ、親に似て勉強はできる訳はないのだから、せめて、実生活では使える人間になる様に。
娘は初めは嫌々だったが、一通りの作業が終わった後、自分の自転車の整備を、己の意思で始めた。
良いんだよ、紙上の勉強は出来なくても。
それより、自分でやるべき事を決めて、自分の意思でやるという事、それだよね。