先日、日曜日の昼間に観た番組。
「アメリカでヒットしている番組ベスト10!」みたいなのを紹介するコーナーがあった。
その中の一つに、いかにもアメリカらしい低俗かつ無神経な番組があった。
タイトルは忘れたが、「なんとか・リー」とかゆうアジア系コメディアンが「キム・ジョンイル」を演じ、「おまえは面白くない!処刑だ!」「ミサイル打ち込め!」などと、理不尽なことをいって笑わせる、いわば「キム・ジョンイル・ショー」。
金正日がヒップホップで踊って歌ったり、黒人の女と腰をくねらせるコーナーもあるのだ。
私は金正日北朝鮮という国に対し、よいイメージはまったくもっていない。どちらかというと、「脅威」。絶対にわかり合えない気もする。報道される北朝鮮事情、日本への対応などを聞いて怒りを覚えることもしばしばある。
しかし、一つの国の大衆番組が、ここまでの「国辱」をしても良いのだろうか?
この番組に対し、アメリカ人の薄ら笑いに対し、怒りを覚える私は「日本人」である前に「アジア人」でもあるとゆうことか。
「正義」と「愛国」の矛と盾。戦争が始まると「イマジン」を放送禁止にしようとする、自称「自由の国」。
ゴッド・ブレス・アメリカ
ミヤトビッチ古賀

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