早いもので、師走ですねぇ・・・。。
師は走るとはよく言ったもので、僕の師にあたる方・
正木秀尚さんも忙しく走り回ってるご様子です。
来年から、岡山の美術大学で講師するらしいですしね。
(自由科目でお茶濁すって感じでなくて、いきなり必須科目の講義を受け持つそうです。)
同氏とは、考えてみたらもう二十年来の付き合いなんですよねぇ。。
・・・数字を見ると、長いですね。
(・・・自分の年齢というものも、思い知らされますけども。。^^;)
同氏の雑誌連載を請うファンの人も多いと思いますけど、しばらくは次代への講釈に忙しくしてそうですね。。
(・・・と言いつつ、ある日突然予想外の連載が舞い込んだりもするかも知れませんけど。
雑誌仕事なんて、案外そんなものですからね。。)
同氏いわく、「ここ二十年位の出版業界は、作家を大事にしてこなかった。
作家性なんてものはまるで信じなくなって、編集サイドの企画ありきで全てを進めて来た。
それで一時繁栄したが、そんなものが長く続くはずもない。
結果、作家は育たなかった訳だから。」・・・と。
・・・これは、全く、そうだと思います。。
「作家性」というものをことさら言い過ぎるとまたおかしな話にはなりますけども、少なくとも作家のいない「本」の世界に「おもしろさ」なんてあるのかな・・・?・・・って事ですよね。。
同氏は「出版業界は、長くサラリーマンの世界だった。でも、それは、もう終わってる」とも言ってました。
サラリーマン理論が全て悪いなんて事ではもちろんないです。ただ、それだけで通しては行けない所を通そうとし続けると、ジリ貧になるのは明らかだろう、と・・・。。
・・・何か、メンドクサイ話になって来ましたかね。。^^;
まぁ、とにかく。「ダメだ、ダメだ!」で終わるんじゃなくて、「こう考えるから、困った事になるんですよ。困らないようにするために、一度立ち止まってみて、やわらかく考えてみませんか?」って事を今やってる・・・って話でした。

・・・「技術だけ覚えて、心をなくしちゃ、ダメ」って事で。
さて、そのためには、どうして行ったら良いか?を考えるという。
・・・この宿題をこなして行くのは、やっぱり忙しいものだなぁと思う、今日この頃でした。。

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