「Confessions On A Dancefloor」
音楽よもやま
私の自慢の一つに「プリンス、マドンナ、マイケル・ジャクソンと同い年」というのがありまして、みんな1958年生まれ。同じ戌年生まれのミュージシャンといっても私とはエラい違いですな(全然自慢になってませんの・笑)・・・さて、そこでマドンナですよ。
私は普段テレビは全く見ないので最近の音楽事情はもっぱら雑誌頼みなんだけど、新譜レヴィユーでマドンナのアルバムが載ってまして、ほ〜久しぶりに聞いてみるかと思ったわけです。マドンナのアルバムなんぞ買うのは何年ぶりかなぁ。5〜6年前に「Music」というアルバム買って以来だな。で、結論から言うと「なまらいいっしょ」ということになります。
とっぱじめの曲は最近流行ってるみたいなんですが、あれだけ正々堂々と他人のフンドシで相撲とってるのはあっぱれです。なんか全編フレーズサンプリングのかたまりみたいで、まぁそれはそれで良いでしょう。なにより難しく考える事なく自然に身体が動き出すごきげんなダンスナンバーがノンストップで怒濤のように迫ってきますよ。ま、中には「どうやって踊るんじゃい?」ってのもあることはあるけどね。本日はウチのヤツ午後から出番だったんで、これ聴きながら晩飯作ったんだけど、振るフライパンも刻む包丁もリズミカルになってたいへんよろしい。当然、耳を澄ませてじっと聴き入るアルバムではありません。何かをしながら聴くにはもってこい。あるいは「iTunes」を起動して、フルスクリーンにしたビジュアライザをぼ〜っと眺めながらバーボンをラッパ飲みするのが似合うアルバムだね。
今回のサウンドのキモは「フィルター」だと勝手に思ってたりします。前回買った「Music」というアルバムのキモは「トーキングモジュレータ」でした。ほら、あのロボット声になるやつさ。今回は「むぉわ〜〜」という音から断続的に「ぎら〜〜っ」という音に変化する「フィルター」の処理を多用してますね。あと、コンプレッサー。いやもう、息が詰まりそうなくらいガッツリ圧縮したサウンドも聴けます。それと、今この投稿、茶の間の「BOSE」で聴きながら打ち込んでるんだけど、おっそろしくLowが出てるアルバムだな〜って改めて思ったりして。昼間に部屋の整理していて、いつもリファレンスにしているSONYのパワードスピーカーで聴いた時はそんな感じはしなかったんだけどな。もう少し解像度の高いスピーカー欲しくなってしまった。
気持ち悪くなるくらいの大音量で聴きたいもんです。そう、二日酔いの時に聴いたら酔いがぶり返すくらいの音量でね。で・・・踊るんです。そう、恥も外聞もなくね。
ん〜〜〜〜恐るべしマドンナ47歳!