昨日、土曜日の授業が終わりそのまま
オースケがGWで帰ってきました
家につくと英語の勉強をしていて
抱きつくと蹴られました…(笑)
オースケが1枚のプリントをくれた
何故、前にもらった
絵はがきに、
こぶしの絵が描いてあったのか
それがわかった
プリントの右側には
芸術は人間を慰めるものでなくて、
人間を強めるものである。
面白がらせるものでなくて、
かんがえさせるものである。
人間をひき上げるもの、進ませるもの、
がっしりさせるもの、
にちじょうの苦しみを撫するに姑息を
似てするのでなくて、その苦しみに堪える
根蔕の力を与えるものである。
と、高村光太郎の言葉が書いてあり
「握りこぶし」という詩と
「にぎりこぶしを見つめる」という
多分、彫刻家の詩が載っていた
その詩はこぶしを観察をしている様子が
書かれていて最後に
わたしはこのこぶしで、
何十本のペンを持ち、
何百人の手を握り、
何千回とカバンをかつぎ、
何百万字の文字を書く。
そして将来、何をつかむだろう。
と、しめている
彫刻家は物を掴みたがる。
つかんだ感じで万象を見たがる
彼の眼には万象がいわゆる「絵のよう」
には映って来ない。
〜中略〜
こんなふうに一人の彫刻家は人生までも観る。
そして左側には握りこぶしを描くコツ
が書かれてあった
なるほどそれであの絵はがきだったのか
こぶしの絵に言葉を添えるという…
それから、私も「こぶし」とオースケの
事を考えていた
そうしたら「ファウスト」はもともと
「拳骨・こぶし」を意味している
と言う事を知った
勝手に「こぶし」「ファウスト」「ヒトラー」
オースケから出たキーワードで読書する事にした
意外に繋がるから面白い